太閤立志伝 (初代) |
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ジャンル 歴史シミュレーションゲーム 発売 平成5年(1993年) 光栄(現・コーエー) ハード 各種パソコン、各種パソコン、スーパーファミコン、メガドライブ、WINDOWS(復刻版) 哲坊の ★★★★★★★★8 |
織田信長配下の足軽頭・木下藤吉郎ならではの立身出世の醍醐味が楽しめるゲーム。はじめは尾張・清洲城を拠点に、信長からの命を受けて兵糧や鉄砲の売買といった簡単な仕事をこなしていく。主命を上手に達するほど多くの信頼が得られ、その値に応じて物頭、目付、奉行、中老という具合に出世を遂げる。出世したり能力値をアップさせることで、外交や城の改修など徐々に重要な仕事を与えられたり、合戦にも従軍できるようになる。 一定の能力値を超え、身分が家老、宿老になれば信長から城を与えられ、一介の武将から城主に任命される。それからは信長シリーズと同様、家臣に命令をくだし、人材登用をしたり自らの意思で戦争を仕掛けることも可能となる。途中、墨俣一夜城築城、金ヶ崎の殿軍といった有名な歴史イベントも用意され、うまく行けば一気に信頼値を上げることができる。 剣術や弁舌など自身の能力を高めるRPG要素も楽しみのひとつ。また、通りすがりに他国の武将に斬りかかって戦いを挑み、勝てば金を奪えるという「辻斬り」も非常に楽しい。厄介な武将を暗殺することも可能だが、魅力の高い武将を斬ると自分の魅力が下がるマイナス要因も。逆に自分より強い者に追われて逃げ回る羽目になることもあり、スリリングである。もし、個人戦で負けて体力が0になるとRPGよろしくゲームオーバーになってしまう。 ゲームの目的としては、信長の家臣として働き織田家で全国統一するか、自分が大名となって全国統一をすること。すべての領地を手に入れずとも、朝廷から正一位・関白に任命されることでもクリアとなる。途中で、織田信長が本能寺の変で倒れることもあるし、場合によっては自らが信長に謀反を起こすことも可能。そうした意味で実に自由度の高いゲームで、後のシリーズのように秀吉以外でプレイすることはできないが、複数回のプレイに耐えうる持続性の高さがある。個人的には、太閤シリーズではこの初代が最高傑作だと思う。 ただ、今考えれば欠点も多い。東北や四国・九州が存在しないこと、武将が合戦や個人戦以外では死亡しないこと、合戦マップがほとんど使いまわしなこと、どうでもいい武将が数多く出てきて、彼らを大量に殺さない限り有名な武将がなかなか登場しないこと(一度にゲームに登場できる総数が決まっている模様)、CPUが拠点を移動しなかったり、決まって1ヶ月に1度しか合戦をしないこと、城主が”城守備兵”ばかりだったり、野戦を仕掛けて来ないことなど。「2」以降は、これらの点が大体解消されていくのだが…詳しくは各々のレビューにて。 また、私が主にプレイしたSFC版はグラフィック(とくに武将の顔)が子供向けで使いまわしが多い、操作性が非常に悪くて「かゆい所に手が届かない」感覚をおぼえる点も気になった。また、ほとんどの場合上杉家か武田家のどちらかが滅亡してしまうため、本能寺の変の発生条件が崩れてしまう場合も多かった。しかし、完成度が低いだけに想定外の出来事が起こることもあったりして、それが絶妙な面白さを生み出す。この初代はスルメのような魅力を持った好ゲームといえる。近年、ウィンドウズで復刻版が出たのは嬉しい限り。(2005.12.18 哲坊)
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アントニオ殿 |
このゲームでは夜這いがおもしろかった。とんでもないブスがいたり、美少女(?)がいたりで。酒場や賭場も楽しかった。皆さんが大好きな辻斬りで、私は織田信長を斬りました。 |
でん殿 |
私的にはシリーズ中、一番楽しめたと思う。 |
BAX 殿 |
とにかくはまりました。2よりこっちの方が好きです。 |
げんじょ〜 殿 |
辻斬り最高です。某は一年間ろくに仕事もやらずに辻斬りしまくってました。 |
杉の某 殿 |
僕も1が一番面白いと思います。自分が良くやったのは、安土城は出来た直後は兵が少ないので、できた直後に攻め込んで、安土城+長浜城で信長を敵に回してました。あと、城に潜入するのを失敗したら追っかけまわされるのは本当に面白かったです。(03.8.26) |
RRR 殿 |
たしか、スタート時に能力を決定するとき英雄型とか梟雄型、うつけ型なんてのもあった様な・・・。でも一番驚いたのは、本能寺の変を柴田勝家が起こしたことですね。勿論速攻で潰しましたが(笑) こういったイベントも信長の野望にはないものでなかなか面白かったです。(04.8.1) |
おりゅう 殿 |
難易度が低い割に非常に遊べるゲームでしょう。逆に難易度が低いために信長を裏切って大名になる楽しみが増えるわけです。これによって明智光秀と信長を配下にできたりで……。自由度の高さが最大の長所でしょう。姉川の合戦では大抵徳川軍は壊滅するので、命からがら逃げ延びる家康を襲うことが可能。家康を倒した暁には埋蔵金を奪うことも……まさにウハウハです。
(04.9.27) |
日本海 殿 |
初めまして。日本海です。僕もこの1が一番好きです。桶狭間が終わる前に岡崎城の徳川家康を切ると桶狭間が終わっても三河は今川氏の領土なので今川氏を滅亡させるまで織田軍は戦争します。斎藤戦の前には尾張、三河、遠江、駿河を支配する大大名です。BAX殿がやった足利氏を助けるのも楽しかったです。僕も数えきれないほど辻斬りをしました、柴田勝家の「この猿猿・・・・」や前田利家の「なぜ、おいちどの」のセリフがあるのも良かったです。ちょっと変わったことでは、桶狭間前に今川家の武将を切りまくり大名が朝比奈になりました、上杉謙信を辻斬りました、初期大名を全員配下にしたなどです、長くなりましたがこのゲームは最高です!!
(05.12.27) |
タキオン 殿 |
パソコン版で1を、発売当時にやりました。辻斬りは定番ですね。僕も信長や信玄を斬ったりしてました。一度、相手の国の武将を全て殲滅させたらどうなるかと思い、毛利家相手にやってみました。毛利元就以外の武将を調略したり、斬ったり最終的に元就だけにしました。野戦で元就を蹴散らして、元就が逃げ帰るところを辻斬りで仕留めました。どうなるか楽しみにしてたところ、「毛利家が滅亡しました」の忍者の報告の後、毛利家所有の城が全て廃城になり、また築城していくはめに…。まあ、これがこのゲームの面白さでもありますね。(06.3.17) |
山勘 殿 |
僕もシリーズではこの1が一番も楽しめました。辻斬りが楽しいので、能力は武力高めにして無差別に武将を斬り殺していき、ついには城主になって謀反起こし、信長と柴田を斬りました。もちろんそんなことばっかりしてたので、魅力は0になりますが…。九州や四国がないのは残念だったけど、それでも充分楽しめたと思います。僕の中では文句なく殿堂入りです。それにしても確かに幸村の能力は「あれ?」ですね。
(06.11.6) |
神子田 |
非常に自由度が高く、今やっても文句なしに楽しいゲームです。まぁ全国を網羅していないことや、あれ?この武将いないの??という点(山県昌景とか)が短所ではありますが…。それとは逆に超マニアックな武将が多く登場するなど、洗練されていない面も多々ありますが、それがまた良い味を出しているのだと思います。他の方もおっしゃってますが、真田幸村が知将というか軍師系の能力なのは謎ですね。07.12.20 |