宝川温泉 汪泉閣
(水上温泉郷)

 

風 呂

 

 

 

 

 

5

接 客

 

 

 

 

4

 

風 情

 

 

 

 

 

5

施設規模…中  露天風呂…有

※5段階評価




汪泉閣の大手門。

「宝川温泉 汪泉閣」は、水上温泉から山奥へ車で40分入ったところにある一軒宿。水上温泉駅前から、バス便も1日5〜6便ある(片道1100円)。バスの道中は、藤原湖と藤原ダムの絶景が良く見える、左側の席がおすすめだ。宿泊客は川向こうの玄関から、日帰り客は駐車場側の建物から入浴料を支払って入場する。

この宿に泊まるなら、できるだけ早く着いて、自慢の大露天風呂を満喫したいところ。チェックインすると、ロビーの脇で早速好きな浴衣を選ばせてくれる。こうしたサービスは女性だけにしているところが多いが、男女とも色々な種類の浴衣を用意しているのには好感が持てる。

旧館1階の玄関で下駄に履きかえ、遊歩道を100mも行くと、そこはもう温泉天国ともいうべき別世界が広がる。ざあざあと勢い良く流れる宝川沿いに、4つの巨大な露天風呂が点在している。そのうち3つは混浴、1つは女性用の風呂で囲いがしてある。タオル巻きで入浴可能なので、カップルや夫婦客の姿も多い。

さすがに女性だけのグループは混浴露天には少ないようだが、驚いたのは西洋人の家族連れがいて、奥さんが何も隠さずに堂々と湯浴みしていたこと。でも、それを見てもエロさはまったく感じられず、実に優雅で自然な姿に思えた。日本人女性は、出し惜しみしすぎといっては変だが、「見られること」に対してどうも考えすぎ、自意識過剰気味の傾向があるように思う。少しぐらい見られたからって、どうということはないではないか。混浴というのは日本における浴場本来のスタイルなのだから、もっと自然の姿で楽しむことを重視してはどうか。百歩譲ってタオル巻きぐらいは仕方ないとは思うが。せっかくの広い露天風呂に仕切りが出来たり、混浴が廃止されていくのは至極残念なことだと思う。


昭和の名残を残す老舗でもある



宿の本館と露天風呂を結ぶ橋


この広い露天風呂にしてこの湯量。
豪快なかけ流しを堪能。


湯そのものの効能というより、
大自然の中におけるリラックス効果が
身体の疲れを癒してくれそう

4本の源泉から1分の間に1800リットルも湧く豊富な湯は、もちろんすべてかけ流し。夏場は湯温調整で一部加水しているようだが、泉質にはほとんど影響がないだろう。泉質自体は単純温泉で、無色透明でクセがなく、湯温もややぬるいぐらいなので何の抵抗もなしに入れる。草津や万座などの湯に比べて特色がないが、ピュアなのでこれを好む人も多いだろう。万人向けの湯ともいえる。

夕食は名物の熊汁をはじめとする山の幸。とびきり豪勢ではないが、郷土色豊かで素朴な料理が堪能できた。(2006年10月訪問)




一軒宿で閑静な大自然の中の露天風呂というロケーション。
決して豪華ではないが、この別天地のような風情がいい。好みの浴衣が選べるなどのサービスもある。


泉質:アルカリ性単純温泉
透明で無味無臭、家庭のお湯の感覚に近いのが、この単純泉だ。「単純」といっても成分が単純なのではなく、雑多な成分が広く薄く含まれ、効果も幅広い。泉質がマイルドでクセがないため、皮膚の弱い人でも気軽に入浴できるのが特長。入浴感もやわらかで、石鹸の効きがよく、美容やリハビリにも愛用される。飲用しても胃への負担が少なく安心。

所在地
群馬県利根郡みなかみ町大字藤原1899

電話
0278-75-2611

1泊2食料金目安
通年11,700円〜(2名1室で1人あたり)

交通
JR上越線水上温泉駅から宝川温泉行きバスで終点下車。徒歩すぐ

ホームページ
http://www12.wind.ne.jp/takaragawa/

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