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山本燃えた！王者・田村を圧倒！！
ゴング前に握手しようと近寄った山本の頬を、田村が「バチン！」と 張った時だった。試合が始まるやいなや、両者目にもとまらぬ グラウンド合戦を展開し、観客たちの目を釘付け。 山本は気合も体調も抜群だったようで、田村のスピードによく ついていった。マウントを取って、田村のボディをこれでもか、という程に 殴り続ける山本。「もっと殴れ！」と挑発する田村。 打撃では山本が田村を圧倒し、度々掌底を顔面にヒットさせる。 しかし、田村とて負けてはいない。 飛び膝蹴り、ミドルを繰り出して必死に食らい付く。 終盤、ついにダウンを奪われた田村であったが、残り時間３分という所で 意地の打撃ラッシュをみせ、山本からダウンを奪い返し、 ポイントは同点となる。 両者、精も根も尽き果てた頃、試合終了のゴングが鳴った。 終了とともに立ち上がり、ガッツポーズを見せたのは山本だった。 一方の田村はしばらく起き上がれず（写真上）。 UFOの小川との対戦が期待される山本にとって、 勝ち負け関係なく、意地と意地のぶつかりあい、 完全燃焼ができたこの試合は大きな弾みとなったことだろう。
タリエルまたも自爆。カステルが１位奪取！！
初対決は番狂わせ。ザザランクイン！！
成瀬、中量級王者の意地見せ善戦！！
坂田リベンジ成功！！
滑川、１年越しの闘いに決着！！
そして相手も、去年と同じ豊永稔。 前回は引き分けに終わったが、今回はきれいに決着がついた。 ほぼ互角の闘いを演じていた２人だったが、 滑川は豊永の一瞬のスキを逃さなかった。不用意に飛び込んできたところを、 渾身のフロントネックロックに捕らえ、タップを奪った。 善戦むなしく敗れた豊永が、自軍コーナーに戻って セコンドの桜庭、松井両先輩に「すみません…」と 頭を下げていたのが印象的であった。しかし滑川が歩み寄ると、 両者お互いガッチリと握手。 対抗戦の緊迫感ただよう好勝負であった。 豊永は雪辱を果たす意味でも、今後も積極的に出場してほしいものだ。 上山、早くもピータース越え！！
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