ブルース・リークラブ
かなり奥まったところにあったが、この外観でひと目でわかる。店内では「死亡遊戯旅」かな?が放映されていた
以前までは、「ドラゴンへの道」に出演していたジョン・ベン氏経営の「ブルース・リーカフェ」や歐錦棠氏の「小龍館」などという専門店があったのだが、今は両店とも閉店してしまったらしい。で、「小龍館」のあった場所で聞き込みをした結果、今は油麻地(ユマテイ)駅前の現時點という建物の中に「ブルース・リークラブ」という名称で移転したとのこと。せっかくなので、早速行ってみることに。
着いてみると、さすがに店内はブルース・リー一色。ただ、貴重なものは手が出ないほど高価だし、ほとんどが展示してあるだけで非売品のものばかり。結局、ここでは「ブルース・リーの生と死」のチラシとポストカードを数枚買っただけ。店員は一人。彼がネット上では有名な、元李小龍会会長の黄氏だろうか? とはいえ、あまりネット上のブルース・リーファンとこれまで交流を持たなかった私には、確かめる術もなかった。とりあえず、デジカメで昨日行った「ブルース・リー邸」の写真を見せたら「おおー!カオルーントン。グッドグッド」と喜んでいた。記念に、彼を入れて店内の写真を撮らせてもらおうとしたが、それは断られた。かわりに我々の写真を店内で撮ってもらう。言葉は通じないが、まずまずコミュニケーションがとれたので満足。ただ、会計のときに私が英語を分からないと思ったらしく、30ドルなのに「フィフティダラーズ」といってボろうとしたのには参った。もちろん文句をいって釣りをもらったが(笑)。一見さんには冷たいのね。ちょいとガッカリ。
さすがに貴重なグッズの数々が展示されている。右は、直筆と思われるメモかノート。
その後は、旺角(モンコック)周辺で買い物などをして手近な食堂へ入る。地元の若者向けっぽいカジュアルな食堂といった雰囲気。まず、ビールとシュウマイ。主食にチャーハンと、具が色々入った中華丼とカレーライスが合わさったようなものを食べた。英語さえろくに通じなかったが、無難に注文。米がタイ米なのが特徴で、味はまずまず。量がえらい多く、カレーの具は、豚肉がかなり大ぶりで骨付きのまま入っていた。この大味さがいかにも中国の大衆食堂らしい。
チャーハンと、全然辛くない青菜付きのカレー
明日は朝早いので、夕食後に素直にタクシーでホテルへ帰った。翌朝5時、まだ夜の明けきらぬうちにひっそりと空港へ向かい、香港を後にした。今回は仕事を兼ねていたこともあり、予算も時間も制約が多くて充分に楽しめなかったが、幼い頃からの憧れだった香港を味わえて嬉しかった。ただ、憧れが大きかった分、現実を見てガッカリした部分も多かった。再び来ることができるかどうか分からないが、次に香港に泊まる時はしっかりと計画を立てて臨みたいと思う。
夜明け前の香港の街角。
今回買ってきたVCD、DVDに雑誌。
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