ハワイに本店を持つハンバーガーショップ。日本では、97年に青山に1号店がオープンして以来、徐々に店舗を増やしている(渋谷・五反田・神田・丸の内・お台場・鎌倉・大宮・浦安・大阪など)。そして私の地元横浜にも2店舗あるので、今回はそのうちの1つ、赤レンガ倉庫店を紹介しよう。(もう1つは2006年8月にオープンした横浜東口のベイクォーター4Fにある)
その店は、赤レンガ倉庫2号館1階の奥まった場所、サンドイッチ、飲茶、クレープなど様々な店が並ぶ中にある。ハワイアンな雰囲気で、カウンターにいる店員が「アロハ〜」と声をかけてくるのですぐにわかるだろう(?)。
さて、私は普段そんなに食べないハンバーガーであるが、この店のハンバーガーは人にも勧めたくなるほどの魅力がある。まずは、なんといってもそのボリュームだ。Lサイズ・Mサイズではなく、1/3LB(パウンド)=150g、1/2LB(パウンド)=230gの2つから選ぶのだが、150gでもかなりの大きさと厚みがあり、小食の人なら充分腹いっぱいになるだろう。だが、男なら1/2パウンドを行ってほしい。
注文を受けてからハンバーグを焼くので10〜15分ほどの時間がかかるが、楽しみに待とう。写真のとおり、半分に分かれた形で出てくるので、ケチャップやマスタードをかけて重ねあわせるのだが、これが某ビッグマックも真っ青の厚さになる。添えてあるフライドポテトもカリカリとしていて旨い。
黒ケシの実がまぶしてあるパンは、フランスパンを柔らかくしたような食感。ハンバーグは焼きたてで柔らかく、アツアツのまま出てくるので満足感ばっちり。アボカド、ピクルス、ベーコンなどは別料金で好きなようにトッピング可能。トマトにレタスは別個に食べても旨そう。どの具材も存在感抜群である。パンも種類を選べるし、チーズバーガーの場合は5種類のチーズから好きなものを選ぶことができる。ハンバーガー以外にサンドイッチの種類も豊富にあるが、やはりこの店に行くとハンバーガーが食べたくなるので、まだ試したことはない(笑)。
1個あたり800〜1000円と、そのぶん値段は高いのでB級好きの私としてもそれが唯一の不満ではあるが、それに見合ったものは味わえると思う。一応、ランチ・ディナーとも日替わりで3種類のセットメニューがあり、曜日によってメニューが変化。たとえばチーズバーガー(1/3LB)とドリンクとポテトで1030円という具合に通常よりも少し安く食べられる。
身近なマクドナルドなどのハンバーガーに比べ、洋画に出てくるバーガーは、なぜあんなに旨そうなのだろうと思っていたが、本場のバーガーとはこういう物のことを指すのだなあと、この店で実感した次第である。(哲坊)
|