スターフォース

ジャンル

シューティングゲーム

発売

1984年 テーカン(テクモ)

ハード

アーケード(テーカン)
ファミコン(ハドソン)
WIN用SUPER1500シリーズ
(メ ディアカイト) セガマーク2

哲坊の
個人的評価

★★★★★★★★8


 
テーカン(現・テクモ)が1984年にアーケード版としてリリースし、翌年なぜかハドソンがファミコンに移植して大ヒットさせた縦スクロール型シューティングゲーム。

 自機「ファイナルスター」を操り、巨大暗黒星ゴーデスに乗り込む。次々と登場し多彩な攻撃パターンを持つ敵キャラ、8方向に動く自機は「ゼビウス」の宇宙版といったところ。ひたすら撃ちまくれる快感と美しいグラフィックで多くのプレイヤーを虜にした。そう、このゲームの醍醐味は、とにかく連射!連射!連射!!!である。フォースビームで浮遊物も地上物も関係なく破壊できるので、使うボタンもたった1つだけという単純明快さがヒットの要因でもあった。

捕虜護送艇<カルデロン>を撃つと、友軍のパーサーを救出でき、それと合体すれば移動スピードと連射速度がパワーアップし、BGMも一転してノリの良いものに変化。これ以外にも、当時にしては実に様々な要素が盛り込まれている奥深いゲームだった。たとえば…

1.ステージの最後には、ギリシャ数字をかたどったボスがおり、倒すと次のエリアに進める。

2.地上物に「B」と「b」のパネルがあり、全部破壊すればステージクリアの際に各最大10000点のボーナスを獲得できる。破壊できないと減点されていくのが斬新だった。

3.エリアが進むと、地上物のグラフィックが変わる。段々と「おどろおどろしい」雰囲気になって行き、先を見たいという欲求を起こさせた。さらに、マップ終盤には、謎の地上絵があり、どこかに存在する隠し地上物(100万点ボーナスという破格の得点)の秘密が隠されている。それを伺わせるように、ゲーム全体にミステリアスな雰囲気が漂っている。

4.突如音楽が変わり、登場する中ボスキャラ「ラリオス」の存在。これを合体前に倒す(1秒間に8発撃つ)とスペシャルボーナス。

5.連なる地上物「ジムダ・ステギ」を8ヶ破壊するごとにボーナス加算。

6. 「?」パネルを撃つと顔マークに変わり、笑った顔が出ると1UP。

これらを考えると、単に「ゼビウス」を真似ただけの作品では決してなかったことが伺える。とくに、本作最大の謎ともいえる上述の「隠し地上物」を、初めて発見したときは本当に興奮した。


ファミコン版の画面写真(ページ上部はアーケード版)

 ファミコン版の移植度はまずまず良好で、本体の性能を最大限に引き出し、同時代の「1942」、「エグゼドエグゼス」などとは違って、爽快感を損なうことなく見事な移植に成功していた。また、本作はハドソンのゲーム大会全国キャラバン(第1回目)の公式認定ソフトとなり、全国を席巻。高橋名人の16連射もこのゲームから生まれた。

ちなみに、当時私は横浜・戸塚のダイエーで行なわれた大会に出場。予選を勝ち抜き(約200名中20名)、決勝大会に進んだものの、肝心のラリオスのところで緊張してミス(予選では上手くいった)して敗退、13位に終わった。まあ、決勝に残ったので満足。中学時代の暑い夏のこと、思い出のゲームである。毛利名人に、Tシャツにサインしてもらったっけな(笑)。 (哲坊)

語る! 「スターフォース」

渦巻主任 殿

個人的に高橋名人&キャラバンというと「スターソルジャー」を連想します。このゲームの頃がFCにおけるハドソンの一番最盛期だったような…。(連射パッドの走りであるジョイカードもこのゲームと同時期に出たと思います)ちなみに、私はキャラバンに行った時は慣れないジョイスティックの前に轟沈(爆)。

哲坊

そうそう。あの黄色いジョイスティック(ハドソン公式ジョイスティックらしい)でやらされるものだから、不慣れな人は全然実力が出せなかったんです。大会前に購入して練習した人多数、自分もそのひとり(笑)。完全にハドソンの術中にはまっておりました。ハドソンシューティング2作目の「スターソルジャー」も好きでした。しかし、その次の「ヘクター」では、「どうしちまったんだ?ハドソン!」という感じでした(笑)。

沮授 殿

更新履歴に「スターフォース」の文字が飛び込んできた時、拙者の脳裏にかつて駄菓子屋に設置してあった30円アーケード版STAR FORCEにのめり込んだ古き良き思い出が映し出された次第。(あぁ懐かしい…。)自機が出撃する際の軽快なBGM、各ステージ最後に登場するギリシャ文字の飛行物体が被弾した時の金属音、ひたすら流れる縦スクロール背景、敵キャラの飛行物体が見せる比較的高速かつトリッキーな動きに、いつしかハマっていったものであります。そういや、このゲームのお陰でΦ(ファイ)という文字を知ったっけな。(笑)

当時、もう少し矢銭があれば最後までクリアしてたかも…。そんな拙者は、隠し地上物の存在は今日まで全く知らなかった次第。このゲームで、パーサーを付けずに連射技量を上げたおかげで、その後1943というシューティングで全国4位でLOGINに掲載されたものである。(自慢オチで御免(笑))
評価…★★★★★★★7

哲坊

アーケード版は難易度が高かったですが、さすが沮授殿。しかし、たぶんエンディングは無かったのでは…(笑)。(当時のゲームと同様無限ループ)隠しキャラは、出現に16発、破壊に16発必要(しかもその間敵の攻撃をかわしながら)という難易度でした。ヒントも少ないし、初めて発見した時は体がふるえたものです。

鯛 殿

私が思うに、最高のシューティングゲームだったと思います。アーケード版でその存在を知り、結構やり込んだ覚えがあります。その後、ファミコン版・MSXのROM版も入手し、夜通しプレイしたりもしました。当時JOYBALLという球形のジョイスティックを購入し、連射モードで爽快さを楽しみました。そーいえば、ステージボス(?)は自得点の下1桁か下2桁の偶数・奇数で、左右の移動方向が事前に判るんですよねー。今度WINDOWS版を買おうかと目論んでいます。
評価…★★★★★★★★★★10

ぶっち 殿

当時、セガ(マーク2)のゲーマーだった私が、正直「ファミコン買っときゃよかった・・・」と後悔した名作シューティングゲーム。確か左右に少しスクロールしたような気がしますが、すごくかっこよかったですね。(実はセガでもスターフォース出たんですよ・パーサーと合体した姿が最高にかっこわるかったなあ・・・)
評価…★★★★★★★★★9

ジョンペイ 殿

今自分は高校生ですが、今までやったシューティングの中で一番面白いと思う。FC版しか持っていないのだが、最近ACがあることを知りMAMEでやってみたら、かなりビビリました。あの画面の綺麗さ、FCより爽快であり、ハマリまくりです。連射があまり上手くない自分は、ちょっときつかったです。(未だに砂漠の場所まで行ったことが無い=まだゴーデスを見たことが無い・・・。)
評価…★★★★★★★★★★10

GVJ 殿

パワーアップアイテムを(パーサーだっけ?)取ったときの音楽が良かったです。あの「顔」にまつわる謎がコミックボンボンでシリアスな漫画になってましたっけね。(03.4.28)
評価…★★★★★★★★8

アクシス殿

ゼビウスと並んで面白いゲームでした。joybollも買いましたが、あの黄色くでかいスティックにはなじめず、連射のみに使用し、足の指でボタンを押さながら、操縦は普通のコントローラでした覚えがあります。後半になるとかなり難しくなったので、確か無敵になる方法があって、それをしてクリアしたり、ゴーデスを出した覚えがあります。(今考えると卑怯な戦法でしたが) (03.4.28)
評価…★★★★★★★★8

らりおす 殿

もう18年近く前ですよね。当時小学生だった私は「らら・ぽーと」に行く度、必ずカタキのようにプレイしてました。親にツインファミコンとスターフォース買ってもらった時のうれしさと言ったらもう!! ただ友達呼ばないと無敵になれないんだよね。今だにあのテーマ曲を聞くと体が震えだして、指が連射始めるんですよね。
「スーパースターフォース」は別のゲームと割り切ってプレイすれば楽しめますね。ただアーケードの「ファイナルスターフォース」って最悪よ。ある意味プレイする価値あり。 (03.7.26)
評価…★★★★★★★★★★10

AEOS 殿

ファミコン、アーケードとはまりまくったゲーム。小学二年生のとき、友人がファミコン版をうちに持ってきて、衝撃を受けました。自分のものを入手してからは連日プレイしまくりました。今やっても面白いです。オリジナルのアーケード版は駄菓子屋でプレイしました。ファミコン版より難しい!
ちなみに砂漠の100万点ボーナスは「ゴーデス」ではなく「クレオパトラ」では?(03.9.24)
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

あ、確かに「ゴーデス」はこのゲームの舞台であり、浮遊大陸の名前ですな(笑)。でも、あれの正式名称はあるんだろうか。形はスフィンクス(クレオパトラ?)のようですが…(03.9.24)

わに♪殿

最高のゲームです。今改めて、win版でやっています。最新のゲームに引けをとらない出来の良さには、ある意味、ゲームの歴史上に残した方がいいソフトと言えるかも? 個人的には対空・対地攻撃分割のゼビウスより、優しいゲームルールなので大きくこちらがリード。ただ、難易度はすごく高いですね。win版の最高難易度は「Γ−AREA」突破も難しいです。(涙)ノーマルランクでも「Μ」「Ν」辺りで沈没しちゃいます。 (03.9.24)
評価…★★★★★★★★★★10

もするさ 殿

この世に"Classic(古典)"と呼べるゲームがあるとしたら明らかにその一つと胸を張って言い切れる。ゼビウスも素晴らしいゲームとは信じている。・・・でも後世への影響って言う側面を考えると地上も空中も同じ武器で攻撃するというスタイルと定着させたこっちの方がゲーム史に大きな足跡を残したかもしれない。あのころの”夏”は熱かったねぇ。自分も燃えた口な一人です。最近やったら、「Ζ」や「Θ」で死亡確定な自分に悶絶した。昔はFC版で「Π」あたりまでいけたはずなのに。(涙) (03.11.1)
評価…★★★★★★★★★9

なかけん殿

エリアターゲットと相打ちでゲームオーバーになると、破壊した時のキンコン音が何度も(ネームエントリ画面が出るまで)鳴ってたのを思い出します。ジムダやラリオスなど耐久力のある敵を撃ったときのキンキン音、爆発音、BGMなど、移植作ではグラフィックよりも再現するのが難しいようです。あと94年のTECMOに"EIGHT FORCE"というSTGがありました。BGMや敵アルゴリズム等にSTAR FORCEの面影が見られます。(03.11.1)
評価…★★★★★★★★8

UCC 殿

私にとって初めて触れたシューティングゲーム。プレイしたのはファミコン版でした。ただし、そのころ私はファミコンを持ってなかったので、友達の家でプレイさせてもらいましたが。当時はとても衝撃的だったのを覚えています。しかしプレイした当時、私は幼稚園生だったので「極める、やり込む」といった感情は無く、ただ、純粋にゲームが楽しくやってました。しかし、その何でも純粋に楽しく思えた時期にこのゲームに触れられたことを幸せに思います。今のゲームには無いシンプルで人を引きつける力のあるこのゲーム。未プレイの方はプレイしてみてはいかがでしょうか? 

余談ですが、このゲームは当時「コロコロ」に連載していた高橋名人が主人公の漫画「ファミコン少年団」でよくネタにされてました。そのときの高橋名人がかなり美化されていたことを今でも鮮明に覚えています。 (04.6.25)
評価…★★★★★★★★★9

カゲぱん 殿

このゲームはなにかしら早く敵を倒してしまいたい欲求にかられる。移動速度もあるけど敵が一気にくるんですよね。だからやられない様にと出来るだけ点を取っておきたいという気持ちがその欲求を生むわけなんです。物にしろ敵にしろ倒し逃した時は一瞬うっ!ともったいないと思う、貴重な得点材料が〜ってね。けどこのゲームって敵などを倒してドンドン点数が増えていく感じがなんとも気持ちがいい。特に固まって出るBパネルを一気に破壊した時なんかね。ちなみにアーケード版は一度しかやった事がないです。(04.6.25)
評価…★★★★★★★7

霜泉 殿

わたしはシューティング、アクションが苦手なのですが、このゲームは、好きでした。(やはり、苦手でしたが)理由は、やはり爽快感でしょうか。敵を、バリバリ倒していく感じが気持ちよくて、すぐやられるのに、何度も遊んだ記憶があります。効果音、グラフィックなども、いい雰囲気をだしていて、ゲームとして、完成していたように思います。(04.10.25)

Sコブラ 殿

いわゆるゲーセンが、まだゲームセンターと略さずに呼ばれていた頃…猿のように遊んだゲームがスターフォースでした。腕前はたいしたことなかったんですがw、ジムダステギは熱かったですね。その後、ファミコン・セガ両機種に移植されましたが、どちらも満足のいくデキとは言い難かった憶えがあります。移植度自体はFC版のが良かったけど、地上絵とかの演出が無くて、スターフォース特有のミステリアス感が台無しだった。

そんな思いのまま時は過ぎ、今じゃSHTなんて弾幕系以外は化石のようなゲームですけど、この度PS2に完全移植されましたね。もちろん即買い!(といいたいところだが、懐が)とりあえず、冷静に判断すればもっと低いかもだけど、想いの強さで殿堂入りです。(05.1.6)
評価…★★★★★★★★★★10

パオー 殿

スーパースターフォースは、はじめの面こそスピードは遅く、雰囲気も悪いが、ステージがすすむとかなり壮絶なハイスピード戦になる。地上面のRPG要素も、キライじゃなかった。バッテリーバックアップによるセーブがあれば、良いゲームになったと思う。スターフォースは、みなさん仰る通り伝説のゲーム。敵の編隊を早期に撃退(早回し)/またはあえて撃ちもらしし、ボーナスアイテムの出現タイミングを図る戦略性があるなど、奥も深い。(05.1.6)
評価…★★★★★★★★8

ぴろねん殿

これがしたいが為に、記念に取っておいた100円札を両替してまでPLAYしたものでした。当時地元のゲーセンで100万点ボーナスを私が初めて出しました。当時高校生だったんですが、テスト期間中にもゲーセンに行ってて、英語の先生に怒られました。最近はシューティングゲームがあまり無いのでよくわかりませんが、当時の当たり判定は結構大雑把だったので、サイドアタックなんてふざけてしてました。ちなみに私は哲坊さんよりちょっと?(かなりかな?)年上です。(05.5.27)
評価…★★★★★★★★★9

ブラウン殿

親に二百円をもらって初めて「ゲームセンター」に入った日。あふれる機械音に圧倒されつつ胸躍らせるる中、一曲だけ際立っていた抜群にテンポの良い音楽に引き寄せられるようにして近寄っていったのがスターフォースの筐体でした。“alpha”で二百円はあっという間に消えましたが、私の後にプレイをはじめたにーちゃんが、(当時の私にとって)神業的なスティックさばきでどんどん先へと進んでいくのを食い入るように見つめ、戻ってきた親父に頭をはたかれてもその場を離れようとしなかった記憶があります。

“mu”?“nu”?「ム」?「ヌ」?……その後、小学生の分際でグリークアルファベットを丸暗記したのはもちろんスターフォースの影響です。もちろん、何の役にも立たなかったどころか今ではほとんど忘れましたが(笑)。その後、100円を手に入れてはプレイしに行っていました。何も考えず動きまくって撃ちまくる、最高でした。思い出話に終始して感想になっていないかもしれませんが私はこのゲームにこの点数しかつけることができません。(05.7.12)
評価…★★★★★★★★★★10

れーびあ 殿

ゲーセンで初めて見たとき、面白そうだとは思いつつもプレイできませんでした。何か難しそうだったので・・・。その後、FCで移植されると知り、お金を貯めて心待ちにしておりました。中身ですが、今でこそ「がんばって移植したんだな」と分かるのですが、当時は・・・FCの性能では埋めきれなかった絵の違いにちょっとがっかりしたものです。それでも、随分とやりましたよ。確かに面白かったし。点稼ぎに熱くなれたゲームでした。(05.9.4)
評価…★★★★★★★7

シャケ 殿

このゲームは僕は最近知りました。それは3ヶ月まえのこと、僕の友人がファミコンをやっていました。そのゲームがスターフォースです。僕の友人はファミコン用の連射機を持っていました。それを使うとめちゃくちゃ連射速度が上がるのでものすごく気持ちよさそうでした。そこでぼくもやってみました。その瞬間「真・三国無双」を始めてやった時と同じような爽快感がしました。それ以降やってないのでまた機会があったらやってみたいと思います。(06.11.6)
評価…★★★★★★★★8

葉隠流★影丸

なんともいえない魅力がある。あのタイルのような地形を見るとワクワクしてくる。最高のシューティングゲーム。小学生の頃に初めてやっていらい30過ぎた今でもたまにやる。07.12.20
評価…★★★★★★★★★★10

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