ドルアーガ・シリーズ(バビロニアンキャッスルサーガ) タイトルINDEX
ドルアーガの塔
イシターの復活
カイの冒険
ザ・ブルー
クリスタルロッド


カイの冒険 (The Quest of KI)

ジャンル

アクション

発売

1988年 ナムコ&ゲームスタジオ

ハード

ファミコン

哲坊の
個人的評価

★★★★★★6


 
ドルアーガの塔のプレストーリーをベースにした個性的なアクションゲーム。主人公のカイは、女神イシターから与えられたティアラの力で、塔を次々とのぼり、悪魔ドルアーガに奪われたブルークリスタルロッドを取り返しに行く(このとき、恋人のギルは怪我をしていたという設定がある)。

前2作と違うのは、塔を横から見た画面構成であり、「高さ」が重要なポイントになっているところ。カイは魔法の力で高くジャンプすることができるが、巫女のためか武器はなく、一切攻撃はできない上に敵に当たると即死してしまう。ドルアーガと同じく、60階をクリアすることで一応エンディングを迎えるが、ストーリー上どうしてもカイはドルアーガに捕らえられて石にされてしまうという悲劇的な結末になる。

途中にワープゾーンがいくつかあるため、60階までは比較的楽にクリアできる。私も買ってから約1時間後にクリアしてしまった。問題はその後の、オマケともいえる40面。制作側はこちらをメインに考えていたようだが、これがとにかく難しい。敵の数は多いわ、迷路はややこしいわ、セーブはできないわ…私はとても最後までプレイする気にはなれなかった。

それでも当時はせっかく買ったんだし、好きなドルアーガシリーズなのだからと、結構コンティニューを繰り返した気がするが…。どうも、必死になって面クリしてもカタルシスが得られないというか…好きになれなかった。完成度の高さは認めるが、好き嫌いが分かれるゲームだと思う。

イシターが裏面ではゲームに無関係な訳のわからないことばかり言っているのと、空を飛べるアイテムを取った時の音楽は非常に印象的だった。本作を好きな人には非常に申し訳ないが、私にとってのドルアーガシリーズの主人公は、やっぱりギルだなあと思わせてくれたゲーム。(哲坊)

ファンが語る! 「カイの冒険」

渦巻主任

ファミコンカセットとしては、ドルアーガの塔の後に出たが、話自体はドルアーガの塔の前のお話。ゲーム内容は、カイを動かして塔を上っていくというアクションゲーム。しかし、カイに許された行動はダッシュとジャンプと天井に頭をぶつけてかがむことだけ(爆)ステージの構造上、どうしても、延々と頭をぶつけなければいけないという場所があるため、しまいには、「頭の打ちすぎでおかしくなるんじゃないか?」とイヤな心配をさせてくれます。

ステージは、ドルアーガの塔を上がっていくので60面あります(爆)。なお、各ステージごとにイシター様のアドバイスがあります。一応、クオックス(でしたっけ?)によるワープで思いっきり面を飛ばすことはできますが、ワープできる場所に行くまでが無茶苦茶大変。そして、苦難の果てに60面まで行って、イシター様を助けようとした瞬間、画面の奥からドルアーガに襲われ、カイは石に・・・。でも、ゲームは裏面(全40面)へと進む・・・。

裏面では、クオックスが悪の手先になっているので、ワープさせてくれない(かつ戻される)という、今では不親切と言われそうなことを平気でしてくるし、イシターはまともなアドバイスをしてくれません。このゲームを全部クリアできた人はいるんでしょうか?
評価…★★★★4

えむあいて

渦巻主任殿、私、このゲーム裏面すべてクリアした記憶があります。とはいっても、「クリアした!」という喜びは覚えていますが、エンディングを覚えていないのが残念ですが。買ったその日に60面まではクリア(所々ワープを使っていました)。翌週あたりには「ワープを使わないで60面クリア」ができるようになっていました。攻略にものすごく燃えていましたね。

一番印象に残っている場所は、最下段で下にとげとげがある通路で、右からダッシュ+ちょっとだけジャンプで左端まで行かないといけない所でしょうか。たくさんのカイがあそこで昇天しました。100面を一度クリアしたら、燃え尽きてしまい、それっきりでした。天井に頭をぶつけて、頭を押さえながら落ちてくるカイがかわいかったです。
評価…★★★★★★6

しげる

裏面はクリアできませんでしたね。もう一度遊びたいんですが、無理かな…。親切だったのは、敵に触って死ぬと、その敵が消えていることでしょうか。残り人数に余裕がある時は突っ込んでました(笑)
評価…★★★★★★★★8

神の領域

裏面、全クリしました!もっともひたすらコンティニューしまくったけど・・・ラストの面は何だか宝箱がめちゃめちゃ多くて、空のやつとかワープ(戻される)とかで、正解のやつを取るとクリアになるんだったと思います。ちなみにエンディングでは、カイがゲームオーバー時の曲にあわせて、「ゲ〜ムはナムコ〜」と歌ってくれました。それだけが印象的だったので覚えています。
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

なんだか、全面クリア達成の猛者達が集まってきてくれたようでうれしく思います(笑)。このゲーム自体はあまり好きじゃないですが、ドルアーガシリーズとして見た場合には物凄く思い入れがあります。不思議なゲームです。

みずねこ

カイの冒険ほど、コントローラーの操作に異常なほどの神経をつかうゲームを他に知りません。頭の神経が切れそうになりながら全クリしたのをおぼえています。一度触れた敵は次にはいなくなっているので、後はあの敵にあたってから再トライだ!という、死ぬのが前提のゲームでしたね。このゲームはコントロールテクがなくてはクリアできないので、やりがいのあるゲームとして自分的に気に入っています。
評価…★★★★★★★★★9

まやまん

〜突撃三人姉妹!!〜
レベルの高いフロアになってくると・・・長女と次女は敵に向かって特攻!!そうしてやっかいな敵が消え去った部屋を三女がゆうゆうと(ウルトラハイジャンプで)飛び行くのデス・・・。もし三女がやられてしまっても安心。だって三姉妹はいくらでも復活してくれるのですから。・・・・こんなゲームだったような記憶が。(笑)
評価…★★★★★★★7

ユジ 殿

ちゃんと60階まで行ったのにゲームが終わらない理不尽さだけを抱えて残り40階クリアした覚えがあります。理不尽さ以外は、単純に操作が面白かった事以外一切覚えていませんでした。(02.10.21)
評価…★★★★★★★★★9

哲坊

それでも評価が9なのは、如何に?(笑)
(02.10.21)

けー

好みはともかく、非常によく出来たゲームであると思っています。最初は超簡単なのですが、徐々に(面をクリアしていくごとに)難易度を増すだけではなく後に必要なテクニックを習得させてくれるという。バランスも微妙で「もうヤメテやる!」と「簡単過ぎる」の丁度中間を見事に突いています。

最終面まで行って石にされてしまう非情な結末も、プレイする前からわかっていた事ですし。裏面のイシターの助言がマヌケなので評価は「9」としておきます(笑) (03.1.21)
評価…★★★★★★★★★9

hiro

最近とあるサイトで遠藤氏が対談していて、その時にこのゲームが話題になっていて、興味持って最近買いました。噂ではギャルゲーだとかクソゲーとか言われていたので、期待していませんでした。が、めちゃめちゃ名作じゃないですか。ストレス溜まるどころか、悔しくて何度も挑戦してしまいますね。まあ、パスワードは欲しかったなぁって思いますね。今でも、十分遊べるゲームです。(03.7.26)
評価…★★★★★★★★★★10

お魚になった私

子供の頃、「ドルアーガの塔」すら知らずに遊んだので、高い難易度にこのゲームはクリアできないんじゃないだろうかと思いながらも、なんとかクリスタルロッドまでたどり着いたと思ったらあのエンディングが。その上、裏面まで登場。そこで諦めてしまいました。

でも、カイやイシターは綺麗だなと感じたのを覚えています。特にカイは初恋のゲームヒロインでした。ゲームスタートの直後、塔に入っていくカイのムービー格好よかったです。(03.10.31)
評価…★★★★★★★★8

さりっさ

たった今(2003.12.07 AM3:52)、裏の40面すべてクリアーいたしました。何度コンティニューをしたのだろう…。何度もやめようと思ったのですが、「ここまで来たんだから…、もったいないじゃん」と自分を励ましやってました。すべてを終えての感想はただ「疲れた…」です。あんまり充実感はないですねぇ〜。ただ特に難しかったステージ(個人的に、超苦戦したステージは71、79、83、90、97)をクリアしたときの達成感は鳥肌が立つ程でした。

今の自分の中での結論としては、良くできた、作り込まれているゲームだと思っています。なんだかんだいって最後までやっちゃったし、今度はもっとうまくやれるだろうとも思います。でもやっぱりパスワードコンティニューはできるようにして欲しかったです(故に評価は7)。もう当分やらないでしょう(疲れるから)。5年後に再度挑戦か?(03.12.28)
評価…★★★★★★★7

やまちゃん

24時間以内にクリアできれば1万あげるよ。その言葉からすべては始まった・・・。多少なりともゲームに関しては自信があったのですが・・・結果睡眠時間も合わせて48時間くらいかかったかな。途中発狂してコントローラーをぶち投げてフリーズさせたのが今となっては懐かしい。

2回目のトライでは驚くほど短時間で障害となっている面まで到達できたりして技術的に向上していると実感した。今後ゲームが得意と豪語している奴に言ってやるつもりです。「24時間以内にクリアしたら・・・」 (05.5.27)
評価…★★★★★★★★★9

めぐみ

本日(2006.6.26)やっとクリアーできました!とにかく嬉しいです(*^^*)始めやったときは、戦えないし、頭ぶつけないとしゃがめないし、なんてヒドイゲームだと思っていました。けれど何だか気になって、毎日チョコチョコやって、いつの間にか夫も巻き込んで夫婦でハマッていました。個人的には98面がとても難しかったです。根気が必要ですが、とても面白かったです。(06.8.5)
評価…★★★★★★★★★9

カイ職人

ゲーム史上で他に並ぶものはない最高のハマリゲーだと思いますね。60面までは準備体操みたいなもんですよ。毎日毎日いかに敵を倒さずにクリアするかを目指してました。敵が死ぬたびリセットの連続でいままでやったゲームの中で一番リセットおした回数の多いゲームだと思います。昨今のぬるいゲームに浸かってしまった現代っ子達に是非やってほしいゲームだと思います。07.3.26
評価…★★★★★★★★★★10

そもさん

このゲーム、60Fまで行くなら誰にでもクリアできるゲームなのですが、その後の面がとんでもなく難しい。あのふわふわ感にまずなれる必要があるし、加速のタイミング、またこのときのカイは攻撃すら出来ずあのデカ頭を引っ込めることも出来ないので技と頭をぶつけるなど、シビアなタイミングと集中力がないとどうしようもないゲームです。たぶん適性がないとどうにもならないでしょう。

ドルアーガの続編(というよりはエピソード0)なので、どうあがいても幸せになることのないエンディングはさておき、我らがカイたんがイシターの復活に次いで活躍するゲームですので個人的には応援したいんだけど、神様さすがにイシターのようにパスワードだけは付けていて欲しかった。ゆえに評価は低め。

もしアンソロジーで復活させるなら、グラフィックの一新や音楽よりも、中断したところから再開できる機能だけでも欲しいと思います。ただし、この音楽だけは、ファミコンのあの音源で唯一気に入っている音楽でもあります。あの行進曲の様なドルアーガのメインテーマっぽい曲はドルアーガオンラインで復刻していますが、一聞の価値ありです。07.3.26
評価…★★★★★★6

Len

当時、サルのようにはまりました。徹夜で超ハイになりながら初クリア(当然100面)してからというもの、1日1回以上100面クリアし続ける毎日・・・。だんだんスピードを追求するようになり、最高で1ミスクリア(約35分)まで行きました。それでも無常に言われる「ノーミスクリアしたらプロゲーマーなみのうでまえです」。プロゲーマーってこれノーミス前提か・・・。とにかく、「ゲーム性」ということで言って最高傑作のアクションゲームだと思います。07.12.19
評価…★★★★★★★★★★10

FULPIERO

2008年の今、初めてプレイしました。PS2のバイオ、メタルギアなどが大好きな私がクソはまりました。難易度の高さも最高、スキルアップでしか攻略できない、まぐれは通用しない。ただ61階以降に二度目のワープを取ってしまうとリセットボタンを押さなければならない、100階の難易度が低すぎる、などの文句はあるが、大満足!!やはり攻略法などのややこしさがなく、スキル一本勝負なのが良い!!当時のファミコンを保管してて良かった〜!最初は10時間ぐらいかかりましたが、今では3回クリアして、二時間あればクリアできます。 08.3.1
評価…★★★★★★★★★★10

レベルアップ

かなりはまっちゃいました。でも98面でアウト。妹が亡くなってしまったカイの数を数えたら、351人だったそうです(ぇ)。最近やったら、2時間やってやっと60面クリア。とにかく、かなりむずいです。でも、楽しいっすよ。09.2.18
評価…★★★★★★★★★9

あばれはっちゃく

先日大掃除をしたらファミコンが出てきたので本当に久しぶりにプレイしました。何度も何度もやりこみ、例の98面は理屈が分かっていても操作が上手くいかず30分以上ハマり苦労しましたが有名動画サイトの投稿動画を参考にプレイしたら2回でクリヤーできました。09.2.18
評価…★★★★★★★★★9

ナナ

当時小学生、弟と二人ではまった…というか泣きそうになりながらなんとか100階までクリアした記憶があります。98面のありえない難しさは覚えています。クリアしたのは弟だったので、私は100階まで行ったとは言えない、そうなんだ、言えないんだ!と思って、3〇歳になってもう一度やってみたら60階突破すら無理でした。10.11.13
評価…★★★★★★★★8

貴殿の投稿が、この頁を作ります。


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お聞かせください。追って、当頁に掲載させていただきます。


●このゲームを1〜10の数字で評価すると?
 ( )内の言葉は一応の目安ですので、補足があれば上に書いてください。

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