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ジャンル アクションゲーム 発売 1983年 任天堂 ハード アーケード ファミコン 哲坊の ★★★★★★★★8
個人的評価
任天堂初期のアクションゲームであり、ドンキーコングから主役を奪い取ったマリオの記念すべき出世作(笑)。わらわらと土管から出てくるカメ、カニ、ハエを叩いてひっくり返し、ひたすら蹴り落とすという一見動物虐待ゲーにも思えるが、そのへんはあまり深く考えないほうがいい。とにかく、カメ一族との抗争は、この時から始まっていたようだ。弟のルイージ(類似)も初登場し、2人同時プレイが可能という画期的なゲームだった。FC版ではルールのデモンストレーションなどが削られたが、タイトル画面の音楽が追加されていた(哲坊)。
川崎T@ファミコン大臣の「勝手にファミコン20周年記念コラム」 第一回【マリオ・ロワイヤル】 「マリオブラザース」=「殺し合い」 ファミコン初期においてその「殺し合いプレイ」はマリオに留まらず、「アイスクライマー」「バルーンファイト」にまで飛び火し、これらのゲームを「三大殺し合いゲーム」と呼ばせしめる程となった。(同時期の「クルクルランド」と「デビルワールド」においてこれが普及しなかったのは、これらのゲームにおいては基本的に殺し合ってる余裕なんざ無いからであろう)対戦格闘ゲームが存在しなかった当時においてこれは一つのユーザーによる遊び方の提示であろう。(アーバンチャンピオンはまあアレだし) しかし! いきなり話しをひっくり返すが、俺様はこの「殺し合いプレイ」が大っ嫌いだった。そもそも俺様の場合は「マリオブラザース」との出会いはアーケードゲームとしてだった。当時いつも一緒にゲーセンに行っていたMと、このゲームに出会ってから日々攻略に勤しんだモノである。もちろん1プレイのたびにお金がかかるので殺し合いなんざするわけもなく、お互い少しでも長くプレイする為に技を磨き、協力し合った。「マリオ」は俺様にとってそういう「友情・努力・勝利」のジャンプイズム全開のゲームだったのだ。 年月は経って、とある友人宅でファミコン版「マリオ」をやった時である。当然最初は左右に別れてゾーンディフェンスをするモノなんだが、ソイツは何故かいきなりカメを待つ俺様を下からパンチしてカメに突っ込ませたのである。「え・・・」驚いたが、ミスかもしれないと思ってやりすごそうとしたが、今度は上から降りてきた俺様をやはり下から突き上げてカメに突っ込ませようとするのだ。怒った。そのワケのわからんプレイスタイルは何だ!ああ?マリオってのは友情・努力・勝利のゲームなんだよ!オマエがカニだったらPOW二回叩いて蹴り落としてるトコだぞコラ! しかしソイツはサラッと「だって殺し合いじゃん」と言った。 殺し合い・・・?初めて聞いたプレイ方式だが、廻りのみんなもそうだよとばかりにうなづいている。そこで初めて殺し合いというプレイを知ったのである。当時小学生の俺様は、「なんという残酷な!ああ・・・こんなガキどもに日本の将来を任せられるんでしょうか中曽根さん・・」とは思わなかったが、まあともかく嫌いだった。俺にとって「二人同時プレイ」というのは「二人協力プレイ」であり、Mとの友情の軌跡だったからだ。だから殺し合いプレイの時はゲームに参加しなかった。主義というより、とにかくやっててイラつくのだ。しかし俺様ももう大人なので、人に「マリオっつーと、よく殺し合いやったよね〜」などど話しを振られた時に、「俺様はそんな下衆なプレイはしねえんだよファッキン!」などと言う事も無く、「あ〜やったやった。蹴る瞬間POW叩いたりしてね〜」などという大人の対応をするようになった。今の俺様にはそれを可能にするだけの知識と話術があるし、何よりもう既に「マリオ=殺し合い」は「高橋名人=逮捕」に匹敵するファミコン世代の共通の想い出なのだ。俺の主義主張でソレに水をさす事はあまりにも大人気無いだろう。 そんな俺様だが一つだけ殺し合いプレイをしまくった二人同時プレイのゲームがあった。ナムコの「バトルシティ」。ちなみにエディット面でやるのだが、何故?と聞かれても別に何も気の利いた答えは無かったりする。ということで、うまく話しが締まりませんでした。あう。 -----次回・第二回は【ファイナルファンタジーの執念(仮題)】
お楽しみに! |
哲坊 「殺し合いプレイ」随分やりました。でも、自分から仕掛けることは滅多にありませんでしたが。協力プレイに飽きてくると、自然に挑まれることが多かったかな(笑)。日頃から弟ともやって鍛えたので、結構強かったほうだと思います。 さて、私の思い出話をひとつ。ファミコン発売前の小学校5年のある日、友人と2人で自転車に乗ってゲーセンに行きました。しかし、2人とも貧乏で私はポケットに50円玉一枚、友人は一文無しという有り様。そんなときの楽しみ方は、ゲームはやらずに、他の人のプレイやデモ画面を見るだけでした。それでも、ガキにとっては充分面白かったものです。しかし、店の片隅にこの「マリオブラザーズ」を見つけた我々は「これなら50円で2人一緒にできる!」と気付きました。そう、この店は同時プレイの場合も1コインでプレイできるように設定してあったのです。友人と2人並んで座り、コインを入れ、スタートボタンを押して、さあプレイ! …あれ?ルイージがいない。そう、私は間違えて1Pボタンを押してしまったのです。当時のゲームなので一度スタートすると、途中で乱入することなど不可能。その日から、彼はしばらく口を聞いてくれなくなりました。でも、私は「ちょっと押し間違えただけじゃないかよ。それに、あの50円は元々僕のだい!」と開き直りました。もちろん心の中で。しかし、ちゃんと謝ったのに彼はずっと根に持っていたようです。友情にヒビが入った瞬間でした。今ごろどうしてるかなあ、Y下…(笑)。(03.7.26) まくれ ファミコン初期の超名作対戦格闘ゲームですね!...え?違う? えーるぱぱ その昔ファミコンで弟と熱狂プレイ。3つ年上のボクは兄のプライドで弟より早くゲームオーバーになるのがどうしても許せずに、結果取った行動は「弟を自爆させる」でした。そして世間の皆様と同じようにウチでも殺伐とした「殺し合い」が日夜続いていくのでした・・・。時は流れあれから20年近く、ウチにあるニューファミコン(もう何代目なのだろうコイツ)は今ウチの4歳の息子のおもちゃです。そして夢の親子プレイ!息子が亀を蹴りに行く!あ〜〜下から突き上げて殺して〜〜! その思いをジッと隠しパパは今日も息子と遊ぶのでした(笑)。(03.10.31) カゲぱん ルイージが初登場したゲームですね、とにかくジャンプコントロールがなく、飛ぶ高さも一定なので最初の頃はくろうさせられました。特にあの氷の床は曲者だった。実は一度99ステージまでクリアーした事があって、その99ステージをクリアーするとなんと1ステージに戻る前に、あるステージが存在します。大げさな物ではありませんけど、それからは3でボーナスではなく4からボーナスとなります。ちなみにアーケード版は3年ぐらい前に東京ディズニーランドで見ました。(04.6.25) 山の狸 私もゲーム大好きですが、ゲームに興味なさそうな妻がじつはこのゲームでスコアカウンターストップ、クリア面数240余り・・という無茶苦茶な数字をたたき出したことがあることを聞いて、我が家でのゲーマーの称号をおろす決意をしました・・。ちなみに母親と二人がかりで数時間は余裕でかかったそうです。ためしに一緒にプレイしたところ、完璧に撃沈されてしまいました。(05.7.14) 洗濯屋ルイージ 人生の中で、『POW』をぶったたいて状況をひっくり返したいと思ったことがあるのは僕だけでしょうか。もっと評価されるべきゲームだと思います。僕の中ではマリオ・ザ・オリジン(06.8.5) 任信太郎 殺し合いは3面ルールでなければ面白くないと思う、マリオブラザーズの欠点は、2人でやったときに、そういう何らかのルールを決めないと成立しないことですね、特にファミコン版がそう、安全地帯が多すぎるから徹底して逃げたほうが生き残れてしまう
(06.11.6) nakanotaro 最上段から落ちてくるヤツを上から頭突き・・・ここまでならただの妨害だが、コントロールの仕方によっては垂直方向のバウンドをキープできる。つまりこの状態になったら相手はもはや脱出不可能な訳で、これを仲間内では「流れ星」と称し最上段から降りる時はいかにしてこれを防ぐかにかかっていた。30年近く前から対戦格闘ゲームどころか、ハメ技まで存在していたという事ですな!
07.12.19
まだファミコンを買って貰ってなかった頃、唯一所有していた友人宅に同級生が勢ぞろいして猿の様にプレイしまくっていたソフトこそが初代「マリオブラザーズ」でした。いつしかその友人宅は「マリオの館」と呼ばれるようになりました。直後、我が家にもファミコンが来まして、うちは「ベースボールの館」と呼ばれる事になって行くのですが、それはまた別のお話し(笑)。しかし昔のゲームって、IIコンを使う=皆でワイワイ楽しむヤツが多かったですなぁ。(03.8.26)
評価…★★★★★★★★8
評価…★★★★★★★★★9
評価…★★★★★★★7
評価…★★★★★★★★8
評価…★★★★★★★★★★10
評価…★★★★★★★★8
評価…★★★★★★★★★★10