元祖西遊記 スーパーモンキー大冒険 (バップ)

ジャンル

アクションRPG?

発売

1986年 バップ

ハード

ファミコン

哲坊の
個人的評価

無理


(ぽん 殿によるレビュー)

知る人ぞ知る、ファミコン史上伝説のクソゲー。ジャンルはアクションRPG。西遊記モノのクセしてスタート地点が台湾といきなり笑わせてくれます。その上、ある地点にある見えないワープゾーンを踏まないと中国本土へ行けない(ヒントは説明書にあり)ので中古(裸)で買うともうこの時点で挫折するかもしれません(爆)。やっとのことで中国本土へたどり着いてもここがまた滅茶苦茶広い…説明書でテレビ700画面分だと自負してました。ォイ…。その上移動速度が遅い。「星をみるひと」に毛が生えたような移動速度で700画面を歩かされ、情報は殆どない(というか0に等しい)ので迷う事必須。…とこのゲームのダメなところを上げるとキリがないので変な点+斬新で面白いと思う点を絞ってあげてみます。

1.仲間
フィールドを
歩いていると全く前触れもなくアクション風の戦闘に突入し、しかもプレイヤーは悟空しか操れない。そこで弱い敵を倒すと仲間が勝手に出てくるがこれが体当たりしかしない上に、飛びまわってるだけでクソ弱く運が悪いとその戦闘だけで悟空以外が殺されてたりする(別にいらないが…爆)

2.攻撃
戦闘中はBボタンで如意棒が振れる。しかしこれが滅茶苦茶反応悪く、連打しないとまず振ってくれない。その上変な風に連打するとキャンセル技がかかり(ゲーム史上初!?) 変なアニメーションになる。ちなみに棒を振っている間は悟空は完全無敵になり、炎だろうが矢の雨だろうがなんでもござれになる。

3.都の存在意義
説明書の雑なマップには所々都が記されている。実際そこら辺には六角形に配置された建物があり入ると「○○のみやこだ!」と出てくる。…しかしなぜその後
いきなり弓兵に矢を乱射されなきゃならないかな、確かに三蔵法師も都で指名手配を食らっていたらしいが誰も殺せとは言っていないはず…。ちなみに弓兵を倒すと都の外へ出る。…それだけ。

4.ゲームオーバー
不幸にも味方全員が敵にやられるor餓死すると真っ青な画面+音無し+汚いフォントで画面中央にぽつんと

『ああ しんじゃった!』

と表示される。しかもコンテニューは不能でタイトルへ直行。また台湾からである。…これは笑える人には滅茶苦茶笑える。

5.時間の流れ
歩いていると時間が経って夜になったり昼になったりする。夜にならないと通れないところなどがあり、ゲーム的には面白いが時間が経つのがドラクエなど相手にならないぐらい遅いので昼にその場所へつくと退屈な思いをさせられる。

6.食料と水
三蔵一行は食料と水を持っていて1日に三回消費される。食料と水がなくなるとどんどんパワーが減っていき
『ああ しんじゃった!』になる。減った分はその辺にある民家から補充できる。また、食料と水があると定期的にパワーが回復していくようだ。

7.ラスボス
火炎山を超えたあたりで突然登場。しかも牛魔王では無く『混世魔王』。多分見た人の殆どが誰ですか?コレ?と思う。
牛ちゃんはフィールドで雑魚として登場。強いです。

8.パスワード?
特定の民家や都に入ると『AB AB』というなぞの言葉が表示される。タイトル画面でこの順序にボタンを押すとその場所からスタートできるというモノ。しかし説明書でも
『ボタンをがちゃがちゃ押せば変なところからスタートするかも』という文でしかパスワードに触れていない…わかるかッ!!

9.エンディング
数々の難関を乗り越えてやっと天竺にたどり着くとまたもや
青い画面+白い文字でメッセージがついてくるだけというもの。まだ、音楽がついている分、このゲームでは頑張ったといえるが…短いッ!! 天竺に入って10秒後には『おしまい』という文字で祝福されているでしょう。

と、散々だけれども音楽が西遊記っぽくてわりと好きなので☆2個です。それ以外は評価しようのないほどの駄作ですが…。(02.12.14)
評価…★★2


語る! 「スーパーモンキー大冒険」

哲坊

いやあ出た出た。投稿ありがとうございます。これもクソゲー殿堂入り間違いなし。「クソゲーとは?」の問いに対して、必ずこれが出るといってもいい。タイトルからして意味不明の、クソゲー史に残る作品です。こぼれ話として、ロムの中にデザイナーのダイイング・メッセージが残されているらしいです。これを見ると、どんな人物が、どんな心境で制作に携わっていたのかが垣間見えます。それにしてもひどい(笑)。(02.12.14)
攻略サイト ファン?サイト

nonki 殿

ただマップ歩くだけ、中古で580円位ですが買うくらいならお金募金した方がマシ!(03.12.28)
評価…★1

いくつかのイカリ 殿

「ながい たびが はじまる ・・」(スタート画面より引用)

本当に気の長いたびが始まります。マジです(笑)
何のヒントも無く、カクカクのフィールドに放りだされる玄奘三蔵法師と孫悟空…と三蔵の愛馬。これをはじめてプレイしたのは、とある西遊記をモチーフにした漫画が一部の若者の間でブレイクした2000年なんですが、そのときの感想。
「うーん、これ…歩くの『星をみるひと』並に遅いやん!」であったが、プレイして10秒後「これは、つまらん!でも、斜め移動できるのは凄いな!」に変わり、更に10分後「ワープポイントこれ、見えないじゃん…どうやってこの先見つけろと?」

さらに、数分後…
「ああ しんじゃった」

という青い背景に、パソコンのフォントサイズ2ぐらいの文字が表示された後、強制的にタイトルへその後、カセットをファミコンから抜き取りました。たぶん、これはプレイした人の9割方この様になると思われます(笑)。 でも一番笑ったのは"何もない"ところでいきなりイベントが発生し「わたしが らせつおんな だ」と流れた事です。しかも、ボスなのにザコ的と同じ体力(笑) 。(04.3.17)
評価…★1

ハゲタカ 殿

小学生の誕生日プレゼントがこれでした、なんだかんだで楽しんでました。今思うと、とても無駄な時間だったなぁ・・・(05.1.6)
評価…★★★3

superjanki 殿

このゲームを買ったのは中学くらいでしたが、私は結構楽しんでました。VAPっていう会社が広告をすごく打って宣伝してました。だから制作費より広告費の方が高いんじゃないかっていう(笑)。でも当時から私もへそ曲がりでしたので、そういうおかしな雰囲気を敏感に嗅ぎ分けていたんでしょうね。出たら速攻で買いました。ファミマガかなんかに700画面マップが付録で付いたような?結局自力でクリアしましたが(笑)。

このゲームは仲間が全然意味がないんだけど、だんだん仲間が死んでいって沙悟浄と法師だけで孤独に中国大陸を歩くあのロマンっていうか。そんで結構BGMがいいんですよ。いまだに口ずさめます。また、ワープ地点が見えないって言うけど、それを嗅ぎ分けるのが醍醐味であり、制作者との一つの心理戦ですね。敵でいやだったのは笑鬼っていう妙に小さいやつ。如意棒があたんないんですよ。まあ如意棒がっていうより攻撃が(如意棒がっていうほど緻密に作られてないから)。それと金角戦で悟空がたくさんでてきたり、何げなくプログラミングのテクを発揮してたりしてかわいいです。そんなテクがあったら見せ所を考えろよっていいたくなる。幼かったからこそ出来たゲーム。懐かしいな・・・。PS.セレクトボタンを押しながらポーズをかけることを繰り返すと、森を抜けて(ビルマ?)いきなりインドへ行けました。(05.2.6)
評価…★★★★★★6

ニキータ 殿

私はプレイしたことがないのですが、4月からゲームセンターCXという番組でこのソフトを取り上げていて、司会のよゐこ有野氏がこのソフトに関する情報提供者を募集しています。その番組を見る限りすごいゲームですね。(ゲームセンターCXホームページ)ながいたびがはじまりそうですね。(05.7.14)

減るサターン 殿

やっぱり皆さんが思ってるとおり、伝説的なクソゲーですね。一応はクリアしたんですが、それは攻略サイトを利用して…。攻略サイトがなければ、本当に伝説以上のクソゲーですわ。

『ながいたびが はじまる…』

これがこのゲームのすべてを物語ってますね…。でも個人的に史上最大のクソゲーと認識している『ボコスカウォーズ』よりは、数倍マシですが。『スーパーモンキー』は一応攻略サイトがあるから攻略は可能ですが、『ボコスカ』は攻略サイトがあっても運ゲーですから、運が悪けりゃ攻略不能。とはいえ、スーパーモンキーもクリアした以上、もう2度とプレイする気にもなれない…。(06.4.23)
評価…★★★★4

SS 殿

タイトルからして元祖西遊記って何に対して元祖なのかが謎です。いや〜クソゲーといえばクソゲーなんですが、RPGだとおもうからってのもあります。これは迷路ゲームというジャンルのゲームでRPGではないんです。ゲームオーバーにならないようフィールドを散策するゲームなんでこれはこれでいいんです。

ただ説明不足すぎ・・・意味不明な要素が多く一度RPGだと思い込むと不可解さでやる気を一気に消失します。コンテニューパスワードである AB AB ABとかもタイトル画面でAはAを押すABはBを押しながらAを押すってことらしいんですが・・・言われなきゃわからん! 多くのプレイヤーがセーブできないRPGとしてクソゲー以下の評価をくだしたことでしょう。ポイントとしては

・時間との戦いなので敵は早く倒す
・地図を自分で描く
・ゴクウの攻撃を切れ目なくだし無敵を維持できるようにする
・あやしいところには行ってみる(ワープ)

てなところです。まぁアクションRPGだという勘違いをしなければ・・・並のクソゲーという評価で我慢できます・・・(06.8.5)
評価…★★2

キャプテンサワダ 殿

FCのソフトでこれほど劣悪なRPG(RPGですらないかもしれないが。)見たことありません。まぁ、あれですね。一言。なんじゃこりゃ。ですね。シナリオが意味不明(FCのソフトにシナリオを求める自体間違いなのかもしれないが。)な上にいきなり砂漠に落とされる。

俺に何をしろというのか。勿論説明書には明確な内容は書かれていません。大体これほど何も説明しない説明書も珍しいです。死んだ時にでる「ああ、しんじゃった。」の文字が殺意をわかせてくれやがります。このゲームのおかげで昔の中国は不毛の大地だと思っていました。このゲームの製作スタッフはストレスを溜め込んでいて憂さ晴らしにプレイヤーをいたぶろうと思って作ったゲームだということがよくわかりました。みなさんも飼う時もとい買う時は300円未満の時がおすすめです。クソゲー抗体が結構つきます。(06.8.5)

ワイタケ

音楽が非常にいいのでは? 特に戦闘シーンのは。何かノリがいい。グラフィック、ゲームバランス等は最低だけど・・・。あと、「ああ しんじゃった」は、かなりウケるのではないかな。もちろん、総じて評価するとクソゲーなのだけど、個人的には結構好きなゲームだったりする。07.12.20
評価…★★★★★★★7

 
貴殿の投稿が、この頁を作ります。


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