ロードランナー(ハドソン)

アクションパズルゲーム 1984年発売

ファミコン
アーケード、各種パソコンほか

評  価…★★★★★★★7

ファミコン本体発売から1年後に登場した、サードパーティ(任天堂以外のメーカー)作品第1号ソフト。アメリカのブローダーバンド社がパソコンのAppleIIで出した名作を、当時無名だった北海道のメーカー・ハドソンが移植し、見事100万本を突破する人気ソフトとなる。

穴を掘って敵ロボットを埋めたり逃げたりしながら、金塊をすべて集めて脱出するのが目的で、ステージ数は全50。単純そうで実に奥が深い、アクション性とパズル性を組合わせたゲームの先駆けだった。のちにヒットする「ボンバーマン」シリーズの主人公は、この作品の敵ロボットが原型である。同時期、アイレムの作ったアーケード版も登場し、こちらの方がオリジナル版のビジュアルに忠実だったが、ファミコン版と比べると全然違うゲームのようで、感情移入しづらかった。

のちに、パズル性・難易度をぐんと高めた「チャンピオンシップ・ロードランナー」が登場。前作がアクションとパズルのバランスが6:4ぐらいだったのに対し、「チャンピオンシップ〜」ではパズル性が極端に高まっていた。よって、ゲームとしての面白さには欠けたが、当時クリアした人には先着順の番号が入った認定証が贈られるのが話題を呼んだ。このときに、ハドソンは3000人目の達成者・毛利名人を世に売り出す。熱い時代であった。(哲坊)

ファンが語る! 「ロードランナー」

大喬 殿

 パズルゲームというジャンルを確立させた開祖のようなゲームではないでしょうか? ゲーム内容はいたって単純。ステージ上に置かれた金塊を全て集め、脱出用のハシゴを出現させ、ステージから退却すればクリアです。ステージ上には、3匹前後の敵が徘徊しており、それに接触するとアウト。

 プレイヤーに許された動作は、左右に動く、ハシゴを上る(下る)、綱を渡る、そして敵と対抗するための唯一の攻撃・レンガ床に穴を掘る、の4種類。掘られたレンガは一定時間が経過すると再生されますが、うまく敵が穴に埋まっている間にレンガが再生されると、その敵は生き埋めとなり、その場から消滅します。ただし、消滅したからといって、ステージ上から敵の数が減っていくわけではなく、決められた場所から敵は復活し、再びプレイヤーの行く手を阻みにきます。レンガ床を掘る行為は、敵を生き埋めにするためだけではなく、地面を掘って下層へ落下するという、道を作る役割もあります。

 いろいろなメーカーから、いろいろな形で発表されましたが、私はやはりファミコン版のロードランナーが一番好きです。キャラクターも可愛いし、隠れキャラ(果物)もあるし、自分でパズルを作れます。時代とともに、技も進化していき、時間差掘り(レンガを掘るタイミングをずらすことで、レンガの再生時間もずれる。これを利用して自分の脱出路を確保する技)や、頭上歩行(徘徊する敵の頭上に乗りながら移動することによって、通常の方法では取れない金塊をGETする技)などが生まれました。

 パズルゲームとしての難易度は、ロードランナーの第2弾「チャンピオンシップロードランナー」が恐ろしく高く、昨今のパズルゲームを見渡してみても、最高レベルにランクインされるほどの難しさだと思います。基本的に、頭を使うことが苦手な私ですが、このゲームはけっこうハマりました。
評価…★★★★★★6

哲坊

殺風景なビジュアルの中に突如として現れる果物は、なんだか妙に可愛くて、心が和みましたな。
りんご(100点)、バナナ(200点)、チェリー(400点)、トマト(800点)、カキ(1200点)、オレンジ(1600点)、すいか(2000点)、にんじん(2500点)の8種類がありました。すぐに消えてしまうので、取れないと哀しかった…(笑)。

まくれ殿

かなりハマった記憶が。一番上から下まで抜けるのに何箇所穴を掘っていけばいいか瞬時に計算して掘り下げて行くも、あと一箇所足りなくて穴が埋まっていくのをボォ〜ッと見つめてました。走馬灯のように蘇るあの時間。「死の宣告」はこのゲームが初めてだ!
本編よりも、ステージエディットに入れ込んでました。時間掘り、頭上歩行などを駆使したステージを作成、友人にプレイさせて穴に埋没するシーンを見てほくそえんでましたね。(03.6.12)
評価…★★★★★★★7

えーるぱぱ 殿

エディットにハマりましたねえ。敵の頭の上をひたすら歩かなければならないような無理な面ばっかり作っては弟に嫌がられた記憶があります。この後出たチャンピオンシップを見事50面クリアし、認定証をもらったのが子供ながらに自分が少し偉くなった気がしましたねえ。今は息子のオモチャとなっておりますが、「ロードランナー」と言わずに「ドドッチしてもいい?」と聞いてくるのが微笑ましく、やはりBGMってのは偉大だなあ、とつくづく実感している次第です、昔のゲームって本当にいい音が多いですよね。 (04.2.19)
評価…★★★★★★★★★9

満月殿

幼稚園児だった頃、家に帰るとすぐにテレビをつけてこのゲームで遊んだ思い出があります。1〜50面あるので、何回やっても楽しめるのは勿論、好きなステージから初められるのもポイントです。レンガを考えなしに消すと、自分の首を絞めることになる(苦笑)のと、敵が何度も復活してくるので、早くクリアしたい!と当時、プレイしておりました。三ヶ月程前に再び、やってみましたが、20年近く立つのに、いまだに遊べるというのは凄いですね。(05.7.12)
評価…★★★★★★★7

ハルコマ

小学生の時に手に入れましたが、当時はそこそこしか遊びませんでした。が、高校になって友人から「速度を自由に変える裏技」を教えてもらってからハマリました。鬼早くすると、1面ですらクリア出来ません。そもそも何秒も生きていられません。文字通りの秒殺です(笑) 死角からいきなり現れる敵、ありえないスピードで迫り来る敵は、あのレトロな画面からバイオハザード並みの恐怖を与えてくれます。裏技って偉大だなぁって思いました。今のゲームにはこういう裏技が無いのが少し残念です。もちろん、評価は裏技込みのものです。07.12.19
評価…★★★★★★★★★9

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