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X
11
 

三國志X

三國志10

ジャンル

歴史シミュレーションゲーム

発売

平成16年(2004年)コーエー

ハード

WIN

哲坊の
個人的評価

★★★★★★★7

三國志シリーズ、記念すべき10作目は、VII〜VIIIで採用された「全武将プレイ」が復活。各武将は経験を積んだり、友好武将から教えてもらうことで、40種類以上用意された「特技」を習得し、ゲームを有利に進めることが可能となる。戦争には局地的な戦術を表現する「戦闘」と、大局的な戦略を表現する「戦役」の2段階がある。また、文官が活躍できる「舌戦」が登場した。

BGMが初代のアレンジを使用していたりして嬉しく、勇ましい曲が多くて好印象。グラフィックもいい。武将の顔も、一部の武将以外はクセが薄まり、格好良くなっていたのに満足(とくに呂布、馬騰など)。アジア人には見えない彫りの深さと、鎧などは気になるが。

「個人プレイ」制は、個別のクエストが加わり、8と9を経てかなり完成度が高まったように見受けられる。ただ、君主に仕えてからは結局、過去作品とあまり変わらない。

一騎討ちや舌戦はまずまず面白い。ジャンケン方式で飽きのこない造りになっているため、始めのうちは結構緊張感がある。しかし、時に強制的に一騎打ちになったりするので、何度も同じことを繰り返していると飽きが来てしまう。これをいちいち、自分で操作するのが面倒になるので、「オートモード」を搭載して、自動的にやってくれても良かったのではないだろうか。

また、義兄弟になれる人数が4人までで、プレイヤーの「跡を継げるのが義兄弟のみ」というのも納得いかない。私は、序盤で請われるままさっさと4人義兄弟を作ってしまったのだが、その後、兄弟たちはバタバタと死んでいき、自分だけが残ってしまった。彼らが死んでも新しい義兄弟は作れないので、自分一代で頑張ってクリアしなければならない状況に陥ってしまった。君主になってからも、親密度の高い配下すら跡継ぎにできないのは困った。

イベントが多く、史実に忠実に起こるのも特徴。ただ、私は在野武将からスタートして、呂布に仕えることにしたが、しばらくしたら曹操が攻めてきて、圧倒的な兵力差によって敗戦、あっけなく呂布滅亡。

ロードしてやり直してみたが、呂布とコンビを組んで許チョ、典韋と一騎討ちをするイベントがあるのだが、それに勝利しないと必ず呂布は滅亡してしまうらしい(つまり文官では絶対無理ということ)。

それに関連して、今作は史実モードと仮想モードがあるのだが、前者は強制イベントの乱発が気になるし、後者はイベントが起こらない代わりに武将の性格や相性がメチャクチャに。その「中間」、つまりこれまでの作品と同じモードを入れるという発想はなかったのだろうか?

ただ、史実モードでは「三国志」の流れに沿って展開していくので、途中で曹操や劉備が滅びて白けるということはない。物語をなぞるようにプレイする分には楽しめるだろう。

戦争は兵種や部隊の向きによる相性があって、結構面白い。しかし、都市や城門がもろすぎて、攻撃側にかなり有利になっているのは気にかかった。1回の戦争にかなり時間がかかるので、いちいち自分が全部操作するのも骨。

そのために「戦役」というものが加わったのだろうが、これが実に中途半端。単純にマップ上で敵味方の駒が殴り合っているだけ。しかも、知らないうちに兵糧切れになるし、CPUの操作する味方の軍勢は好き勝手に暴れまわって指示も出せない。完成されていない、付け焼刃のシステムである。

面白いのだが、今一歩のところも多い。しかし、7〜8よりは遊べるか。(2004.9.27)


ファンが語る! 「三國志X」

槍騎兵 殿

たいしてやってないですが(^^; 一都市の全体図で内政等を行う。全体MAP(一枚物)との切替式で違和感なくプレイできる。全体MAPを移動中に旅人から情報をもらったり、盗賊、山賊、江賊などに襲われたりする。拠点を移したりは以前と同じだろう。

内政については、技能として農業・商業などを持っていると10〜50日までの範囲で一気に従事することができる。内政の期限が設けられており、これを超してしまうと任務失敗となり名声などが低下するので注意が必要。酒家によって依頼事をこなすことも可能。多数の依頼があるので割愛するが、期限も決められており達成が難しいものもある。

戦闘については今回の新技能、提督の技能がないと河川で流されるというもの。最大移動する前にも「流れの速いところが!」などのメッセージが出て下流に流されるといった具合。一騎打ちはジャンケン方式的な攻撃法を選択し、技能によって大技や回復などがある。

今回の目玉であろう「舌戦」。なにも考えずにやるとアッサリ負けるのではなかろうか。というほど奥が深いと思うのは私だけかもしれないが、とにかく面白い。「利害」「情義」「道理」には1〜9数字があり、最初は数字が大きい方が強い。これにより相手の心理バーなるものを押し込んでいくわけだが、「揚足」「論破」などにより返り討ちにもできる。

菱形の盤上には数字がありそこに「利害」などがはめ込まれ、同じもの或いは全く異なるものが3つ揃うとコンボという形になり、相手に大ダメージを与える。コンボが成立すると数字が小さい方が強くなるといった具合。

最後に、史実でプレイしるとイベント発生しまくりで、三国志の世界に関わっている感が薄れる。相性など変わるので仮想はチョットという人には面白くないかもしれない。とりあえず世間一般の評価は厳しいが、個人的にはまだ評価に厳しい部分には当たってないので、まだ何とも言えない。(04.8.1)

まくれ 殿

プレイ時間約6時間ですが...。各武将との親密度上げがめんどくさいですねぇ。あと、槍騎兵どのもおっしゃる通り、イベント発生しまくりでウザイです(汗; イベント数は多い方が面白い様に思えますが、今回は連続イベントで強引に史実に沿った展開を強要されてます。あ、ちなみに現在曹操でプレイ中なのですが。このまま赤壁あたりまで強制イベントで進んだりして(笑)。ちなみに戦争は1回しかやってませんが、長安まで含む5国を有する有力群雄になってしまいました。全部イベントで手に入った国ばかりです。(汗; 1回の戦争もイベントで強制的に呂布に占領された国を奪い返しただけなんですがね。これって、シミュレーションゲームなんでしょうか...?

しかし、なんだかんだ言いながらもプレイし続けている私って、やっぱりコーエーの戦略にはまってしまってるんでしょうかね〜?(汗;

個人的には前作「9」の方が面白いと思いますけど、今作もそれなりに楽しんでプレイしております。しかし何が悔しいって夏侯惇の戦闘能力が80台に下がってしまってることが悔しすぎます(笑)。あ、あと間違ってアニバーサリーボックス買っちゃった自分が許せません。どうりで高いと思いましたよ...箱を開けてびっくり。なんだかいろんな物が入ってるう〜〜!(爆) とりあえず、もう少しプレイし込んでみます。(04.8.1)

惇士 殿

私は 槍騎兵殿、まくれ殿の仰る通りイベントが嫌です。あと水戦が全く発生しないんですけど、みなさんどうでしょうか?なんか長江狭いような・・・。そんで、一番の問題は兵の補充システム。どんな都市でも規模さえあげれば20万までいくらでも補充できる。それはさすがにおかしいと思います。。終盤になると、ほとんどの都市が20万の兵力になってます。

それと、ほかの勢力の武将を登用して失敗したら必ず警察に突き出されます。そんな感じですが、イベントに巻き込まれないような人物使って楽しんでやってます。(しかし、鐘会使えないのはキツイ。(04.8.25)
評価…★★★★★★6

ウガンダ 殿

結論から言うと、面白くない。初プレイ時の感想で、仮想モードでプレイ。他の方の文面だと、イベントがたくさん。と、なってましたが、一回もイベント(映像があるもの)が発生しませんでした。(これは仮想だからでしょうが)

序盤はものめずらしさで、いろいろな人と談話してみるのですが、領地を増やしてて武将が増えるとめんどくさくなってくる。で、宴会を開こうにも酒屋に武将はなかなかこない。結局何をするにも「クリック」の連打。戦闘シーンは場面によってはひどく見にくいのが残念。兵器を手に入れてしまうとすべて「セイラン」で半分の軍勢で勝利。なんだかなぁ〜といった感じ。

火計と消化以外は計略はまったくと、言っていいほど使いませんでした。それよりも、兵器でいっきに攻めたほうが早く片付いたので。また、気のせいか武将のパラメータ気にせず兵器で領地を増やして行きました。終盤はありがちな惰性で。多分君主プレイより、配下プレイでアドベンチャーゲーム気分で統一目的外で遊んだほうがよいのかもしれません。(次は配下でプレイしてみます)

個人的には、さっくりと遊べた2と9が好みで、9の時は兎に角リアルタイムな感覚の戦闘が心地よかったりしました。10は7、8のマイナーチェンジみたいな感じで。信長もリアルタイムでの戦闘になっているのに三国志はターン制にもどってしまっているので、ちょっと残念。一ユニットと1マスが大きくなっている為に、ビジュアルはよいですが、操作がその分面倒になってしまい(マウスの移動とか)本末転倒。結局、不満だらけな感じです(まだあるけど)が、王道ではあるのは間違いないです。

配下だとか、君主だとかのプレイって言うのなら、思い切って太閤立身伝みたいにしたらいいのでは?と感じる今日この頃です。なんだか、中途半端な感。理想は、提督の決断4と三国志9と信長の野望 烈風伝を足して割ったものがよいかしら。配下プレイを加えたら、太閤立身伝も。(04.8.25)
評価…★★★★4

田穰苴 殿

雑誌その他の情報を見て、戦役や舌戦など面白そうな要素が多く含まれており、予約までして大いに期待しておりました。しかーし!!!!内容は最悪。10作の中で最悪の出来と断言できます。イベントを重視し、場合によっては強制的に拠点を変更させられる羽目にも。さらに、最大の目玉であった戦役システムも作り込みが甘く、退屈この上ない。

さらにさらーに、ユーザーインタフェースがいい加減クリック回数が無駄に多く、部隊の移動や物資の輸送をするために、太守をいちいち罷免・任命しなおしたりしなければならなかったりする始末…

ゲームそのものが面白ければ、ユーザーインタフェースの不便さはある程度目を瞑ることもできるかもしれませんが。その他挙げればキリがないです。本来のシュミレーションの醍醐味を失い、ゲームの目的&意図がまったくわからなくなってしまった駄作。コーエーは集大成と号し、前評判も上々だっただけに残念としか言いようがない。よくよく考えれば前作からの制作期間の短さを考えれば予想出来た結果かもしれませんが…。

もちろんこれはあくまで私個人の評価であって、この作品を高く評価する人もいると思いますが、私の周りにはまずいません。イベントを見ることだけが目的になっている者もおります。どうも最近のコーエーは感心しません。マジでテストプレイしてんのって感じです。長々と申し訳ありません。しかしこの怒りを皆さんにも聞いてほしいと思いまして。最後に一言、金返せコーエー!!っとこれは言い過ぎか。自分で買ったんやし。評価はこれまでのコーエーの作品で楽しませてもらった感謝の気持ちと、今後の期待を込めて+2させていただきました。(04.9.27)
評価…★★★3

こう 殿

いいところは、

1.舌戦により文官に活躍の場が与えられた事。
2.個人別相性と勢力相性が増えた。要は、張遼と関羽は個人的に相性が近いけど、仕える勢力はそれぞれ魏と蜀が相性がいいってこと(忠誠度に影響?)。劉巴なんぞは個人的に張飛と相性悪いけど、仲良く蜀に仕えてるとこが表現できてると思われる。

ダメなところは

1.クリックゲーやんか!!。指がつってまうで。
2.複数担当PLAYが消えてしもた。
3.三国志7から変わっていない顔グラが多すぎやんか!!4作 連続で同じ顔・・・そんな予算ないんかなぁ。信長最新作は全武将の顔グラが変わってるちゅうのに・・・情けないで。
4.どんな都市でも開発すれば20万の兵が駐屯できるってアホちゃうか?。
5.会話パターンがワンパターンやし、武将新密度をあげるのもしんどいだけやん。もっとこう人間くさい会話して欲しいわ。三国志8の方がまだましやで。
6.例えば商業開発に従事してる時にも、馬が走ってるグラフィックってどうなん?。昔は開墾したら、木を倒すアニメとかあったやんか?。
7.ファンクラブに加入しないと利用出来ないサービスって、ゲーム購入者をナメとんか?

総合すると集大成と謳う割にはお粗末過ぎる内容やな。いっつも思うけどなんで前作のええところ引き継がへんのやろ?。集大成っちゅう日本語から教えたらんとあかんのかなぁ?。他の方々が散々言われてるようにコーエーはもうあかんのかなぁ?。三国志は初作品から今作までPLAYしとるが、ここまで落胆したのは初めてやで。なんかがっくしや。こうなったらPS2あたりでナムコに中原の覇者でもリメイクしてもらうしかないんかな(無理やと知りつつ現在もPLAY中、あの表情が変わるショボイ顔が堪らなく好きで、ギランでさえ斬首なんか出来ひん。)(04.10.25)
評価…★★★3

ぽん 殿

顔グラフィックが旧作仕様に戻っていたのとシリーズ10作目であるという理由で中古ながらも購入してプレイしました。新武将でプレイしたので歴史イベントは連環の計以外は全くといっていいほど起こらず静かなもんでした。プレイヤーはマップを動き回って他の都市に入ったり、その途中で山賊に襲われたり、それを倒して名声を稼いだり…学問所のある都市で自分の能力を鍛えたり…初代全部将プレイの7から比べると出来る事は非常に多くなりました。

ただ…プレイしていくうちに…これってRPG?という錯覚に陥ります。マップ(フィールド)を歩き回ってたまに出る山賊(敵)に襲われて倒して名声(経験値)を稼いだり、酒場にいって依頼(クエスト)をもらってその成否で報酬(金)をもらうなど、どうもシミュレーションゲームをプレイしているよりはRPGをプレイしている感覚に陥りました。何か方向見失ってないかい?

戦争は兵種による三すくみの影響がかなり大きいので、弱い武将でもそこそこ活躍できたり、一騎打ちでも戦術次第で20もの武力差をひっくり返したり、同士討ちが面白いように強かったりと満足な出来栄えです、ただ市街戦は特に目新しい部分もなく、ただ戦争を長引かせるだけなのでいらないかな。新たに出来た舌戦も武将を登用する際や外交する際に登場。ルールを良く知らないと自分より30も知力が下な職人のおっつぁんにすら言い負かされるという屈辱を味わうので注意。武将を言い負かすことによって事をうまく運ぶという発想はよかったと思います。コレが集大成といわれたら間違いなく?ですが個人的にはわりと面白いと思ったのでこの評価です。(05.2.6)
評価…★★★★★★★7

和 殿

11withPKが高いのでこっちの通常版を中古を購入(PS2)

良い点
・舌戦、賊に舌戦を挑むと中々楽しいコメントを発してくれる。例:「えっ…ちょ、ちょっと待て。せめて一騎討ちに…」「ええい、わかんねえんだよ!」「俺の妻や子が困るんだ」(大体です)、賊らしさ(?)が良くでてかなり良いです。史実モードでイベントがでるのが良い(うざいと思われる方は選択肢で史実とは違うようにすれば収まってくれます。関羽の千里行などは選択肢がないので避けられないが…)
・寿命延長の可否がある(否の場合でプレイヤー諸葛亮、シナリオ出師の表だとイベントも含め、すぐに死亡する気が…)

悪い点
・他の方々が言うように武将の顔グラフィックに不満。それから信長のは個人的に不必要。
・イリョウの戦いの扱いが悪い。
・イベントでの強制戦闘は止めて欲しい(イリョウ・五丈原など)
・一番の難点として曹操軍が強すぎる。内政をじっくりやったり依頼事に集中したりしてると、曹操が勢力拡大をどんどんしていきます。しかもイベントで曹操が負けても曹操の領土がとられるのは漢中や陳留(ボクヨウかも知れません。呂布がとる)くらいで、その内陳留はイベントで取り返せます。曹操軍(魏)でプレイするなら評価6、劉備・孫権その他の場合は評価4。07.12.20
評価…★★★★★5

豚伊湖

正直、人を選ぶゲーム。私的に史実モードのイベントは面白い。自分がやってるのはPS2版だが、イベント無し、有りも選べるので、皆さんが言うようなイベントの強制力には特に言う事はない。問題はシステムだ。

戦いは微妙。最近のコーエーのゲームのほとんどに言える事だが、コンピュータが弱い弱い。兵器が強すぎるのもあって、戦えば勝つ的な感じなのだ。これは自分で、ある程度の縛りを加えればOKだが、もっと酷いのはコンピュータ同士の戦いである。自勢力のコンピュータは、まさに攻められたら負けでかなり兵力差がないと守れないという弱さ。戦役はただの殴り合い。つまらない。

他のシステムだが、内政はしょぼいが、太閤シリーズのようにミニゲームの成果によって決まると言うのは、やはり好き嫌いが分かれるので、これで良いだろう。人々との交流は単調でつまらないが、脳内補完できるかできないか、としか言いようのない。

一騎討ちは可もなく、不可もなく。舌戦は和さんが言うように、面白いコメントが出てくる時があるので、なかなか良い。「面白い」という人と、「なんだこの糞ゲー」という人に分かれる作品である。問題点は多く、太閤シリーズ程とは言わないが、自分は何回もプレイしているので、この評価にしておく。08.3.1
評価…★★★★★★★★8

島国

特に懸念されていたイベントに左右される事はなかったです。自分は結構イベントが多くてたのしかったです。配下プレイで劉備に仕えました。義兄弟も結びいい感じでおわれました。皆さんが言うとおり戦闘は糞ですね^^;

藤甲兵+天変で怖いものなしですね。難易度最高値でも1万で7万の敵を駆逐できますし。それとひどいのが陳情、これが増えると治安が悪化するので処理するのに大変でした。飽きた頃に戦役つかってクリアです。戦役は便利ですがツマランです。pc版アニバーサルキッド購入. 09.2.19
評価…★★★★★★★7

ぞうがめ

ほとんどの方の感想通り、戦闘はもっと工夫できるでしょ! という残念な出来。堰を壊すと水が溢れ出して水上戦に持ち込める、みたいなポイントポイントのオリジナリティーは面白いのですが、とにかく操作性が細かいし、コンピューターさんもっと頭使ってよ(笑)という戦術性のなさにはまいりましたね。おかげで楽に勝てすぎて、どうなんだろうこれって感じでした。

戦役もアイデアとしては面白いのですが、後半には戦役ばっかりでがっぽがっぽ領土が手に入ってしまい、あっという間に大勢が決定してしまうんですよねえ。あっけない。

そんなこと言いながらも、個人プレイに徹するとなかなか面白い。依頼事を達成したり、一騎打ち、舌戦を繰り返したりでお金や名声を貯めたり。中華全土を駆け巡って特技コンプリートを目指すっていう楽しみ方のほうが、らしいと思いますけどね。中華全土征服なんてもうどーでもよくなってきます。

そうそう、舌戦。和さんの言うとおり、時折生まれる迷言には笑えた(笑)。賊と戦うと面白いですよね。あと、立派な人が「揚足」をとったりすると、威厳に似合わない屁理屈を言ったりしてそれがまた妙に笑える。個人的には「挑発」した時の、相手をバカにした変な声(嘲笑?)が好きです。

それに、時々運が絡んで番兵とかに負けたりするのでこれがまた意外とドキドキするんですよね。と、いうわけで、割り切りましょう。個人プレイ以外にはあまり期待すべからず。10.11.13
評価…★★★★★★★7

たるたる

マトモに一般で遊べるの最初のシナリオだけだなぁ^^; 他は魏が強くて富国強兵とかやってる間に領土と将取られ捲くりでやる気が失せるなぁ。200年頃のは君主なら曹操潰しでイケルけど一般だとナカナカ提案が通らないので曹操軍の雪崩攻撃で(プレーヤーの)ヤル気が削がれていく(笑)。

とりわけ、腹立つのは207年劉備配下になった時・・・なんで空き地の永安に進出しないんだ?諸葛亮が居ないから?とか思って曹操の雪崩攻撃に耐えてイベントでゲットしたけど、一向に巴蜀に向かう様子も見せず(爆)終いには盟友劉表の援軍で全軍出動!の奥義炸裂!!そりゃ、曹操軍この隙見逃す筈も無く(笑)「戦おうにも兵が居ないではないか!」(そりゃそうだ)あっさり、占領されて劉備滅亡・・・配下は散々に・・・そして私は淋しくリセット・・・あんま腹立つんで曹操配下になって都督になって叛乱が一時期定番でした(笑) 10.11.13
評価…★★★★★5

行方 不知

程よくがっかりさせられたゲーム。初めてプレイした時はそのリアルタイムな世界観にドキドキさせられ、ある種の高揚感も有った。一人用ってのが残念だったけど、この辺りは我慢出来る。だけど・・。

最初にプレイしたシナリオは(適当に新武将作って)192年で董卓配下になった。「おすすめ」やら「武将占い」は無視。呂布の加入から董卓暗殺まで流れるように『イベントで』処理され、いつの間にか選択肢が出てきて「何これ?」って感じ。

呂布放浪軍に加わってからなぜか一般の主人公が行き先を決める事に。何故かって?それしか動き様が無いからだよ。見事に何も出来なかった。結局、シナリオ開始からまぁまぁ年が過ぎていたので濮陽に『イベントで』入る。

以下『イベントで』濮陽乗っ取られ、『イベントで』小伂に入り、『イベントで』下邳を乗っ取り、『イベントで』戦の仲裁、『イベントで』劉備攻め、『イベントで』小伂乗っ取られ、『イベントで』水攻め喰らい、『イベントで』強制戦闘。

この間、一般武将(文官)が介入できるところはゼロと言っていい。しかも、勝った時:呂布が高らかに無敵宣言→「後は知るか」と言わんばかりに曹操ストップ+こっちも放置。負けた時:何事もなかったかの様に曹操配下(選択肢無)。これはあんまりでしょう、と高らかに叫びたい。結局途中で馬鹿らしくなって止めた。

しかも戦役。一回やってみて、その余りの素晴らしさに感動した。親子や一族、義兄弟を同じ都市に入れるだけでぶつかった相手が混乱。武将の個性やら強さやら、そんなものは全く関係なし。策が決まっても戦局にさして影響なし。しかも中々決まらない。戦闘(らしきもの)は、こまがごっちんこのみ。すぐに兵糧切れ(Comは戦局に関係なく近くの味方都市に退却)がじれったい。時間掛かり過ぎ。スピード感とやらを全力で放擲した感じ。

せっかくの大兵力なのに『唯の数字』って認識しか生まれてこない。臨場感・・というか、戦闘してる感じが全くしない。「人がごみの様だ!」を具現化したもの。以後、自分からは二度と起こさなかった。勝手に君主がやった時(こちらから回避不可)はメッセージ速度MAXにして、委任にして風呂入った。「在野が幸せ、一般からゴミカス」がこのゲームのキーワード。

在野なら戦役起こらないし、イベントも何処吹く風。一般なら無駄にしか感じない酒場の依頼も「そういうゲームなんだ」と思えば、さらに在野ならば、さして苦痛に感じない。

在野での戦闘介入がこのゲームで一番面白い所じゃないかと思う。好き勝手出来るし、兵種が経験で進化するし。まぁ結局飽きが来て空しくなって、このゲームごと止めたけど。

最後に舌戦。これは新鮮味が有ってまぁまぁ面白かった。環境設定で結果だけ出してくれるのが有ったけど(見る、見ない、任意だったかな?)まず止めた方が良い。一騎討ちなら見なくても武力、特技が有れば勝てるけど、舌戦だと知力100、魅力98、全特技持持ちの御方でやったのに水賊に負けて金が無くなった。一体何があったの?と訊きたくなった。10.11.13
評価…★★★★4


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●そのゲームを1〜10の数字で評価すると?
 ( )内の言葉は一応の目安ですので、補足があれば上に書いてください。

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