機動戦士ガンダム 連邦vsジオンDX (バンダイ&カプコン)

対戦型アクション 2001年12月発売 6800円

アーケード、
プレイステーション2
ドリームキャスト

評  価…★★★★★★★★8

サウンド…★★★★★★★★★9


 ある日久々にゲーセンに行くと、どこからか聞き覚えのある歌が流れてきた。妙にノリがいいので、よおーく聞いてみると…

「あい ふるえる〜あい それは 別れうた〜」そう、あの名曲「哀戦士」のテーマではないか。音楽は、何台も連なったゲーム機から発せられていた。それまでは、よくあるガンダムゲー、よくある3D格闘ゲーとしか認識していなかったのだが、その曲を聴いたとたんに気になってしまい、ゲーム画面を食い入るように見つめたのだった。それが出会いだった。もちろん、プレイはしなかったし、未だにアーケード版はしていない。もう10代〜20代の若人たちと対戦するほどゲームに熱くないからだ。

調べてみると、PS2に移植もされているらしい。しかし、移植版だ。アーケード版と比べると見劣りするのかもしれないと思い、しばらく放っておいた。で、結局買ったのはつい最近。1ヶ月ぐらい前のことだ。あれからすっかり忘れていたのである。やってみると移植度は抜群で、おまけのミッションモードもついている。さすがにPS2。アーケードゲームと何ら遜色ないどころか、プラスαの内容となっている。

結論からいうと、これまでのガンダムゲーの中で一番の出来だと思う。何しろ制作しているのが、あのカプコンなのだ。「バンダイとは違うのだよ!」といったところか。内容は、初代ガンダムの原作の流れに沿って、2対2のチームバトル形式で進行する格闘ゲーム。1人でプレイするもよし、友人と協力するもよし、戦うもよし。これまでのガンダムゲーで一番の問題点だった操作性も随分と洗練されている。最初のうちは格闘戦が難しいが、慣れれば結構いける。グラフィックも、モビルスーツの質感などがリアルだし初代ガンダムに登場するMSをすべて網羅している。操作性がいいので、本当にモビルスーツを動かしているような気分にもなれる。演出面もいい。勝利するとスローモーションで敵モビルスーツが崩れ落ち、爆発するのだが、それがたまらなく格好いいのだ。自由度も高い。アムロがズゴックやボールに、シャアが旧ザクやガンキャノンに搭乗することだってできてしまう。腕が上がれば、ジムでア・バオア・クーに乗り込み、ジオングを撃墜することもできるのだ(私はコンティニューなしでは無理だが)。

ミッションモードは、一兵士として「一年戦争」に参加できるのがいい。ただ、主人公がいくら頑張っても大勢に影響はないのと、ジオン側でプレイした場合、ガンダムや、カイのガンキャノンなどが堅過ぎて倒すことができない。(こっちはアムロ・ガンダムに撃たれたら致命傷なのに)最終面まではやられっぱなしになるので悔しい。原作に忠実すぎるのも欠点といえば欠点だが、ある意味、シャアとアムロの戦いの場に飛び出してやられる、名も無きパイロットの悲哀を味わうことができるのも事実。

特筆すべきは音楽。ジャブローでは先に挙げた「哀戦士」が流れるほか、ア・バオア・クーでは「めぐりあい」、エンディングでは「ビギニング」と、原作映画のままの曲が流れる。気分はもう、カイ・シデン(ジャブローにて)。それ以外にも原作のBGMが多用されている。シャアでプレイすると「シャアが来る!」が流れたのには笑った。SEもMSごとに違う歩行音や武器の発射音が用意されていて、実に凝っている。

「哀戦士」は、2000年に発売されたPS2版初代「ガンダム」でも聴けたらしいが、あれは操作がやたら難しくて、友人の家でちょっとプレイしただけでは、とてもそこまでは辿りつけなかった。残念なのは、曲が途中で切れてリピートになってしまうところ。DVD−ROMなんだから、なんとかしてほしかった。そういった細かい欠点もあるが、私のような「ガンダムはファースト」という男には、最適のガンダムゲームだと思う。(02.11.2 哲坊)

http://www.gundam.channel.or.jp/goods/videogame/evsz_dx/ (公式サイト)

語る!「連邦vsジオンDX」

王方 殿

対戦が燃える!駆け引きがとてもおもしろく、緊張感もあってイイカンジです。(02.11.15)
評価…★★★★★★★★8

韓信大元帥 殿

このゲームはPS2に出た後即買いましたね、ゲーセンでつぎ込んだ金では累計1万近く使っていると思います(やりすぎ)。哀戦士の曲が流れた時は思わず「荒野を走る 死神の列」とか思わず口走ってしまいました(笑)。個人的にはガンダムよりもシャア専用ゲルググの方が好きなのですが皆さんはどうでしょうか?それと噂ですがZガンダムを題材とした続編が出るようです。(03.3.4)
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

個人的に使いやすいと思う順に5つ挙げると…ガンダム、ゲルググ、ズゴック、ガンキャノン、ザク…といったところでしょうか。グフも捨て難いけど、接近戦が終盤は辛くて…。実は、ジムが一番好きだけど装甲薄くて…(笑)。(03.3.4)

アムロ・アズナブル 殿

このガンダムDXはすばらしい出来でしょう むかし遊んだプラモデルが動いて戦ってる様がリアル!実ははじめはなんて難しいゲームなんだと思っていたけれど年数がたつにつれてうまくなってくるとまるでアムロ・レイになった気分でたまらない〜。でも対戦が面白いんだけどね よくゲーセンで対戦で負けると台をたたく奴いるでしょう あれって本当に口惜しいんだなぁ〜て思うね だから勝ったこっちは気分いいけどゲームなんだから機械にあたるなよ!

でもなぜか対戦相手には何一つ文句言わないんだよね この間はたたかれたお陰で機械止まってしまい「おいそうゆことやめろよ」って言ったら「うるせーバー○」っていわれたのでとりあえず定員に話したら怖そうなお兄さんたちがきてつれていちゃった。おとといきやがれ!

うわさではZガンダム エウーゴVSティターンズが9月ごろに出るらしい(Zガンダム、百式、リックディアス、MK−U・・・ets・・らしいぞ〜)!たのしみだ〜! でもできればベースはこのガンダムのようなシステムでモビルスーツを前のやつも使えたり出来たらいいなぁ〜(03.7.26)
評価…★★★★★★★★★9.95

Zephyr 殿

このゲームのスゴいところは、徹底的に原作の再現にこだわっているところです!BGMや格MSの足音・射撃の音は、すべて原作と一緒ではないでしょうか? Gファイターのビーム砲やエルメスのビットの音まで再現されているのにはビックリ。そして何より素晴らしいのは、個人的に思い入れのある劇場版の要素がふんだんに盛り込まれていることです!名曲「哀・戦士」に「めぐりあい」「ビギニング」が挿入されているのに加えて、ミッションモードで、ア・バオア・クーのホワイトベースを防衛する(または攻撃する)シーンでは、WBの護衛としてガンキャノンが2機登場するのです!原作のムービーなどに頼らずとも、こういう演出のしかたで魅せるということを、バンダイも見習ってほしいと思います。

あと、「シャアが来る」についてですが、TV版で一瞬だけ使われていたこんな曲をよくも拾ったもんですな。ちなみに、カラオケでは自分の十八番だったりします(爆)。ガンダムを良く知らない人でも、「シャア!シャア!シャア!」というくだりで、たいていの人はひっくり返ってしまいます。 (03.7.26)

哲坊

「哀・戦士」「めぐりあい」「ビギニング」…。これは原作のファンにはたまらない演出ですね。しかし、先ごろ発売になった3部作DVDは、クライマックスで「哀・戦士」や「めぐりあい」が流れないというひどい物だったようですな。ガンダムにまったく思い入れのない人がプロデュースしたとしか思えない。原作がゲームに負けてどうする…?(03.7.26)

kamikaze殿

友人の家でやったんですけど、操作がつらかったです。アーマードコアに慣れてるんで、慣れるのに凄い時間がかかりました。ガンダム見ていないので内容が良く分からないうえに、対戦しかやらなかったんですけど、対戦はなかなかに面白かったです。コストによって、強いキャラはリスクが大きいというところが良かったです。

でも、アーマードコアに比べると、画像が少し悪かった気がします…あと、対戦時の弾の回復速度をもう少し早くしたほうが、スピィーディーな展開になったと思いますけど…。若干酔いやすいところ以外は特に気になるところはありませんでした。点数はもう少し高くつけても良かったと思うんですけれども、話がよくわからなかったので、1点ほど下げました。 (05.4.28)
評価…★★★★★★★7

木野誠 殿

やはり効果音にとことんこだわっているところが好感度大です。ガンダムのビームライフルとジムのビームスプレーガンの発射音をきちんと分けているゲームは意外になかったんですよ。これもPS2のおかげかなと思います。

音楽も哀・戦士、めぐりあい、ビギニングが使用されていてグッド。何故か砂の十字架は使用されていない。確かに映画劇中では使用されなかったけど。やっぱりカプコンは違いますね〜。ギレンの野望も最初はCSKに下請けだしたからいいゲームになったんですよね。

難点を挙げるとしたら
・破壊された際に人間ぽい倒れ方をするのがいただけない。
・格闘戦が必要以上に懲りすぎている。シャア専用ザクのバック宙とか。
・連邦のMSがあまりにも少ない。

ぐらいでしょうか。MSについてはテレビ版を元にしているのでしょうがないのですが、ジムスナイパーとかジムライトアーマーとかは使ってみたかったですね。(05.4.28)
評価…★★★★★★★★★9

いいじい 殿

もう皆さんご存知かもしれませんが、DVD三部作の効果音・BGMの仕様がむちゃくちゃに変わっているのは原作者である富野氏の意向のようです(本人のライナーノーツがそのようなことを匂わせています)。その他もろもろの情報と考え合わせると、大雑把に言ってこんな感じのようです。

富野氏はガンダムをロボットヒーロー物として商業主義的な売れ線に乗せることにはずいぶんと葛藤があったようです。アニメ放映当初「ガンダムさえかっこよきゃ他のはどうだっていいんだよ!」というおもちゃメーカーの言葉にブチ切れてジオンのモビルスーツデザインはテキトーにしたとか。おもちゃを増やす目的が見え見えのGパーツやモビルアーマー、ギャンなんかは映画でバッサリ切られてますね。効果音・BGMも「戦争のリアリティを表現しないものは切る」という方針だったようです。

例えばビームライフルとスプレーガンの発射音の違いは理論的には根拠はないわけですね(「強そう」と「弱そう」というだけ)。駆動音も同様。で、変更。さらに『哀・戦士』『めぐりあい』はなんとエンディングにまわされており、ともにクライマックスのジャブロー、ア・バオア・クーでは流れません。盛り上げる音楽はともすれば戦争を美化しかねないということなのでしょうか。そんなことしたってウチの息子たちは嬉々として戦闘シーンを見てますけどね(笑)。アニメなんだから「かっこいい」と思ってあたりまえだっつーの。

と、DVDでは泣きを見た私でしたので、当然ながらこのカプコン版にはハマりました。「音が……!!」もうこれだけでイッちゃいました(笑)。操作性抜群、宇宙では360度全方位戦闘が可能。オールレンジ攻撃がまさか再現されるとは!ミッションモードのア・バオア・クー宙域はファン感涙です。10年経ったら息子たちにやらせるべくせっせと教育中の私でした(まだゲームは触らせていないので)。(06.3.15)
評価…★★★★★★★★★9

 
◆◆◆

機動戦士Zガンダム エゥーゴvsティターンズ (バンダイ&カプコン)

対戦型アクション  2003年発売

アーケード、
プレイステーション2

評  価…

サウンド…


 
語る!「エゥーゴvsティターンズ」

木野誠 殿

連邦vsジオンの続編なんですが、ハイパーコンビネーションとかいろいろ追加されています。パラスアテネ、バーザム、バイアラン等が登場しないという欠点もあります。しかし、私が考える一番の欠点は「Z時代の戦闘がこんなにのろくて良いのか!」ということです。ホバー移動しているのにザクの歩行速度とあまり変わらないし、せっかくの可変MSもほんの5秒程度しか飛行できない。原作を見て下さい。Zやアッシマーは大気圏を無制限に飛び回っていますよ(ダカールの日)。百式、マーク2だってホバー移動でスイスイです(ジャブローの風)。

つまるところ、前作のシステムでZ時代の戦闘を再現することが無理なんですよね。ゲームとした場合飛び回っているアッシマーやZにビームを当てることが出来るかどうかというのはありますが、飛行時の挙動がおかしいというのもあります。これは前作のモビルアーマーもそうなんですが、バーニアが後部に集中しているのに、空中、宇宙であんな極端に旋回できるはずがない。もう少し慣性等を考えた挙動であれば、当てやすくなるはずです。システム的な不満があるためとりあえず6点です。05.12.4
評価…★★★★★★6

 

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