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セルゲイ・スーセロフ SERGUEI SOUSSEROV 身長:184cm 体重:95kg 生年月日:1973.4.13
リングスロシア モスクワ出身 投げ技 サンボ 9戦2勝7敗 1989年、16歳にしてサンボの世界選手権、ソ連選手権で優勝した実力者。リングスロシア代表のウラジミール・パコージンも「ロシアの秘密兵器」と太鼓判を押す。92年の長井戦を皮切りに、成瀬、山本、高阪、田村などジャパン勢とよく当たり、スピード感のある試合を展開した。均整のとれた体に、投げやサブミッションのテクニック、そしてスピードを兼ね備えていたが、肝心なところで詰めの甘さが目立ち、通算では2勝しか挙げられなかった。その2勝は93年の成瀬戦、95年の高阪戦で、彼らがともにデビュー間もない頃だった。目の上の傷は交通事故によるものという。(2006.2.19) |
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バロージャ・クレメンチェフ V・KLEMENTIV 身長:195cm 体重:116kg 生年月日:1963.4.23 リングスロシア ベルミ出身 膝蹴り 極真空手 11戦4勝6敗1分 90〜92年、ソ連空手選手権で3連覇した極真空手の猛者。94年3月にリングスデビュー、巨体を生かした打撃を武器にしていた。4勝はすべてKOで、ピーター・ウラ、ディック・フライ、ハンス・ナイマンというオランダ勢を沈めたように、打撃の実力は本物であった。KO負けはないかわりに、タリエルやナイマン(再戦)に寝技でやられたという、とても分かりやすい空手ファイター。ズーエフやコピィロフに関節技を習っていたというが、習得には至らなかったようだ。前田日明とも2度戦ったが2度とも裸絞めで敗れている。残念ながら2000年4月、銃弾に撃たれ他界してしまった。 |
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ユーリ・ベキシェフ IOURI BEKICHEV 身長:175cm 体重:90kg 生年月日:1965.8.5 リングスロシア キック 空手 10戦5勝5敗(2001年) こいつも非常に分かりやすい極真系の空手ファイターで、中量級らしいスピーディーな攻撃を得意とする。あの前田vsフライの喧嘩マッチで沸いた94年7月に初来日し、成瀬と対戦。ド派手な打撃合戦を展開して会場をヒートアップさせ、ダウンの応酬のすえに5ダウンでTKO負け。防御など考えていない回し蹴りや浴びせ蹴り、奇声とともに胸を突き出して成瀬を挑発した挙句、もろに掌底を喰らってダウンする姿で観衆の心をがっちり掴んだ(10月には同じTKO勝ちでリベンジする)。しかし、前田にはあまり気に入られなかったのか(?)日本での試合はあまり組まれず、主にロシア大会などに出場。長井や坂田にKO勝ち、ボブ・シュライバーにTKO負けしている。2001年4月に久々に来日し、ミドル級王座決定トーナメントでに出場するが、1回戦でジェレミー・ホーンに肩固めで秒殺(50秒)された。いきなりKOKルールは無理だろう…。 2005年8月、久々に行なわれたリングス・ロシア大会で金原弘光と戦い、TKO勝ち(キックがかすっただけで金原が頭部裂傷したことによる)を飾るなど、元気に過ごしているようだ。この大会の詳細は金原のブログでも紹介されている。(2006.2.19) |
コーチキン・ユーリ KOTCHKINE IOURI 5 4 0 1 0 空手家。VTマッチでモラエスと引分 ナニエフ・オレッグ NANIEV OLEG 2 1 1 0 0 94年、山本宜久にKO勝ち オルロフ・パベル ORLOV PAVEL 2 0 2 0 0 ハン、コピィロフに寝技で敗北 カルミコフ・イゴール KOLMYKOV IGOR 1 1 0 0 0 ウィルヘルムに腕十字で勝利 バシーリ・シュバイア VASSILI CHVAIA 1 1 0 0 0 94年、成瀬に腕十字で勝利 ゲナジー・ギガント GENNADI GIGANT 1 0 1 0 0 92年、ハンにアームロックで敗北 レフ・バルカーラ LEV BARKALA 1 0 1 0 0 97年、アイブルにKO負け アリョール・ベーコフ ORJOL BEKOV 1 0 1 0 0 98年、アイブルにTKO負け ウラジミール・クラブチュック VLADMIR KRAVTCHUCK 1 0 1 0 0 92年、ペトコフに羽交い絞めで負け アレクサンドル・ヒョードロフ ALEXANDRE FEDOROV 1 0 1 0 0 ハンやコピィロフらの師匠。97年、アジウソン・リマとのVTマッチに出場したがタオル投入でTKO負け
その他の選手
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