観る読む三国志

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ドラマ 三国演義

制作/販売

中国(中央電視台)/(株)シネマ・ルネサンスなど

放送年

1994年

メディア

ビデオ、DVD、VCDなど各メーカーより
全84話、その他ダイジェスト版などあり

哲坊の
おすすめ度

★★★★★★★★8


出演/



中国のNHKともいえる中央電視台が1990〜94年にかけて制作したテレビドラマ。日本でも、何度かNHKBSで放送されたので観た人も多いだろう。一話が45分で全84話という大長編。黄巾の乱から司馬炎が帝位につくまでの、「演義」のストーリーを忠実にドラマ化している。

全体的な出来栄えはまずまず。主要人物はかなりいい味を出している人が多い。趙雲、呂布、張飛などは専用のテーマソングが用意されていて、時々ミュージカルのように曲に合わせて人物が動いたりするのもある意味斬新だ。合戦や一騎討ちシーンも、多少の物足りなさを感じはするものの、まずまず臨場感が出ている。


董卓を睨む丁原と呂布


曹豹も登場

 
難点は、あまりに長い撮影だったためか、役者が途中で変わってしまう人物が結構いること。若いときの袁紹と周瑜が同じ人だったり、長坂坡で格好いいアクションシーンを演じた趙雲が荊州の頃には冴えないオヤジになっていたりするのだ。これは日本の大河ドラマなどでは許されないことだろう。

あと、エキストラ(雑兵)や一部の脇役に、あまりやる気がないのも残念。緊迫した戦場なのに気の抜けた表情をしていたり、退却の最中に笑ったような顔をしている奴もいる。これが無ければ言うことはないのだが…。色々と不満は多いが、一応現時点では三国志演義の忠実な実写作品としては、これが最高傑作か。やはり三国志の映像作品は、本作や「諸葛孔明」のように充分な予算をかけた長編に限る。短編には本当にロクなものがないのだ。(2005.12.26 哲坊)


皆さんのレビュー

阿竜君

なんと言ってもほとんどの役者が「演義」のイメージに近い!「ホントにこんな感じだったのかも?」と思わせるリアル感あり!衣装も素晴らしい!(中盤、鎧が日本の鎧モドキになってるのが気にはなりますが…) ただ…中国ドラマに慣れていないと、独特の雰囲気を「ダルい」と感じてしまうかもしれません。カメラワークも最近の中国ドラマに比べて単調です。ある程度「三國志」を知っている方なら、楽しめるでしょうが、何も知らない初心者が観るには少々敷居が高い作品かもしれませんね。(06.3.21)
評価…★★★★★★★7

魁!!三国塾 殿

初めて投稿させてもらいます。私、この作品の事は、「別冊宝島・僕たちの好きな三国志」で、三国志の映像作品について紹介されていたページで知りまして、面白そうだったので、全十九話の国際スタンダード版を通販で購入した次第です。(その後、完全版を全巻視聴)。この作品の魅力は、なんといっても三国志の映像作品だと個人的には思いますね。小説や漫画では、いまいち解かりづらい当時の生活様式や戦争の事などがとてもよく解かるんです。映像の力ってすごいですね。ただ難をいえば、魏・呉の武将は、君主や大都督クラスの人達以外は個性が薄い点ですね。(魏ファンの私としてはかなりつらい…)まあこれだけは尺の問題上仕方がないのかもしれませんが…。管理人様、退却の最中に笑っているエキストラってどのシーンにいますか? 何度視ても見つけられません(笑)。 (06.3.21)
評価…★★★★★★★7

哲坊

わざわざ探してしまわれたようで、すみません。しばらく観ていないので、もしかしたら記憶違いだったかもしれないです。自分でももう一度探してみたいと思います。(06.3.21)

貂蝉@殿

この作品で「三国志」を好きになったのですけど、「赤壁の乱」や「五丈原の乱」の時にあまりエキストラの皆さんがやる気のなさに「なんじゃこれはー。」と叫んでしまいました。それに一人二役の役者さん達がいて「老け取るやないけー。」と叫んでしまいました。出来としてはあまり良いとは思いませんが是非DVDやVHSを買って見て下さいね。面白いですから。 (06.3.21)
評価…★★★★★5

張鵬 殿

的確是非常出色的作品,是我最喜歡的電視劇之一。裏面的雜兵都是由解放軍扮演的,真的看起來是沒什麽精神 呢,哈哈,不過裏面的主要人物都演得很出色,孔明是我最喜歡的。(06.3.21)
評価…★★★★★★★★8

(哲坊注:中国の方でしょうか。ありがとうございます。yahooの機能で翻訳したものも以下に掲載させていただきます。一部、うまく訳せませんでしたが…)
的確で非常に秀でている作品。私が最も喜んだテレビドラマの一つです。雑兵は全て解放軍の兵が演じています。真のものは雑多な&#40637がないことであるように見える;元気です。呢、笑いぐさ、主要な人物は全部秀でていて演じていますが、孔明は私が最も喜ぶことです。

五員虎将 殿

この作品には、私は並々ならぬ思い入れがあります。というのも、この作品こそ当時(2000年だったか2001年だったか。当時の私は小学5,6年でした)横山三国志しか読んでなかったくせに、三国志に飽きてしまった(!)自分に再び三国志熱を起こさせてくれたからです。何と言いますか、映像の力ってモンでしょうかねぇ(その後、叔父に無理を言って大部分録画してもらったモンです(苦笑))。

個人的にお薦めしたい場面は、何と言っても「長坂波」。第30回の内容ですね。これを観て以来、私は趙雲が最も好きになりました(理由?それは本作を観ればわかりますよ♪)今でもこのシーンはほぼ1日に1回観ているモンで、親兄弟に嫌がられています(笑)。何にしても、理屈抜きにお薦めしたい一品です。(06.4.8)
評価…★★★★★★★★★★10

項羽@殿

演義ファンにはたまらない一作。関羽の首の目が開くところまで映像化されてます。「やぁ雲長どの、ご健勝かな・・・・はっ・・・ひいっぃいい!!」と関羽の首にビビる曹操はかわいいおじいちゃんです。いちばんお勧めのシーン。なんでやねん(笑)。とにかく演義ファンにはたまらない作品。ぜひ全作そろえてください。ただいやなのが、何度かある俳優の交代と兵士の演技力ですね・・・これは萎える・・・。 07.3.7
評価…★★★★★★★★★9

Manbo

普段なかなかクローズアップされることのない(というよりカットされることの圧倒的に多い)五丈原以降の流れもかなりきっちりと映像化されているのは非常にポイントが高いと思います。まさに「歴史は繰り返される」といったかのような司馬懿の息子たちの魏の皇室乗っ取り、名将ケ艾の苦難の果ての勝利とそこからのあまりにもあっけない転落、姜維の執念など見どころたくさんです。各章の冒頭で流れる臨江仙(原作冒頭の詩)を歌ったテーマソングも情緒感抜群。最終話のラストで流れた時は思わず涙が出ました。

ただ、年代物なのでやはり演出面や編集など厳しいところも少なくないので、阿竜君さんも仰っているようにある程度「三国志」に興味を持っている人向けというのは間違いないと思います。 08.2.13
評価…★★★★★★★★★★10

FCS

放映後、中国国内では極めて不評でした。なによりも役者がコロコロ変わることには理解に苦しむ。撮影監督がインタビュで、「ドラマはあまりにも長いため、同じ俳優に出演させたら撮影が終わるまで10年かかってしまう」との談話がありましたが、それこそ監督の手腕を見せるところじゃないか、と逆に言いたいです。

ちなみにちなみに、ドラマ版「三国演義」の監督は、もう一つの中国古典文学大作、「紅楼夢」をドラマで大ヒットさせた人物です。人間+家庭ドラマには長じていますが、逆を言えば「三国演義」のような歴史+謀略+戦略+ヒーロー伝のドラマに関しての監督実績はほとんどないということです。それが原因か、全編においてダラダラしていて「演義」がもっとも必要としている緊迫感や臨場感を醸し出せていません。当時中国中央電視台の宣伝CMを見て、並ならぬ期待を込めてこのドラマを観ていましたが、かなり失望させられました。08.2.13
評価…★★★3


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