金沢城

所在地

石川県金沢市丸の内

交通

JR北陸本線金沢駅からバスで約10分

築城年

1583年(天正11年)

築城者

前田利家

主な城主

佐久間盛政 前田利家 利長 利常ほか

主な遺構

石川門、三十間長屋(以上重要文化財)、菱櫓(復元)、五十間長屋(復元)、橋爪門(復元)、続櫓(復元)、石塁、井戸、濠、塀

訪問おすすめ度(5段階評)

★★★★4

城の背景/前身は、天文15年(1546)に創設された加賀一向宗の本拠地・尾山御坊。天正8年(1580)、柴田勝家らの軍勢によって陥落すると、勝家の甥である佐久間盛政が入り、百姓一揆に備えて防備の厳重な城構えに改修、尾山城と称した。盛政は3年間尾山城主として城下町の整備にも力を注いだが、天正11年(1583)賤ヶ岳の戦いで討死。同年、豊臣秀吉は前田利家に加賀・能登・越中三国を与え、尾山城へ派遣。利家は居城としてふさわしい大規模な城の改築に着工、名前も金沢城と改めた。

城の改築は二代利長に引き継がれ、三代利常の代に城下町も整備され、以後加賀百万石・前田氏14代の居城となった。金沢城の改築に際しては、当時前田家に身を寄せていたキリシタン大名・高山右近のアドバイスによるところが大きかったという。慶長7年(1602)落雷によって天守閣は焼失したが再建されず、三層櫓を本丸に建て天守閣の代わりとした。その後も度重なる火災に見舞われ、現在では石川門・三十軒長屋を残すのみとなった。

名勝・兼六園に面した、搦手の石川門は、現存する数少ない桝形の遺構(他に江戸・大阪・丸亀)であり、注目に値する。また最近になって、菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋、橋爪門と続櫓が復元された。天守閣は焼失以来復元されていないが、なかなかに見どころは多い。しかし、有名すぎる観光地であり、常に混んでいるのは仕方なしか。
(2002年11月11日)


兼六園方面より石川門へ。

一番の見どころは、やはり三の丸の搦手門として天明8年(1788)に築かれた、この石川門。
極端にいえば、これさえ観れば…(笑)


鉄砲狭間や武者窓、石落としなど、城の防衛のための巧妙な仕掛けが各所に設けられている。



屋根は鉛瓦だが、変事の際に溶かして鉄砲の弾にするためだったという。


二の丸に進むと、復元されたばかりの
菱櫓、五十間長屋がお目見え。


本丸の方へ向かうと、当時の面影を感じさせる
石垣が。団体客はこういうところまでは観ないので
存分に眺められる。

本丸は、あまり手がつけられてはおらず
緑地として保護されているのに、好感がもてる。
なんでも復元すればいいというものではないからな。

二の丸から本丸方面を望む。
(鉄門跡)



これも重要文化財の三十間長屋。石垣となまこ塀、
鉛瓦で造られた建造物で、幕末期には武器や
火薬の製造庫として使われていた。


おりしも大河ドラマの影響で、二の丸では
加賀百万石まつりが行なわれていた。


「大河ドラマ館」には、利家とまつの像が。
肖像画をもとに再現したという肉声で
出迎えてくれた。


台本や色紙などが展示されていた。
でも、入場料1000円は高い…。


ドラマで使用された甲冑なども。

会場では、土産物や食べ物も。
ジャンボ焼き鳥「槍の又左」は、なかなか(笑)。


石川門の下にある、利家像。

土産の手ぬぐい。

広げてみると、なかなか。

(2002.10.19 哲坊撮影)

戦国・史跡ファンによるご感想と情報(募集中)

肥前守左馬之助 殿

げげげっ! 拙者が夏にこの城に行った時は、その展示甲冑はまだなかったぞ! くそ〜っ!早すぎたか!?
(02.11.15)

哲坊

夏ではまだ、撮影が終わってなかったんでしょうな(笑)。でも、歴史的価値があるわけではないし、大したものではなかったです(笑) (02.11.15)

上杉謙蔵 殿

昨日行って参りました。観光客もそんなに多くなくゆっくり見て来ました。石川門は桜が咲く時期が一番良いのでは・・・・金沢城見学後、前田家の墓参りに行きました。利家とまつ、利長と永の墓が寄り添う様に並んでいたのが印象深かった。(03.7.8)

晴信子 殿

2002年の桜の散る頃に行って参りました。この大河ドラマ館、この時は通り過ぎてしまったのですが、今思えば入っておけば良かった…くぅっ。北陸出身の母に案内されながら城の周りをぐるぐる廻った(迷ったとも言う)思い出深い城です。石川門はもちろんですが(でもこの辺りは本当に人人人でした〜)、鉄門跡や石垣など(この辺りはひっそりしてて情緒大満喫☆)大変雰囲気の良い所ですよね。(04.10.5)

小田原っ子 殿

ちょいと古くて申し訳ない。01年秋に加賀温泉へ行った時に兼六園へ寄り道をしました。園内を楽しんでいたら時間がなくなり、タクシーで帰ろうってんでタクシー乗り場へ急いだ。其処は金沢城石川門のまん前で、運転手が言うには「今年復元したばかり」と言うではないか。見たかったあ!死ぬまでにはきっと見るぞう!でも良いか、昨日は丸岡城を見てきたから・・・。07.5.5

 

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