|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グレコローマン、フリースタイルレスリングのブルガリア選手権で輝かしい戦歴をもつ巨漢。リングス所属選手の中で体重はNo.1である。92年に初来日し、メガバトルトーナメントに参戦。1回戦でウラジミール・クラブチュックを羽交い絞めで破り、2回戦で前田日明と戦う。善戦の末に膝固めで敗退したが、巨体の割りにスピードとテクニックを兼ね備えた選手としてファンにインパクトを残した。前田戦に臨むにあたり、前田道場に住み込みで総合格闘技の修行に励んだという。 レスリングの選手らしく、投げと押さえ込みの技術は素晴らしいものがあるが、サブミッションは不得手で、打撃にも弱い。94年のトニー・ホーム戦でも優勢に試合を進めながら、あっというまに逆転KO負けを喫するなど、試合中に人の良さが出てしまうあたりプロ格闘家としては今一歩か。95年の高阪戦(勝ち)、ビターゼ・タリエル戦(負け)からしばらくリングを離れるが、98年10月の国別対抗戦で3年ぶりに来日し、山本宜久から一本とるなど底力を見せた。(2000.6.1) |