ファイアーエムブレム シリーズ (任天堂) 

暗黒竜・紋章の謎
外伝
聖戦の系譜
トラキア776
封印の剣
烈火の剣
聖魔の光石
蒼炎の軌跡
新・暗黒竜と
 
 
 

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

ジャンル

シミュレーションRPG

発売

1996年

ハード

スーパーファミコン

哲坊の
個人的評価

★★★★★★★7

物語、システムともに一新された第4作。新主人公のシグルド以下、味方ユニットを操り、大陸全土を揺るがす戦記をシミュレーションする。マップが広大で、5つの勢力に多数の人物が登場するなど、前作に比べ、大幅にスケールアップした。スキルシステムの導入など、現在まで続くFE作品の基礎やイメージを固めた作品といえる。プレイ中、キャラクター同士に恋愛感情が生じ、彼らの子供も成長して活躍するという、2世代に渡る壮大な物語が展開される。


さまざまな面で大幅にパワーアップしたのは良いのだが、私個人としては、あまりに急激な進化をすんなり受け入れがたい面が多かった。色々な「スキル」が採用されて、成長率以外の面で使えるキャラとそうでないキャラの差が激しくついてしまったように思う。また最初のステージからかなりの難易度で、次々とストーリーが進むので、あまり遊ばせてくれないのも不満。マップが非常に広く、1面ごとにクリアまでえらい時間がかかるのもどうかと思う。また、スタート位置でいちいち闘技場でレベル上げを強いられる(ように思える)のもえらく面倒だし、アイテムの受け渡しが自由にできないのも不満である。

キャラデザインも美形・少女漫画調に拍車がかかっているし、女性・幼児キャラの増加と成長率優遇も納得しがたい。アニメーションも変にリアルになりすぎて、FC時代のような素朴な味わいが無くなったように感じた。ただ、敵の騎士団同士がぶつかりあったりするような、中世洋風の世界観やどこか物悲しいBGMは嫌いではないし、ゲームとしての完成度は高いと思う。1本の作品としてみれば、まぎれもない名作とはいえる。本作からプレイした人だと、逆に前作(紋章の謎)では物足りなさを覚えるのは事実かもしれない。(哲坊)

語る! 「FE・聖戦の系譜」

上総 殿

とりあえず何年か前聖戦の系譜をクリアしました。やっぱり攻略本必須でしたね、このゲームは。なんも見て無いと序章で早々とミデェールが死んでるし(笑) でも恋人システムと子供にスキル継承やクラスチェンジ後に歩兵が騎馬兵になるのは、育て心が湧きます。今回は敵の撃破数で武器に必殺特性が付くので、ペガサスナイトに必殺出まくり。魔道書でも必殺付くので、魔道士系ラブな自分は一撃のもとに敵を粉砕していきました。(03.3.4)
評価…★★★★★★★★8

まくれ殿

私、クリアーしたのは紋章の謎までです。聖戦の系譜は一応プレイしましたが、胃潰瘍にでもなりそうな難易度の為、何度ソフトとファミコンをぶっ壊しそうになったことか。トラキアはレヴュー見ている限り、手を出さない方がいいようですな(笑)このゲーム、リセットせずに一人のキャラも殺さずにクリアーした人が果たしてどれほどいるのでしょうか。

個人的にリセットを前提としたゲームはダメです。ましてや、ストーリーがきちんとあるのにリセットばっかりじゃダメです。まあ、このゲームはどっちかと言うと戦略に重きを置いてるので仕方ないのかもしれませんが。それにしても全くストーリーを思い出せないというのも問題かと(苦笑)。詰め将棋的思考と、何度死んでもリセットしてやり直す根性と時間があれば面白いソフトなのかもしれません。
評価…★★★★★5

ふぉるてしも 殿

ハイ! ふぉるてしもが挙げる、日本一のファンタジーSLGでありますっ! このゲームにはただただ脱帽! 加賀氏の才能が怖いくらいにスゴイと思います。過去やったゲームベスト10とかやるとしたら、絶対ベスト5には入りますね。
カップリングがシステムとしてツボに入りました!ほとんど政略結婚でしたけどね。もし、初めて、もしくは「ひさしぶりにやるかー」って方は、「レヴィン×ティルテュ」がお勧め!なぜって?アーサーのフォルセティはこの際どーでもいーです。誰かは持つもんだから。問題はこのカップルだとティニーがスゴイことになります。とある武器は、武器レベルがあれば誰でも使える様に見えて実はほとんど彼女専用です!そしてコレを持った彼女は…あんま言うとアレなんで、試してみてくださいね! とにかくこれは最高!!(03.12.4)
評価…★★★★★★★★★★10

キングオブチキンハート 殿

キャラ少ない、星のカケラなどが無いので弱いキャラ育てが出来ない途中の章で、主人公死ぬのは、演出といえ酷い。伝説の武器を扱えるキャラが結局有利、ユリウス倒せるのはユリアだけ。伝説の武器の受け渡しが出来ないのは、どうかと思う。ラクチェ、スカサハにシャナンの剣渡したかった。そういえば、シャナンとラクチェとアイラこの三人顔似過ぎ。

セリスは、弱いので初めからリングをたくさん持たせないとすぐ死ぬ。 アルテナは聖戦とトラキアでは顔が違うので1度見ると良いです。フィン・・・あんた一部と二部で顔が変わってない。シルビアとクロード神父は近親になりそうなので絶対くっつけません本当はコープルが弱いから、シルビアとレビィン クロードとペガサスの人(名前忘れた)の方がいい。マーニャの娘って誰だろう? ディトーバの娘はトラキアに出てきます。システムは1マップずつの紋章の謎の方がよかった。(04.1.30)
評価…★★★★★★6

太祖無帝 殿

1つのシナリオが長いというのは(紋章の謎に比べて)飽きっぽい自分としては気に入らないところでしたが、十分楽しめました。1つの武器で何人も敵を倒すと武器のクリティカル率が上がるとかも、やりこめる要素だったと思います。キャラも紋章に劣らないくらい魅力的でした。ただ、ストーリー設定があまりにも重いゲームです。FEシリーズでは1番重いストーリーじゃないでしょうか。ストーリーだけ真剣に追ってくといろいろ考えさせられますよ。でもそれがFEシリーズの特徴かもしれませんね。 (04.3.8)
評価…★★★★★★★★8

トランス 殿

もう何回クリアーしたか覚えてません。それぐらいハマッタ作品だった。恋愛システム最高。色々試しまくってました。成長も今までのFEに比べるとダントツに簡単だし傭兵系じゃなくても作戦次第で大活躍可能です。戦術の幅が増えたのもこのゲームのいい所、剣士の一人舞台は終わった(ペガサスが鬼)。アイテムや金については相当厄介ですがまあそれぐらいはいいでしょう。内容が素晴らしいから私は許す。個人的にセリスとユリアが大好きです。敵ではイシュタルが好き。キャラクターも魅力的なのでこのゲームは名作だと思います。(04.6.7)
評価…★★★★★★★★★★10

デンホー大臣

当初はまだ暇があったので楽しんでいて、今でもたまにやっているゲームです。ある方向から見たら面倒くさそうですが、私は当時から面白くやっていました。いろいろと理由はありますが理由の一つは1ターン1ターンの重みです。レベルアップにもチャンスが限られていて、戦略を意識しなければならないと言う事が良かったのです。死者を出さないように頭を使いますが意外とひきつけられました。またキャラ同士が会話しますがその会話の中に隠された真実を想像するのが魅力的で、特にカップル作りによってとんでもない秘話が出てくるとまだ少年だった私は思わず笑ってしまいました。ストーリー性は◎です。

キャラは美形ばかりでリフとかトムスのようなハゲが少なかったのは残念です。それで敵将が大半変な顔。シャガールとかゲラルドは笑ってしまいますなぁ。でもキャラの外見に関するネタが少なかったですね。ちなみに12魔将の顔グラフィックも欲しかったです。今から思えばシアルフィが4人しかいないとかヴェルダンが「40人の」大軍とかは滑稽ですね。かつて大粛清で10万人が死んだとか言うわりに軍人の数が少ないんですな(笑)。千人ぐらいで一揆を起こしたらすぐ成功しそうな気がするんですが。このゲームのラスボスは誰で倒したかで死に際に叫ぶ言葉が違うのです。この文を見た人はいろいろ試してみてください。(04.8.1)
評価…★★★★★★★★8

銀一郎 殿

まず、恋愛システムが大胆かつ、斬新過ぎでした。たとえば、レヴィン×ティルテュという組み合わせを作ると、なんと子世代の(第6章:光をつぐもの)最初のマップからフォルセティが最初から使えたりします。そういう事が起こる恋愛システム、大好きです。しかし欠点もあったり・・・ボスをいじめて経験値を稼がないと後の攻略が成り立たないというのはちょっと・・・。と・・・文句言ってもゲームバランスは抜群でした。キャラも感情移入できまくりでした。(04.8.1)
評価…★★★★★★★★★9

ぽむぽむ 殿

私はこれスキですね〜。スキルの導入により、個性をしっかり持たせることができたと思います。もちろん、使いにくいキャラがでてきますが、少ないターンで敵を倒すためにはに彼等も必要になるので、全然使えないキャラは一人もいないと思います。カップリングに失敗すると後半の難易度跳ね上がりますが。

でも、剣や魔法の三すくみの関係で弱いキャラにも活躍の場を与えることができるのでなんとかなります。マップが巨大化し、再移動というものが導入されたので、騎兵系キャラの活躍の場や戦略の幅も広がりました。歩兵も相変わらず強くてバランスが良いと感じました。アーダンという悩める男子の存在もポイントでかいです「俺にも追撃のちからがー!」

武器やアイテムを中古屋を通して渡しあうシステムは微妙ですね。バランスを保つためには必要なことなのでしょうが。恋愛システムは良い考えだけど面倒ですね。何も知らない初めは苦労しました。出陣前は勇者系の武器を中古屋を通してたらいまわしにして闘技場にいったものです。ストーリーや時代背景なども今までのFEシリーズより強化されています。以前に比べ、ずいぶんと「物語」が前に出てきているので好きになれないは好きになれないかな。前半は良いけれども、後半は世界が暗くなるのでモチベーションが下がります。音楽も暗く好みではないので残念。スケールがでかいので、気長に構えてやるのがいいですね。クリアにはかなり時間がかかります。(05.7.14)
評価…★★★★★★★★★9

喪黒 殿

もう、何百時間費やしたことでしょう。カップリング。闘技場。中古屋。広大なマップ。面倒な要素も、やりこむ毎に味わい深くなるから不思議。オールA評価へのカギは、闘技場での武器&リングの使い回しと、主人公のレッグリング常備。確かに、キャラクターは美形ばかり。でも、この重厚な世界観とどこか物悲しい音楽には、むしろフィットしているのでは?蛇足ですが、終章のユリウスはユリア以外でも倒せます。ヘル装備の12魔将にバサークをかけると、ユリウスを攻撃!成功すればHPは1。命中率の高いユニットで止めを。外したら怒りの一撃をくらいますが・・・。(05.12.31)
評価…★★★★★★★★★9

夕闇

親世代の難易度はかなり高いが、後の作品で採用されてそこそこの評価を得たスキルシステムや騎馬系再移動などは良かったと思う。(個人的には追撃と攻速の計算式は他作品のシステムにしてほしかったが)音楽はシリーズ随一と思うし、章ごとにマップBGMが変わるのも飽きさせない。ストーリーも悲劇性が高めだが複雑に絡み合った人間関係など細かい設定はRPGの未来を感じさせた。

恋愛システムは面倒だが自由に子供をカスタム(?)できるのも面白い。だが、キャラごとの能力に余りにも差異が出すぎるのもどうかと思った。アレクとかノイッシュとかアーダンは面白いキャラなのに使いにくかった。後これは蒼炎のアシュナードにも言えるが、特定キャラでしか倒せないラスボスはちょっと苦しいかも。とはいえストーリー、音楽、システム共に秀でているのは間違いないので、機会があったらプレイすべき秀作と思う。09.2.18
評価…★★★★★★★7

CHITAN~神話からアニメ化へ~

これはおもしろいですよ!!!小学生三年ぐらいにやったんですけど、リセット地獄です。でもクリアできたときの喜びは計り知れないです。物語りも良いです!あの血みどろの権力抗争・・・歴史好きにはたまらないです。音楽はやばすぎです。泣けます。でもどこのCDショップにいっても「ふ」の欄ファイナルファンタジーだけで悲しいです。

ただ他のシリーズははっきりいって微妙ですね。というか任天堂のゲームってこれとポケモン赤・緑以外微妙というのが僕の意見なんですね・・・多分出ない思うけど、PSシリーズのグラフィックを生かした聖戦のリメイク版が出てほしいなと思います。09.2.18
評価…★★★★★★★★★★10

キン肉チハル

ターンごとにセーブが出来るようになったのは嬉しい。第一部でのカップリングが第二部のユニットの能力や所有武器に影響を与えるのはなかなか面白い。仲間になるユニットの数が絞られたので、全てのユニットを使えるようになったのもいい事だ。敵キャラもアルヴィスやトラバントの様に単純な善悪ではかりがたい深みの有る奴らがいるのが物語を盛り上げている。

ただ、悪い点も多い。まず、アイテムの受け渡しが中古屋を介してしか出来ないのは余りにも不便すぎる。能力を上げたり特殊効果のあったりする各種リングを簡単に使いまわされたくないからだろうが、だったらそんな便利アイテム作るな。紋章の謎では味方だけでなく敵の武器も壊れたが、今回は敵の武器は壊れない。だから敵はスリープの杖等強力な武器を使いまくれる。不公平な事この上ない。

世代交代のためとはいえ、前半の主人公シグルドの扱いが余りにも悲惨。プレイしたら分かるが亡国の王子だった前作のマルスがまだマシに思えてくるくらい酷い人生だ。10.11.13
評価…★★★3

 

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ファイアーエムブレム  トラキア776

ジャンル

シミュレーションRPG

発売

1999年

ハード

スーパーファミコン(ニンテンドーパワー)

哲坊の
個人的評価

★★★★4

「聖戦の系譜」の外伝作品。頑なに旧ハードで出そうとするところに任天堂のこのシリーズに対する執念?が伺えた。でも前作は決して嫌いではないし、本作も出ると聞いたときは楽しみだったので、発売日にニンテンドウパワーで書き換えてきた。

はじめの数面は楽しくプレイしていたが、最初からかなり敵が強く、理不尽とも思える難易度に嫌気がさして9面ぐらいで投げてしまった。1面攻略するのにえらい時間がかかるし、運に頼らなくてはならない場面も多すぎる。キャラを「担ぐ」だの、体格や疲労の概念だの、面倒なシステムが加わったおかげでストレスが増加。マニアには丁度良いのかもしれないが、初代のようにもっと気楽にプレイさせてほしい。

キャラクターの顔グラフィックも、やはり少女漫画調、同人誌のようなタッチでいまいち愛着が湧かない。どんどんマニアック化するこのシリーズ。そろそろ原点に戻ってほしい。もちろんキャラの死もドラマだと思うし、1人や2人死んだぐらいではリセットしないが、ステージクリアしても達成感が得られない。何度もリセットしてやり直しさせるような仕様に心底うんざりした。社会人は、そんなに暇ではない。(2000.10 哲坊)

語る! 「トラキア776」

キングオブチキンハート 殿

クリアしましたよ。凄い難しい、4章、9章が難しい。哲坊さんが投げた9章ってセルフィナが、すぐ死にます。あのひと弱いくせに「突撃」スキル持ってんだもん。楽にするには、第一章でタニアのレベルをたくさん上げとく。第5章で、弓兵囲んで、壊れた武器を振る。エリートモードでプレイする。最終マップは、杖A魔力20の人達がたくさんいれば楽。マリータってキャラが化け物的強くなります。

個人的に好きなキャラ、フェルグス 聖戦のベオルフの隠し子との噂で聖戦士の血を引いてないと使えないブラギの剣使えます。謎の人の割に陽気なキャラです。 リーフがマスターナイトにならないので弱いです。 主人公が弱いのは、FEシリーズの掟か? 欠点は、難しいのでFE初心者にはオススメできません。リフィスとパーンのやり取りが面白いです。 (04.1.30)
評価…★★★★★★★7

哲坊

また、そのうちやってみるかな…。しかし、どうみても時間が足りないなあ(笑)。(04.1.30)

栄本須春(SUBAL) 殿

ストーリーが好き!!! あるとき、レベルが上る時に移動力が上ることがあることに気づきました。どれだけ上るのかと試したところ、最終章で20歩あるけるマリータとか、体格が20のナンナとか、力が20のシスターとかできてしまいました(爆)

マリータが20歩も歩けるようになってしまったので、何もないフィールドだと、2〜4ターンで端から端へ行けてしまうくらいでした。ある意味愉快でしたが、今度はそういう邪道抜きでプレイしたいと思ったストーリーでした。私はストーリー重視なので、ストーリーに関しては殿堂入り!でも邪道にしかプレイしていないので、7くらいにしようかな?(04.5.8)
評価…★★★★★★★7

ぽむぽむ 殿

なんだろうこの違和感。なぜか面白くない。第一印象はこれでした。武器を敵から奪ったり疲労の概念がでてきたり、どうも面倒臭さが目立つ。難しいのと面倒なのは違う。余計な要素が出てくるとそれまで考えて行動しなければならないので、テンポがどうしても悪くなる。星のカケラと同じ効果のあるアイテムが出てくるおかげで、Lvアップ間近のキャラにそのアイテムを渡したり、とにかく面倒(こういうのは有利に進めるためにはどうしてもやってしまう)

キャラクターのグラフィックはいいとして、その性格付けというか、話の流れというか、そういうものがアニメ化してきていると思う。しかも、魅力を感じられるキャラを私には見出せなかった。初代からやっているものとしては、FEもかわったなぁ・・・と感じた。FEシリーズだから惰力でなんとか最後までたどり着いたが、FEと関係なかったら間違いなく途中で投げたと思う。(05.7.14)
評価…★★★★4

will 殿

FEシリーズでは聖戦が好きなので、やっとこの入手困難なソフトを手に入れ、先日クリアしました。ほんとマニアックなようで…。知ってる方、プレイしてる方は知り合いではほとんどいません。初めて聖戦をクリアしてからかれこれ10年になりますが、幼心に電撃が走った衝撃的な作品でした。

トラキアにはずっと興味があったのですが、やはり評判どおり難しい。もうFEは、プレイヤーを選ぶシリーズになってしまいましたね。今作も、なかなかにストーリーがシビア。ドラマチックです。序盤は財政難で、敵から武器や道具を奪わないとやっていけないし、仲間があんなことやこんなことになったりで、悲惨極まりない。ずっと続いてきた難易度の割に、ラスボスが弱かったり、エンディングがしょぼかったりで相変わらずでした。せっかくいいストーリーなのに、エンディングで失速するのがダメだと思うんですよねー…^^;

無骨な感じのシステムで、ガイドブックないと挫折は免れないとは思いますが、やりごたえある作品だと思います。このシリーズはあまり大ヒットしないってところが個人的に好きだったりします。紋章や外伝はやってませんが、聖戦以降の作品では聖戦と並んで最高の出来だと思います。興味ある方は、聖戦プレイしてからどうぞ。聖戦やってないと「は?」ってなるところが多いと思いますので。(06.3.17)
評価…★★★★★★★★8

ぴよ

最初はシステムがわからなくてしどろもどろ。4章あたりでは貧乏極まりなくて、本当にクリアできるのか途方も無い気分でした。完璧にクリアしようと思うと、聖戦士の書をあれこれ組み合わせたり。割と細かい作業も面倒くさいですしね。もう少しマメにセーブできたら今の時代にも合うかな。いまどき最初っからやり直しってのは、大人たち向けではないですよね。

それでも終わってみると、やってよかったなぁと思いました。聖戦ではサラッと通り抜けてしまうリーフたちの物語が、とてもしっかり作られています。リーフがこんなにいろんなことに葛藤しながら、トラキアを治める王になっていくんだなぁって。聖戦の系譜をやった時は、アルテナじゃなくてなんでリーフが王になるんだろって思ったけど、トラナナをやったら納得はできました。

それに、聖戦士が殆どいないので、圧倒的に強いキャラがいないのもいいですね。みんなが一人一人助け合って、なんとか戦っている感じがいいです。まぁ、お城の中では槍が使えなくなってしまうのだけ不満でしたけどね。最後に、FE史上最高の苦労人・フィン、ほんっとお疲れさま!って思いました。そして、ナンナとデルムッドの父親は誰なんでしょう?妄想が膨らみますね。08.3.1
評価…★★★★★★★★8

 

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