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ジャンル 格闘アクションゲーム 発売 1985〜86年 ハード アーケード(アイレム) 哲坊の ★★★★★★★★8(アーケード) ★★★★★★★7(ファミコン)
ファミコン(任天堂)
プレイステーション(リメイク版・アイレム)
個人的評価
キックとパンチ、ジャンプ、しゃがみを駆使して敵を倒し、塔をのぼっていくアクションゲーム。オリジナルのアーケード版はアイレムが制作したが、のちファミコンに移植され、任天堂が発売した。(左写真はそのファミコン版)
1984年にヒットしたジャッキーチェン映画のタイトルを借りているが、設定もストーリーも映画とは全く異なっている。わずかな共通点は、主人公の名がトーマス、さらわれた女の名がシルビアということぐらいである。しかし、アクションゲームとしては抜群に面白く、完成されている。群がる敵をなぎ倒し、恋人を救いに行くという単純明快な目的が男の冒険心をあおったのか、熱中するプレイヤーも多かった。私は、学校帰りのバッティングセンターで毎日のようにプレイした思い出がある。 アーケード版はかなり難易度が高かったが、ファミコン版はかなり簡単になっていて初心者もとっつきやすかった。画面もサウンドも貧弱になってしまったが、今考えれば当時としてはまずまずの移植度だったとは思う。以下では写真映えのするアーケード版の画面を中心に紹介する。
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六条 殿 |
たぶん、ゲーム史上最初の人の声が出るゲーム。ニンテンドウ8(ファミコン)の能力でよくあれだけの合成が出来たものだと今になって感心する。ここは五重塔。悪者(ミスターX)にさらわれた恋人を救い出せ、ということでゲームがスタートする。ゲーム開始してすぐの音楽「ダンダカダンダカダンダカダカダカあちょあちょあちょっ!!(ザコを蹴る音)」は、後年のスーパーマリオとともに、私達の耳に永遠にぐるぐると回り続けている音楽なのではないだろうか。ほら、思い出したでしょう?あの闘いの日々を。影響力はビートルズ以上ですね。 一面のボスは棒使い。意外と強いので、「ボヨヨ〜ン」なんて情けない音を出して死んでいったスパルタンたちも多いことでしょう。 そういえば、ボスに負けるとそれぞれ独特の声で笑うんだよね。芸が細かい!あと、忘れてはいけないのが愛すべきザコたち。集団で抱きついてくる変態ザコ。ナイフ投げのザコ。そして、小人ザコ。こいつが生意気。しゃがんでしか攻撃できないのに、しゃがむとたまに、軽やかに頭を蹴って去っていく。「たまに」ってのが曲者なんだよね。なんだか書いてるうちにやりたくなってきました。今プレミアものの初代ファミコンでしか出来ないんだよね…あ〜ナムコみたいに昔のゲーム集めて出さないかな、任天堂。とにかく、当時の技術・私達の世代の熱中度を考えて、文句なく殿堂入りでしょう。 |
哲坊 |
アーケード版の移植は、アイレムが「クラシックコレクション」(たしかそんな名前)としてプレイステーション用に出しておりますぞ。たしかジッピーレースや10ヤードファイト等と一緒に入っていたと記憶しております。中古ショップで探してみてくだされ。 |
チャコール殿 |
スパルタンX!懐かしいですね!当時にしてはかなり面白かった覚えがあります、私は4階の妖術使いが好きでした、はじめて対決した時にまず顔面におもいっきりキックをくれてやったら頭がポロリと落ちて、一瞬「あっ!悪いことしちゃったかな?」と思いましたが(笑)その後4階に行くたびに何回も頭を蹴って遊んでました。 |
騎士NEP 殿 |
シルビアにだったら襲われてもイイな・・・(笑)<byファミコンロッキー |
川崎T殿 |
「ああ〜〜!!シルビアが襲ってきたぁぁぁ!!」ですね。>ファミコンロッキー。ホントに面が進むとああいう展開になるかと思ったぞ!(笑) |
ぴぃ・・・殿 |
あの「アチョー!!」がイイ感じです。(4階の奴倒せない・・・) |
弥一衛門殿 |
これは名作では?なんかCMのような叫び声がすると思ってたんだけど、全くソレがなかったのでちょっと裏切られた感じがしたという覚えはありますね。(笑) |
哲坊 |
PSのリメイク版は、アーケードがベースなので、ファミコン版とはひと味違います。難易度も高いので、是非にお試しを。 |
マサムネ殿 |
私にとってこの作品は、難易度が高く、(まあファミコンのソフトほとんどが難しかったんですけど…)2面までしかいけなかったのを覚えています…。でも、歴史に残るファミコンソフトとして、ポートピア、たけし、いっき、スペランカーの次ぐらいに入るんではないでしょうか? |
ハイエナ太郎殿 |
「ジャッキーは負けてはいけないんだ。だからジャッキーを使うのなら無敵にしてくれ」 ライセンス交渉の際のこの一言で、「スパルタンX」は名前以外、映画とほぼ無関係のゲームになったようです(伝え聞き)。しかしそんな事など問題にすらならないほどの面白さでしたね。アーケード版、ファミコン版ともに傑作に値します。ただ、サターン版「アーケードクラシックス」は入力がシビアで、前方に跳び蹴りするはずが超高確率で真上に跳んでしまうのが難点、というか難関でした(おかげで4面クリアすら困難を極めるほど)。(04.3.17) |
哲坊 |
そんな事情があった(かもしれない)とは…。ありがとうございます。ゲームに対する世間の認知度なんて、当時はそんなものだったのかもしれませんな。もう一説では、映画の完成が遅れたために、アイレムがストーリーを把握しないままつくってしまったという話もあったようです。真相はいかに。(04.3.17) |
ワッハッハッハッハハハ殿 |
ア−ケ−ド版の4面ボス妖術使いは、おそらくラスボスより100倍強いでしょう。ミスタ−Xはザコです。あとのボスもなんとかなります。問題は、妖術使い。安定した攻略があれば教えてほしいです。私はなんとか3周したことがあるんですけど、難しいですね。プレステに移植されてるのはパタ−ン化できて楽勝なんですが(それでも強い) 基盤の設定とかで難易度とか変えられるんですかね。私は、大好きなゲ−ムのひとつですが、残念なのは4面の難易度です。そこがもうすこし楽ならサイコーのゲ−ムなんですが・・・そういえば、映画みてないな(笑)おもしろいのかな〜
(04.6.7) |
哲坊 |
幼術使いは、右端まで追い詰めれば楽なんですが、それまでが大変ですな。まあ、これぐらいの難易度があったほうが、歯応えがあっていいんじゃないでしょうか。 映画ですが、自分はジャッキーチェン映画の中では5本の指に入る名作だと思っています。ゲームとは内容が全然違いますが…(笑)。内容でいえばブルース・リーの「死亡遊戯」のほうが近いです。気になる方は2つともご覧になってみてください。(04.6.7) |
サル 殿 |
たしかに妖術使いは強いですよね。いちおう攻略としては、妖術使いをわざと分身さして、後ろに本物がきたら攻撃を避けつつ、偽物を一番端においこんで、しゃがみパンチ連打。これは人のプレイを見て知ったんですけど、確実にこの戦法で勝てるとはかぎりません。前に本物がきたらどうしようもないです。すなわち運。運が悪いと最悪ですね。正攻法でもいけますが、つらいです。 きになることが一つあるんですが、FC版とプレステ版の妖術使いのだす攻撃はパンチとかで消せますが、AC版はけせないですよね?この違いってものすごく大きいんじゃないでしょうか?(04.6.25) |
哲坊 |
偽物を階段まで追い詰める手ですね。確かに端まで行けば分身が解けるので、密着さえできれば楽に勝てるはずです。残りTIMEが少なくなると、偽物が前に来る確率が高かったような。火の玉は、AC版でもタイミングが合えばパンチかキックで消すことができます。ただ、距離とタイミングがすごくシビアですが。(04.6.25) |
DOY 殿 |
ファミコン版は初期の頃の作品ですね。まだ私の父親がファミコンをやっていた時代、どこからか買って来ました。当時僕には難しくて全然出来ませんでしたけど。思えば、この頃のゲームが頭の固い大人でも対応できていたんだなあと思います。
(04.10.25) |
大吉7 殿 |
個人的にはスーパーマリオと並ぶアクションゲームの最高作品です。ただ、ファミコン版をやりこんだ後にやったアーケード版は難しいという印象しかなく、評価はFC版ということで。同名の映画を初めて観た時、全く予備知識が無かったのであまりのゲームとの共通点の無さ(舞台は現代のスペイン・ヒロインは金髪等)にびっくりした記憶が…。でもアクション映画としては理屈抜きで面白く、私も数あるジャッキー映画の中でも屈指の名作だと思ってます。(05.3.22) |
サコダ 殿 |
アーケード版は間合いが近いのでつかみ男をジャンプキックで一掃するのが難しかった記憶が。ナイフ投げは上下それぞれ1発ずつ当てるとか。ファミコン版の方がストレスが溜まらなくて良かったような機がします。腕に自信のある人ならアーケード版の方が気持ちいいんでしょうけど…。当時は「任天堂にハズレなし」(すぐ飽きるものはあっても遊べないほどひどいものはない)が定説でした。評価はファミコン版です。(05.7.14) |
BNW 殿 |
僕は両方プレイしましたけどファミコン版のほうが良かったですね。アーケード版は音やグラフィックは良いんですが敵がくっつくとなかなか離れてくれないのでそれで体力を奪われて数秒でKOさせられます。その後何度もプレイしたけど1分と持ちませんでした。この辺はアーケード版は一切評価できません。僕は殆どのゲームはファミコン<アーケードでしたけどコレだけは真逆でした。ファミコン版はグラフィックが貧弱なのは仕方無いですが楽にクリア出来たのでそこそこ良かったと思います。因みに評価はファミコン版です。
(06.3.17) |
ミノタウロス |
あいにくアーケード版は遊んだことがないので、ファミコン版の感想を書かせていただきます。大好きなゲームです!! みてくれは確かにブルース・リーの死亡遊戯ですね(笑)。でも実際にプレイしてみると、そんな事は全然気にならなくなるほど面白かったです!わらわらと出現する敵をバッタバッタとなぎ倒す爽快感!アチョー!!の声が爽快感をさらに高めてくれます! 通算12人目のつかみ男を跳び蹴りで倒すと5000点も入ると知ってからは、調子に乗って時間切れ寸前までスコアを稼ぎまくってました(笑)最高で200万点くらいとった事も(爆)。クリアするたびに敵が手強くなっていき・・・妖術使いとは何度戦っても緊張します。最初はしゃがみキックだけで秒殺できてたミスターXも、徐々にガードが固くなり一筋縄ではいかなくなります。怪力男は何周してもチョロいですが(笑)。 僕はAモードでは15周、Bモードでは7周までが限界です。シルビアが真のラスボスだというデマ(笑)を信じて、本当に24周したことがあるという人を真面目に尊敬します!ちなみにゲームボーイ版のスパルタンXも非常に面白いのでお薦めです。6〜7分でクリアできるので暇つぶしに最適ですしやっぱりしゃがみキックだけでラスボスが簡単に倒せてしまうのもイイです(笑)
。07.12.20 |