|
|
ジャンル アドベンチャー 発売 1985年 エニックス ハード 各種パソコン、ファミコン、iモード 哲坊の ★★★★★★★7(ファミコン版)

個人的評価
「ドラクエ」の制作者・堀井雄二氏のファミコンデビュー作。殺された悪徳サラ金社長「こうぞう」を殺した犯人を探すため、プレイヤーは部下の若手刑事「ヤス」に指示を与えて捜査を進めていく。サスペンス・ドラマの刑事になった気分を味わえる推理系アドベンチャーゲームである。
|
今をときめく堀井雄二、中村光一コンビが手がけた傑作。パソコンからの移植作品にしてファミコン初の推理もの。当時、私も含めた小中学生のファミコンユーザーにとっては、「パソコンゲーム」は高嶺の花であり、ゲーム雑誌や家電ショップなどのパソコンコーナーのデモ画面でしかお目にかかることはできなかった。 そんな時代背景もあって、パソコン版の時から名作の呼び声高かったこのゲームがファミコンに移植されることは、かなりの反響を呼んだ。テキスト主体の画面構成、多彩な登場人物はシューティングやアクションゲームしか知らなかった当時のファミコンユーザーに衝撃を与え、憧れだった「パソコンゲーム」の世界観を壊すことなく、その魅力をファミコン上でも充分に再現してくれた。また、操作法はパソコン版では当然キーボード入力だったのだが、ファミコン移植にあたって「コマンド入力」方式に改良。しかも、ファミコンは当時の低スペックパソコンよりもグラフィックが優れていたこともあり、立派なバージョンアップ版のひとつに仕上がっていた。しかしBGMは無く、人物がしゃべるときや、物がぶつかったとき、パトカーのサイレンといった効果音のみで、それがかえって想像力をかきたて、恐怖心があおられた。影絵で表された死体も不気味だった。 また、個人的には好きだったが、地下迷宮の存在は賛否両論を生んだ。あれは、ウィザードリィさえプレイしたことのない多くのファミコンユーザーには困難なほどの難易度で、そこで挫折した辞めてしまう子供ユーザーも多かったようだ。また、舞台が神戸や京都だったので、私のような関東の子供にとっては地理的にいまひとつピンと来ない感覚があった。 当時のロムだからセーブもできないし、パスワードもバックアップ機能もない(ただ、正解ルートを知っていれば10〜20分ぐらいで解ける)ので、今のユーザーには「どこが面白いの?」と言われるかもしれないが、練りこまれたストーリーやトリックは、現在でも違和感なく楽しめるレベルと思う。当時ちょっとしたブームだったパソコン・アドベンチャーの匂いを味わいたい人には是非おすすめしたい一本。今や携帯電話でもプレイできるようになって、時代の進化を感じさせる。(哲坊)
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~tindalos/portpia/ptmenu.htm (ファンサイト) |
大喬 殿 ファミコン初の、本格推理アドベンチャーゲーム。原作は、オホーツクに消ゆ、ドラクエシリーズなど、あまたの名作を生み出した堀井雄二氏で、これは彼の初期の作品っていうことになるんでしょうか。さすがに、日本中を震撼させた才能の片鱗が、様々なシーンでうかがえます。 このテの推理ゲームを制作していく中で、最も苦労するであろうと思われるのは、次々と増えていく容疑者の特徴を、自然な流れで、いかにわかりやすくプレイヤーに把握させるか、という点だと思うのですが、このゲームは推理ゲームがまだ出回っていなかった黎明期にも関わらず、登場人物の把握に混乱を覚えるようなことはありませんでした。 BGMのない単調なゲーム進行とは裏腹に、ドラマの流れは衝撃を受けるシーンが多く、追いかけていた人物が死体で発見されたり、それに伴って捜査が間違えた方向に進んでしまうなど、中盤から終盤にかけて、見せ場がてんこ盛りです。 グラフィックもまずいし、BGMなどいっさいなし。確かに、当時としてもゲームの完成度は低いかもしれませんが、ファミコン界にアドベンチャーゲームというジャンルの種をまき、後年の名推理ゲームたちを実らせたことは間違いありません。 もし、中古屋でこのソフトを見かけたら、ぜひともプレイしてみて下さい。「オホーツクに消ゆ」のような洗練された面白さはありませんが、黎明期ならではの深みを味わうことができるはずです。 ルパン 殿 当時自分が小学校のときに泣く泣く買ってもらったソフトで、とても懐かしいです。その当時は何がなんだか分からず、友達が持っていた攻略本を見てクリアしてしまいました。地下迷路は一度入ってしまうと入り口が見つからず、何度もリセットボタンを押してしまった覚えがあります。最後の詰めのかわむらのアパートから出てくるメモがなかなか出てこなかったのがとても印象的でした。ひらたの自殺、それに関係するこうぞうの甥のとしゆき、ひらたの娘ゆきこがゲームのオプションといった感じで、あまり攻略する上で関係なかったのが残念でした。自分の感想みたいになっていしまいましたが、大人がしたらシンプルながらも結構楽しめるゲームだと思います。(03.4.28) アイアン・F殿 当時私は、PC-6601でやり込みました。当時は、ロード方法が、テープなので20分ぐらいかかりましたが、その時間をわくわくしながら待っていた覚えがあります。たしか港で暗号を解く場面がめちゃくちゃ難しかった。数字ばかりの暗号で解き方が16進数の法則だったはずですが、当時パソコンを始めたばかりだった私には、かなり苦労しました。ほかの機種では、簡単に解ける暗号だったのに。とはいえ、当時でも、かなり面白く今やっても楽しめるゲームかなと思いますよ。(04.4.14) じゅうざ 殿 私の友達は7分でクリアしました。ちゃんと私の目の前で。時間も計りました。(笑)
(04.8.25) hiro 殿 こんにちは。私の場合は、このゲームに出会ったのは小学4、5年でした。何気なく友達の家に遊びにいった時、パソコン画面に珍しい画像が・・・そう!ポートピアです!!すごくやりたかったけど、さわれなくて悲しかった。その日からずーーーと欲しくて、何年かしてFCのカセットを友達からかりてやったときの嬉しさは、今でも覚えています。何日かすると友達が回収に来て、最後まで出来なかったんです!でも、22歳の誕生日にめでたく私の手元に来ましたが・・・・まさに迷路でドツボで、未だにクリアしてません!!今でも離れない言葉 モンスターサプライズ・・まだ、諦めずにやります。(04.10.25) しゅうちゃんパパ 殿 こうぞうの屋敷の地下迷路で迷子になり3時間も閉じこもった苦い経験のあるゲームです。今でも出口が見つかった時の感動は忘れられません。恐るべしこうぞうの屋敷!
(06.3.15) mammy 殿 現在20歳のゲーム脳世代ですが、このゲームが人生において一番楽しかった。あのシンプルさがよけい怖い。親戚のお姉さんの家で徹夜でやってもクリアできず、地下通路の進む音や映像が、深夜の小学生には、心臓えぐられるほど怖かったものです。「こめいちご」さえも解けなかったのが懐かしい。 結局未達成だったのですが、最近携帯で発見。リアル画像は不満ですが、クリアした時はいい年して泣きそうになりました。10年越しの思いだったもので。犯人知ってるくせに、プレイ中はあの頃と同じく、怖くてしょうがなかった。どんなグラフィックなホラー映画やゲームより、断然怖いです。心理的恐怖ありすぎ。(06.5.13) 哲坊 いい思い出ですね。深夜、親戚のお姉さん宅で…というシチュエーションも非日常的で怖さに拍車をかけていたんではないでしょうか。(06.5.13) キャプテンサワダ いいゲームです。しっかりオチがあります。箱からしてすでにネタバレしてる気がしますがソレは御愛嬌。気にしてはいけません。なかなかおもしろいです。このゲームの良さはミシシッピーと比べればよく分かります。07.12.19
何だか、「オホーツクに消ゆ」をファミコンに移植させるための試作品のような感もありますが、さすがは堀井氏。物語の完成度は、そこそこのレベルに仕上がってます。
これはおそらく、キャラクターの性格づけと人間関係が緻密に計算されており、それぞれに個性的な魅力と怪しさを持たせていたからだと思います。どいつもこいつも怪しいんですよねぇ〜。
そして、最後のクライマックスにおける、真犯人とプレイヤーのかけひき、真実を知った真犯人の悲哀と後悔など、暗いイメージながらも涙を誘うストーリーに仕上がっていて、なかなかにGOOD。
評価…★★★★★★★7
評価…★★★★★★★7
評価…★★★★★★6
評価…★★★★★5
評価…★★★★★★★★8
評価…★★★★★★★7
評価…★★★★★★★★★★10
評価…★★★★★★★7