ファミコン探偵倶楽部・消えた後継者 (任天堂)

アドベンチャーゲーム
昭和62年(1987年)発売

ファミコン(ディスクシステム)
ファミコンミニ

評  価…★★★★★★★★8

サウンド…★★★★★★★★★9


 明神村の綾城家をめぐる殺人事件を、探偵の卵である少年が調査するアドベンチャーゲーム。前編・後編の2枚組で、後編は前編の1ヶ月後に発売された。私もそうだが、当時リアルタイムにプレイして先が気になり、後編の発売が待ち遠しくて仕方がなかったプレイヤーも多いことだろう。

主人公が高校生の少年であり、自分の当時の年齢と合っていたせいもあって、非常に感情移入がしやすかった。グラフィックは当時のレベルでありながら、それがかえって想像力をかきたて、ディスクシステム独特の音感とあいまって、心地よい臨場感と、とてつもない恐怖感をプレイヤーに与えたものだ。唐突に出てくる首吊り死体や、墓をあばく場面などは、今のリアルなグラフィックでは、生々しすぎて面白さが半減するかもしれない。

場所移動した際の読み込み時間も、本当に移動しているような感覚だったので、あまりイライラしなかったように思う。ストーリーも秀逸であり、主人公の境遇が明かされる場面では当時、コントローラーを手に泣いてしまったほどである。ゲームで泣いたのはこれが初めてだったかもしれない。今でもディスクシステムを手放せないのはこのゲームのせい。(哲坊)


語る! 「ファミ探1」

Lianger 殿

ディスク版であったが、当時、まだ小学生の私にはとても怖い作品で、刺激的であった。サウンドも凝っていて、哀愁があった。当時のゲームは画像こそリアルではないが、いまのパソコンゲームには無い、味・においがあったように思う。「鬼ヶ島」シリーズもまた同様であった・・。あの類のゲームはもう出ないのであろうかと思うのは私だけだろうか?
評価…★★★★★★★★★9

まくれ殿

このころの任天堂のディスクシステムゲーは、傑作多し。このゲームもそのひとつ。ストーリーに集中できる程よい謎解きと、恐怖感。思えば、この頃からすでに任天堂のソフトには安心感がありました。任天堂の前編・後編モノに、はずれナシ。現在プレイできる機会は、そう無いとは思いますが、ぜひ一度プレイしてほしい秀作です。
リメイク版求む!!(笑)
評価…★★★★★★★★★9

うらべ 殿

このゲームをやった当時は私は11歳で(現在の年齢がばれるなあ)、「遺産相続をめぐる綾城家の確執」というテーマが少々理解しづらかった・・・のだが、クライマックスシーンには驚愕させられた。折りしもプレイ時は雷雨で、大声で叫び、家族に怒鳴られた思い出がある。あれから16年が経過した今でも色あせないそのストーリー性、キャラクター性、恐怖度は是非後世に語り継いでいくべきものである。(03.4.28)
評価…★★★★★★★★★★10

SMILE 殿

とにかく素晴らしいできでした。小学生自分ではありましたがほんとにゲームをしていて怖いと思い今でも強烈に印象深いゲームとなっています。そしてBGMも最高で、今でも耳に残るほどのものです。
恐怖を歌ったゲームというのはたくさんありますが、そのほとんどはハードの描画性能にたよるゾンビやスプラッター的なものだと思います。しかし、当時そうゆう事ができなかったからこそできたゲームといえます。テキストと絵だけから想像力をかきたてられ心理的な恐怖を無限に広げられたのだと思います。ぼくらの世代ではないと解らないかもしれません。今の子供達にこのゲームはどう写るのでしょうか、興味があります。(03.12.4)
評価…★★★★★★★★★9

いくつかのイカリ 殿

怖い&面白いと聞いていたので、ディスクシステムがあったらやっているのにな…と思っていたところ。なんと、ディスクシステムを持っている友人がコレ持ってるじゃないですか。(笑)で、早速、AVケーブル(黒の一本コード)が繋いであるテレビが幸いにしてあるので本体ごと借りて(爆)やらせてもらいました。怖い怖いと言われていたので
「まさか、さんまの名探偵を越える心臓に悪いゲームは無いだろ」とかタカをくくっていたんですが…やべぇ!!これ「
さんまの名探偵」の再来だよ!!怖いよ(泣)(詳しくは、同タイトルの僕のレビューを参照してください) とにかく、曲と、効果音と状況の唐突な演出が絶妙で心臓に悪い悪い。特に怖かったのは、多少長いローディングのあとにドババーン!と大写しになる、第一被害者の変わり果てた姿と、墓荒らしのイベントでしたね。(墓荒らしのイベントの後、怖くて手がつけられません)
ちなみに、前者のイベントのローディング中に、缶コーヒーを飲んでいたんですが、あまりに描写と効果音が怖すぎて缶コーヒーを手から滑らせてこぼしました。(汗) 当時のアドベンチャーゲームって皆、心臓に悪い曲が多いんですが気のせいでしょうか? このゲームは捜査がある程度まで進んだら、一旦探偵事務所に戻るんですが、このシステム、後に登場する名作推理ゲーム「クロス探偵物語」でも採用されてます。(製作会社がまるで異なりますが) 最後に、これからやりたいと思う方に助言一つ。発見時などの曲も心臓に悪いので、こういうのが苦手な人は音量0でやった方が良いです。点数は、アドベンチャー面での点数です。効果音を加味すると、測定不能…もう勘弁してください。(04.1.30)
評価…★★★★★★★★★9

哲坊

「さんまの名探偵」は全編パロディなので、あまり現実的な怖さはありませんでしたが、本作は山村を舞台にした妙にリアルな設定なので、真に迫った怖さがありますな。確かにトラウマになりそうな(笑)。でも、これが単なるホラーゲーという評価に終わらず、現在にも語り継がれているのは、アドベンチャーゲームとして完成されているからに他ならないでしょう。音楽も、一度聴いたら忘れられない名曲揃いなので、音量ゼロにしたらもったいないかも(笑)。(04.1.30)

やんや 殿

今にして思えば怖い、怖すぎるゲームでした。欲望渦巻く遺産相続から、土着的な風習の中で起こる殺人事件は、まさにアダルトな横溝正史的世界ですが、それが主人公が少年ということでプレイヤーとの間に親近感が生まれ、それがゲームとしてすんなり入っていけるのは秀逸。さらに主人公の過去の悲劇と、ラストにかけての息をもつかせぬ展開は圧巻。まさに日本を代表するアドベンチャーゲームの金字塔。音楽も良かった。サントラ出して! (04.2.19)
評価…★★★★★★★★★★10

じょー 殿

言わずと知れた任天堂の名作ですな。はっきり言って怖いの一言。あの真っ赤な中間タイトル画面に何度背筋を凍らせたことか。まだ十代の自分には刺激が強すぎる殺人現場風景、そして音楽。手鏡を和尚に見せた時の反応や墓暴きのシーンは夜一人ではできないです(多分今でも...)。当時斬新な主人公の記憶喪失から始まり、恐怖の中盤が過ぎるとどんでん返しの感動のエンディング。ニクい演出じゃありませんか。もう一度やってみたいゲームの最有力候補のひとつですな。(04.4.14)
評価…★★★★★★★★★★10

lilith 殿

自分では評価できないぐらい、本当に素晴らしい作品です。part1・2両方とも、自分のゲーム史の中で忘れることができない名作です。今、学校に勤務させてもらっていますが、大きな鏡があるとついつい鏡を覗き込んでしまいます。いま、毎週やっている、お決まりの展開・シリーズ物の推理サスペンスを観ても全然興味がわきません。ぜひ、この作品を映像化してもらいたい、でも、本来ファミコン探偵団が持つ魅力を失ってしまいそう。(04.8.1)

カリュード 殿

思えば、このゲームを最初にプレイしたのは16歳。ファミ探の主人公と同じ歳でした。だからでしょうか、ものすごく感情移入してプレイしました。そして現在、ファミコンミニで発売された「ファミ探1」をプレイし終わりました。すでに子供から大人になり、いろんなゲームや映画に出会った今の自分に、ファミ探1はどう映るか、楽しみでした。

結論、ラストではまた涙してしまいました。確かに、システム面に難はありますが、今でも色あせない音楽、普遍的なストーリー、そして、「子供が遊んでおもしろいゲームを作ろう」というスタッフの熱意が、そうさせたのでしょう。(スタッフロールに横井軍平さんの名前に今更気づきました。あれっ、2だったかな?) そういうわけで、ファミ探1は、今でも私の中で永遠の名作であることを確認できました。スッタフの皆さん、ありがとうございました。(04.8.25)
評価…★★★★★★★★★★10

ランブリングソウル 殿

初めて投稿します。宜しくお願いします。タイトルが軽かったので、ほのぼのしたゲームなのかと思って買ったらこの有様です。多分、死体そのものをリアルに描いたADVは初めてだったんじゃないでしょうか?当時私は家族のいる居間でプレイしていたのですが、第一の被害者の画面を親が見て「こんなのやっちゃいけません」とたしなめられました。

難易度は高めで、メッセージスピードも遅かったですが、とにかく先を見たい一心でプレイ。終盤、墓を掘り返すところなど泣きそうでした。ミステリ好きの人は犯人を見抜いたようですが、私には見当も付かず、ラストは「お、お前だったのかあっ!」と叫んでしまいました。任天堂の思う壺です。リメイクして欲しい…いや、して欲しくないな。当時の限られた表現が生んだ「行間の恐怖」こそが味ですからね。(05.4.28)
評価…★★★★★★★★★9

ロコちゃん

ここのレビューで高評価だったのでファミコンミニで購入しました。最初のうちは全然余裕だったんですけど、後半にかけてどんどん謎が解けていくうちに怖くなって、手が震えてきました。最後の迷路のところで1歩1歩進むのが非常に怖かったです。(05.9.4)
評価…★★★★★★★★★9

 



ファミコン探偵倶楽部・後ろに立つ少女 (任天堂)

アドベンチャーゲーム
昭和63年(1988年)発売

ファミコン(ディスクシステム)
スーパーファミコン(任天堂パワー・ロッピー書き換えシステム)
ファミコンミニ

評  価…★★★★★★★★★9

サウンド…★★★★★★★★★9

 
(左がファミコン版、右がスーファミ版。同じ場面を比較してみた)

舞台は前作の2年前という設定で、主人公が名探偵の空木と出会い、
助手になるところから物語は始まる。
ある日、丑三津高校の女生徒の死体が、近所の河原で発見された。
ひょんなことから事件を調査することになった主人公は
少女の友人や親、学校関係者に近づき、事件の核心に迫ってゆく。

「夜、ひとりで学校の廊下を歩いていると、
 誰かの呼ぶ声がする。振り返ると、そこには血まみれの少女が立っている」

…という学校の怪談調のスーパーで始まるこのゲーム。
とにかく…怖い。前作ほど死体の出番は少ないものの、
学校という身近な舞台で起こる出来事に加え、
物寂しげな音楽に、何度背筋が凍りついたことだろう。
誰もいない旧校舎の裏、薄暗い美術室、そして学校にはつきものの怪談…。
学校生活を送った者の恐怖のツボを、見事にとらえている。
クライマックスなどは、1度見たら忘れられぬインパクトがあるし、
怖さの質は違うもののあの強烈さは、バイオハザード以上であった。

人物設定、ストーリーの盛り上げ方も秀逸。
前作よりもキーレスポンスが良くなり、遊びやすくなっている。
ローソンの機械で書き換えられる、スーパーファミコン版も実に
よくリメイクされているが、ディスクシステムが元気ならば、
是非そっちをやってみてほしい。やはり前・後編2枚組。(哲坊)


語る! 「ファミ探2」

りょう0226 殿

クライマックスの怖さは間違いなくドラクエの「お気の毒ですが」に匹敵するだろう。SFC版は怖さと難易度が激減していてものたりない。が、新要素もあるのでやってみて損はないでしょう。(03.1.21)
評価…★★★★★★★★★★10

あゆみ 殿

前作よりも怖い!でもまたやりたくなる。当時私も小学生でした。ファミ探一作目のように次々と人が殺されたりはしませんが、あの怖さは一作目を上回ります。詳しくは書けませんが(わかる人にはわかるカナ?)物語が進むに連れ、たぶんあそこだな…→ん?違うのか。こっちか?→うわーもうすぐだよ…ドキドキ(ここら辺で恐怖が極限状態)→あらら?違うのかよ→ひぃぃぃ!いきなりキター!(怖)

といった前作同様のどんでん返しがあります。あのクライマックスの後、しばらく○○○が見れなかったのを思い出します。今の時代のようにゲーム自体の容量もグラフィックスもまだ全然発達してなかった頃だけに、シナリオと音楽の相乗効果がもたらす恐怖は秀逸。でも怖いだけではなく、ちゃんと泣かせ所があるんですね、さすが任天堂。ファミコンミニで是非復活して欲しい名作!(04.4.14)
評価…★★★★★★★★★9

カリュード 殿

ファミ探1でレビューした通り、このファミ探2もリアルタイムでプレイしていました。正直、どうしても1が偉大すぎて、比べながらやったものですから、2の前編をクリアーした時点で、「1のほうが…」と思っていました。そして後編のクライマックス、ある人物の●●を読んでいるところで、「なんだ、もう終わりか…。やっぱり1が…」などと考えている刹那、あの衝撃的な展開が!あの時、弟とプレイしていたのですが、時が、止まりました。

ある人物の叫びのテキストを、目では読んでいましたが、頭では理解できず、5秒ぐらいの空白のあと、弟と大騒ぎしました。あれほどの恐怖を味わったのは、初めてでした。もしかして、制作スタッフの方は、私たちの心理を読んでいて、「この辺でもう終わったと思ってるだろう?ファミ探2ってイマイチだ とか思ってるだろう?そうはいくか、これでも喰らえ!」と、あのシーンを作ったのでしょうか?そうだとすると、見事にやられました!でも、怖すぎるよあのシーン…。トラウマになっちゃうよ…。ところでこのゲームもファミコンミニで再プレイしたのですが、例の時が止まる瞬間のタイミングを計り間違えて(まだここではないと思っていた)、15年ぶりにギャー!やっぱりトラウマになってました…。(04.8.25)
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

本当に、「あの瞬間」は今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。これから先も、ずっと忘れることはないであろうほどの衝撃でした…(笑)。1,2ともファミコンミニ版が発売されたのは喜ばしい限りです。(04.8.25)

一番星 殿

1作目もかなりの秀作でしたが、この2作目はなんといってもラストにかけての展開がとてつもなく面白く、さらに怖いことにある。天候が崩れて薄暗くなっていく学校前。そこから息をもつかせずエンディングに流れていくストーリーは圧巻。強烈などんでん返しもあるけど、ほんとうにビビるのはまさにその後!!!夜、ひとりでプレイできないゲームを作るとは、これはスゴイことだと思う。(04.9.27)
評価…★★★★★★★★★★10

ZAN 殿

最近、ファミコンミニでクリアしました。思ったのは、「リアルタイムでプレイしたかった」ということ。今やってこれだけ面白いのだから、当時やってたら確実にハマりまくっていたはず。ラストも今見れば少し驚いた、程度ですが、おそらく当時やってたら大騒ぎしていただろうなぁ〜と。・・・そこだけが残念。(06.8.5)
評価…★★★★★★★★★9

もこみっちー 殿

このゲームの情報をインターネットをしていてふと見つけ、昔「さんまの名探偵」が好きだった私はものすごく興味をそそられて、急いでゲームショップへ行きファミコンミニ版を買ってきて早速軽い気持ちでプレイしました。ところがどうでしょう(笑)昔の作品とは思えないリアルな描写・ハラハラビクビク(笑)のスリリングな展開・ストーリーにより一層恐怖を引き出す音楽・・・そのとき私は2階の部屋で独りでやっていたのですが、すでにトイレさえ行くことがままならなかったです。ちなみに私は今19歳です(笑)とりあえずラストのラストのあの人が今でも頭から離れないほど怖いです(汗) こんなにおもしろい(違う意味で)作品はこのシリーズだけですね!これから消えた後継者も探してプレイしようと思います。(06.8.5)
評価…★★★★★★★★★★10

いくさ人 殿

「あの衝撃」についてはウワサには聞いていたんだけど、「しょせんファミコンレベルでしょ? 小学生相手とかだと衝撃なんだろうケド、いい年になったウチからしてみるというほどたいしたことないんでしょ?」・・・すみません。やられました。なんていうのかな、ほかの人も書いてたように「なんかある」とはわかってたんだけど、ちょっと一息入れたところに・・!!!知っててこの衝撃だからまったくその存在を知らないでやってたら声出してたかも。06.11.5
評価…★★★★★★★★★★10

貴殿の投稿が、この頁を作ります。


この紹介文についてのご意見、またはこのゲームのレビューを
お聞かせください。追って、当頁に掲載させていただきます。

●今回、レビューしていただけるタイトル名は?

●ではそのゲームについて語ってください。


●このゲームを1〜10の数字で評価すると?
 ( )内の言葉は一応の目安ですので、補足があれば上に書いてください。

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