カプコン「天地を喰らう」シリーズ
天地を喰らう
(アーケード)
天地を喰らう2
(アーケード)
天地を喰らう
(ファミコン)
天地を喰らう2
(ファミコン)

天地を喰らう (カプコン)

アクションゲーム 平成元年(1989年)

アーケード版
PCエンジンCD-ROM2

評価…★★★★★★★★8

 


タイトル画面

キャラ選択画面。キャラの能力は、光栄の初代三國志の影響を強く受けているようだ。

本宮ひろ志の漫画のキャラクターを使用し、三国志をベースにした横スクロールアクションゲーム。プレイヤーを劉備、関羽、張飛、趙雲の中から選択し、黄巾賊や董卓軍と戦い、勝利するのが目的。(2人同時プレイ可能)キャラクターによって攻撃力やスピードが異なる。

スタートすると、「我こそは劉備玄徳なり!」と叫んで自キャラ登場。次々と襲い来る敵兵を倒しながら進むが、攻撃を受けると体力が減り、0になると落馬してゲームオーバー。スタートは黄巾賊討伐。まずは張角らを倒し、虎牢関などを経て、洛陽まで攻めのぼって董卓を倒せば、めでたくエンディングとなる。

家庭版はPCエンジンに移植されたのみで、今プレイすることは極めて難しいが、もしゲーセンで見かけたら是非やってみてほしい。カプコンのゲームらしく、難易度はかなり高いが、当時としてはグラフィックも秀逸で、不朽の名作といえる。それでは、ゲームの流れとキャラ紹介を。




■プレイヤーキャラ紹介

劉備
旗揚げの戦のためか、御大将自ら出馬。本宮劉備の面目躍如である。攻撃力は低いが、連射した時の波動や、計略が強力になっている。


関羽
攻撃力は張飛に次ぎ、知力は趙雲に劣る。平均的な能力を持つが、悪く言えば長所も短所もない(あくまでこのゲームにおいては)。


張飛
攻撃力は無論、トップ。パワーをMAXまで貯めてから、敵兵を一撃でぶった切るのは気持ちが良い。ただし、計略の効果は最も薄い。

趙雲
何故もう居る?という突っ込みはさておき、攻撃力は低いが、その分スピードが速く、連射が強力。



このゲームの見事なところは、表情のアニメーションや、キャラクターのモーションである。まるで、「天地を喰らう」というアニメが存在していたかのような、生き生きとしたキャラの表情がいい。漫画を、うまくゲームに昇華させたといえよう。

普段の表情。クールである。

アタックボタンを押したままにするとパワーゲージが溜まっていく。
「ぬぬぬぬぬーーー!!」

「どりゃーっ!」
ボタンを離すと攻撃。パワーを溜めるほど、攻撃力が増す。ダメージを受けたときも表情が変わる。


まずは黄巾賊討伐編。「我こそは関羽雲長なり!」
ちょっと棒読みなのが気になるが、こんな台詞でマイキャラ登場。雑兵をなぎ倒して進んでいくと、敵将の程遠志、トウモが出現する。序の口なので、大して強くない。

「敵将○○、討ち取ったり〜」
見事その面のボスを倒すと、こんな画面が出てクリアとなる。

たまに顔を出す孔明。レベルが上がったり、兵糧切れ(タイムオーバー)に近くなると助言してくれる。あくまで助言だけ。

2面の中ボス、張梁、張宝。
ここでは、体力をある程度減らすと逃げていく。

挑発する張角三兄弟。
そういえば、向こうも兄弟か。

黄巾賊大将の張角。3人で来るので、結構手ごわい。
こいつを倒すと…


董卓&呂布登場。
董卓「黄巾賊を滅ぼしたぐらいで浮かれておるわ」
呂布「所詮、我々の敵ではありません。指一本触れることすらできないでしょう」(ちゃんとボイスで喋る)

シスイ関で待ち構える強敵・華雄
攻撃力が高い上に、ガードも堅い。

次の面・虎牢関では、中ボスに李カク登場。
短剣を投げてくるが、さほど強くない。
「仇をとらせ
もらうぞ」って…誤字ですな(笑)。
ちなみに、左に落ちているのは体力回復の薬(?)

同じく中ボスの郭シ。
鎖がまのようなものを使う。

ついに虎牢関の守将・呂布登場!
体力が無くなると、方天戟を放り投げて去る。

いずれまた会おう。忘れぬぞ、劉備兄弟。
趙雲1人でもこの台詞は同じ(笑)

洛陽では、張済、ハンチュウがタッグで待っている。
弓やブーメラン?を使う。
それにしても、関羽を「小僧」呼ばわりとは…(笑)

斧を投げる徐栄。

軍師・李儒も登場。自ら剣を振るうばかりか、
火炎の龍や爆薬を投げるなど、まるで手品師(笑)。

董卓の篭るビウ城を前に、
またしても、呂布と対決。

大弓を使う呂布。芸が細かい。
赤兎馬じゃないのが残念。

なんと、ソニックブームの元祖は呂布だった(笑)
これに当たると、体力が半分ぐらい削られる。

原作のオリジナルキャラも、援軍として登場。
一定時間助けてくれるが、あまり役に立たない(笑)

董卓と思いきや、影武者の董ビンだった。
董卓は、この奥にいる。

馬車で逃げる董卓。

ついに追い詰めるが、さすがに董卓は強い。
一所懸命に攻撃していても、体力があるので、
よくタイムオーバーになってしまう。

董卓を倒すと、めでたくエンディング。
しかし、この男は一体…って、曹操ですな。

2へ続く…。
3年間、待たされました。

おまけ。ミスると、このようにコンティニューを促されます。私はノーコンティニュークリアは何度かしたことがあるが、2より難しいかもしれない。
 

ファンが語る! 「天地を喰らう」

金裕殿

あ〜懐かしい私は後から出たIIやおかしなRPGになったファミコン版より、この天地を喰らうが大好きです、何より馬に乗った状態で武器を振り回して戦う様は正しく私のイメージしていた戦場の世界観そのままで非常にはまったのを覚えています。
しかし、ラスボスの董卓が凄かったなぁ〜何たって2頭の馬に1人で跨って振り下ろしたら炎が出る大薙刀を振り回すんですから、このゲームにはいくら使ったか解りませんでしたね〜、今後に出る三国志のアクションゲームは是非参考にして欲しいです。(プレステ2版でだしてくんね〜かな〜)
評価…★★★★★★★★★★10

番長2001 殿

実は家庭用に移植されているのです、PCエンジン版(NECアベニュー、PCエンジン末期に発売されている為本数少)を買いやりましたが、なかなかPCエンジンにしてはよくできていて楽しめました、ただし1人用専用で音がショボクてキャラがアーケード版より小さい等の不満もありますが……しかしあの剣をふる時の声はしっかり移植されていました、それだけでもう満足です。
「ウリャ、ウリャ、リャー」
評価…★★★★★★★★8

哲坊

うおー、それは知りませんでした(笑)。以外にPCエンジンは移植度が高いですな。源平討魔伝しかり。

Achan 殿

「天地を喰らう」で何気に検索したところ、コチラにたどり着きました。
全キャラでワンコインクリアできた後は、友人と2Pでプレイしていました。確か、劉備と関羽の組合せでやったときが一番ツラかったような・・・。当時、あまりお金がなかった私はこのゲームをしてゲーセンに長時間居座っていることがしょっちゅうありました。50円で長く遊んでいられたのが良かったです。「ぬぅぅぅぅぅ!!」とタメて。
ときに、プレステの「カプコンジェネレーション」が5の後出ていませんよね。私としては、PS2ででもいいので、この「天地〜」と「ロストワールド」、「エリア88」、「ファイナルファイト」あたりを完全移植で発売してほしいなと思うのです。
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

「天地を喰らう」で検索して来てくれる人は結構多く、有り難いです。
確かに、いいゲームなのに移植版がほとんど知られていないので、もったいないですな。「天地〜」と「ファイナルファイト」の完全移植は是非出してほしい。(02.8.8)

HIDEKI殿

自分も「天地を喰らう」で検索してこのサイトにきました。意外と触れられてないけどアルフライラワライラのBGMが最高にすばらしいと思う。虎牢関のテーマ〜呂布のテーマがお気に入りで未だに聞いてます。PCEも天地専用機として所有してます。「真・三國無双」のシステムで天地を喰らうが出れば最高だったかもしれませんね。(02.11.14)
評価…★★★★★★★★★★10

リン♂ 殿

懐かしいです!! ちょっと自慢ですがこのゲームは極めていました。ずっとやっていたのがスコアアタックです。もう10年以上前の話なので、詳しいことは忘れましたが、
1.体力満たんの時に、体力回復の袋を取る。
2.ボスをわざと倒さずに、援軍(雑魚)を待ち、援軍の出すボーナスや、体力回復袋を取る
3.砦や岩(転がってくるやつ)など、壊せるものは全て壊す(確か岩は、高得点だったような気がします)等々…
当然1プレーで1時間は当たり前でした。最高が、600〜700万点だったような記憶があります。とにかくはまりました。(03.4.8)
評価…★★★★★★★★★★10

まさき 殿

三十路になって、ついにPCエンジンを購入(笑) 別ゲーム目当てでしたが『確か"天地を喰らう"も移植されていたはず…』と通販サイトを探して先日無事に購入できました。Huカードだと思っていたらCD-ROM2(しかもスーパー)だったとは! 多少アーケード版より処理速度が遅めな気もしますが、今でも十分面白い!! ゲーセンでは進めなかった高次面まで進めて嬉しかったり。残念なのは『計略』が移植に際しカプコンゲームではお馴染みの『メガクラッシュ』に変更されていること。これだけは、まったく三国志らしくないのが…(03.7.26)
評価…★★★★★★★★★9

年寄りポッパー 殿

これははまりました! AC版は2まで出ていますが、私はこちらの方が好み。グラフィックの描きこみやステージ演出に関してはこちらの方がメリハリが利いているでしょう。敵武将にもちゃんと顔が用意されているので(原作にない顔がいっぱいいるのはなぜ?というのはご愛嬌…)感情移入しまくり。ただ、ゲーム的にはかなり難しかったです。操作系統が悪くはないが複雑だったため、メガクラッシュの概念が全く分かっておらず、参戦直後に火計を乱発して足軽の一撃で死んでしまったり、武器のレベルアップには青い玉2個という中途半端なルール設定だったり(普通奇数だろ)。
最初は2面の大男で100%死んでいました。しかしある日、「あ、これって奥行き3ラインは固定なんだ!」って気づいてそこからはコツをつかめてガンガン進むようになりました。複数の武将を相手にするステージや雑魚が多くて束ねて処理する必要があった時などはこれを知ってると知ってないでは雲泥の差があったように思います。そういえばボスが堂々と名乗りを上げる瞬間は無防備になるので、予めパワーを溜め込んで出現ポイントに回り込んでおき、名乗りが終わった瞬間に後ろから一撃カマすというセコイ技も使ってました。ただし、程遠志、除栄、郭シには通用しなかったですが…余談ですが、他は全く問題ないのに、クリア時のグラフィックには突っ込みどころ満載なので、列記しておきます。
1.劉備の乗ってる馬、クリア時とプレイ時で色が違うぞ
2.なんで孫堅の死体が張角になるんだよ、つーか李儒にも同じもの使うのはあんまりじゃないか(ちなみに程遠志&張済もあったがそれほど悪目立ちはしなかった)?
3.華雄なんか白髪のじじいになってる…原形とどめてない…でも傑作!(03.7.26)
評価…★★★★★★★★★★10

三国紙 殿

う〜む、懐かしいです。小学生の頃、このゲームのお陰で三国志を知ったくらいですから。当時、月500円の小遣いを「天地」につぎ込んでました。戦闘時にボイスが入りまくりだったのは、当時としては珍しかったと思います。「ぬぬぬぬぬーーーー!!」とか。
ところで「真三國無双」シリーズは明らかにAC版「天地を喰らう」シリーズの流れを汲む(というよりパクリ?)作品ですな。武器がレベルに応じてパワーアップするのは「1」が元ネタでしょうし、普段は徒歩だけど馬を奪えばそれに乗れるという設定は「2」が元ネタかと思われます。あと、肉まんや骨付き肉で体力回復とかも。光栄の10年先を行っていたカプコン…是非「天地を喰らう3・三国鼎立編」をACでリリースして頂きたいものです。 (03.8.26)
評価…★★★★★★★★★★10

MAX 殿

僕が今までプレイした2Dの横スクロールアクションゲームの中では最高ですねぇ〜♪ アーケード版の2人プレイは、友達とかなり熱くなっていました〜♪ PCエンジン版は今でもやっています♪ ただ2人プレイが出来ないのと策略が無くなったのがちょっと残念だけど
それを補うほどPCエンジン版は文字が出ている個所を全て豪華声優陣がしゃべりまくるので個人的にはこちらの方が好きです^^;アーケード版しかやった事無い人には是非お勧めしたいです♪ モードとボイスはちゃんとPCエンジンとアーケードが有るのでアーケード版のあのセリフ棒読みが好きな人にも楽しめるはずですよ^^; ボイス:アーケードは笑えるよ!(でもあまりしゃべりません)
(03.9.24)
評価…★★★★★★★★★★10

小門部長刑事 殿

2よりも知名度は低いし人気も無いようなんだけど、僕はどちらかというと1の方が好きです。人をゴミの様に(?)蹴散らす爽快感は1ならでは。流星拳や計略といった多彩な攻撃が可能なのもこのゲームの楽しみの一つ。よく使うのは劉備。使いやすくパワーを溜めているグラフィックがかっこいいです。移植がPCエンジンだけなのは残念。PSあたりに移植してほしかった…(03.11.1)
評価…★★★★★★★★★★10

Marry 殿

当時中学生の私を熱くさせ、その後もオールドゲームを置いているゲームセンターに通わせた本作品はすばらしいの一言! 俊徳道・八戸ノ里・京都新京極と追いかけ、とうとう見失ってしまいましたが、ここにきてPCエンジンを購入するか! とまで思っております。という私ももうすぐ30歳。三国志マニアの人にとっては垂涎のこの一品といったところでしょうか。(04.1.30)
評価…★★★★★★★★★★10

ガチョン殿

私も『天地を喰らう』でググリここまで来ました。いや〜、懐かしいです。これははまりましたよね〜。ゲーセンで1コインでクリア出来るのは、このゲームとスプラッターハウスだけでした。孔明の「レベルが上がりました。」や「敵将○○打ち取ったり〜!」等未だに声を思い出せます。私はめっきり劉備使いで「うりゃりゃりゃりゃ〜」を両側に出すのが快感でした。2Pですとこのゲーム1コインきついですよね。武器のレベルが追い付かない。。。

後に続編の2が出ましたが、まったく納得行ってないです。明らかに違うゲームにされてしまいました。しかも五虎将に馬超でなく魏延とはどういうこっちゃいと。ぜひカプコンジェネレーションで出してもらいたいです。っていうか、単体で7000円とかでPS2で出たとしても買ってしまうでしょう。それほどの良ゲーでした。(04.8.1)
評価…★★★★★★★★★★10

ゆーじ 殿

いや、本当に、みんな好きなんですねー!自分も〜天地を喰らう、ファイナルファイト〜だけはもういちどやりたい!いつかみんなでカプコンに直訴。できたらいいな〜。 (04.8.1)
評価…★★★★★★★★★★10

nkosi-sikekei 殿

うおおおおお!懐かしいぜ!小学生だった頃、友達と2人プレイでハマッた記憶が蘇る!とか言いながら、すんません、李儒にこてんぱんにやられてしまったヘボい記憶が最後です。プレイヤー武将は趙雲の奪い合いだったなあ。奪い合いに負けたときは、劉備を選んで、さりげなく2人プレイを放棄したもんさ!僕も2より1の方が絶対すきですよ。PCエンジン買うか。いまさら?プレステあたりに移植してくれー!(04.9.27)
評価…★★★★★★★★★★10

サトシアキラ 殿

懐かしいですねー。私は何を思ったか「敵将程遠志」で検索したらこのページにヒットしました。このゲームは、当時のアーケードゲームで唯一ワンコインクリア出来たものでもありますし、私が中学一年生時の全てを費やしたと言っても過言ではないので、同じように思い入れのある方が沢山いらして嬉しいです。天地2があんなシステムになってしまったのが口惜しくてならなかったのをしみじみと思い出しました。(05.1.6)
評価…★★★★★★★★★★10

アルテマウェポン 殿

このゲームのグラフィックは今見ても美しいと感じます。美しいグラフィックはハードの性能とはあまり関係ないのかもしれません。クリエイターのセンスの問題ですね。ゲームとしては難易度がほどよい高さでいい感じだと思います。これくらいの難易度が絶妙だと思います。名作ですね。(05.3.22)
評価…★★★★★★★★★9

MOR 殿

このゲーム、当時私の通う小学校で大人気となり、いつも皆で掃除の時間にホウキを使って「ぬぬぬぬぬー!でやぁ!!」と溜め打ちをしたり、「りゃりゃりゃりゃりゃー!」って流星剣を出していた記憶がまだ鮮明にあります、その後私はFC版RPG天地を喰らう2、光栄三国志、吉川三国志、横山三国志、三国志正史を経て中国留学し七年を経てもうすぐ中国の大学を卒業します、ちなみに論文は夏侯惇についてです、もうお解かりだと思いますが、そう、私はこのゲームに人生を変えられてしまったのです。

当時小学生だった私は俗に言う駄菓子やゲーセンに通っていたのですが、この「天地を喰らう」だけ大きな筐体で、しかも大音量という環境でしたのでとても迫力がありました、キャラクターの声も当然ですが、呂布や最終面の音楽がとても緊張感を煽る素晴らしい曲だと思います、ゲーム内容に関しては、よくゲーメストに‘まるで活きているようなボスキャラ‘という表現がされていましたが、正にその通りで本当に敵ボスにこれといったパターンが無く、ひたすら集中力がモノをいう内容です、まさに一騎打ちのイメージそのものなんですが、そこに雑魚キャラと弓兵の射る弓が邪魔に入るため、ボスの動きに注意しつつ雑魚キャラの動きも常に把握しないといけないため、ボス戦はとても忙しいです、せっかくの満タンの溜め打ちを、やむを得ず雑魚敵に放ったり、ボスと雑魚に両側から挟まれ更に弓が飛んで来たりと、正に地獄の戦場です、とにかくボス戦が熱い!

ボス戦以外に、雑魚敵もアクションが細かく、こちらの攻撃をガードしたり槍を投げて来たりと意外と苦戦します、が、総合的な難易度はそんなに高く無いと思います、覚えゲー的な要素が少なく、乱戦の中いかに冷静に戦うか集中力だけでクリア出来ると思います。余談ですが、このゲーム敵軍勢は多いのに味方の軍勢はクリア時に勝ちどきを上げる時までいないので、基本的に1人で敵軍の中を駆け回るんですが、それが正に三国演戯で長坂橋で1人敵軍の中を駆け回る趙雲の姿を彷彿させます、何でこの時代に趙雲がいるのか疑問な人は、長坂橋の趙雲になったつもりでプレイしてください。それとこのゲーム横浜のゲームセンターで置いてある所何ヶ所か見たのでプレイしたい方は探してみてはいかがでしょうか、今プレイしても古さは感じさせません、まさに名作です。(05.7.14)
評価…★★★★★★★★★★10

やじ 殿

高校生のときにはまりました。今まででも一番好きなゲームの一つ。馬に乗っていると言う視覚効果を活かし、移動しながら攻撃できること、奥行きが3ラインで、左右を行き交う矢や投石をはっきり見極めてよけたりできるところ、敵にも長めの無敵時間があるところ、武器同士をかち合わせて攻撃をかわしたりできるところ等が、他のダブルドラゴン・ファイナルファイトタイプのゲームと違うところで、このゲーム独特のおもしろさです。

キャラごとの真空剣・流星剣の出しやすさや強さの違い、ストロークの早さなどの調整が絶妙で、劉備と張飛とでは、同じゲームだけれども戦い方が変わってくる。でもそれはザンギエフとダルシムのような操作そのものの違いではなく、リュウとケンのような、同じ攻撃方法で感じる微妙な違和感で、その「キャラを代えると、使えるけど手に馴染まない」感覚が気持ちいいんですね。

グラフィックはこの時期のカプコン独特の絵作りで、本宮ひろしのキャラクターが違和感なく踊っていました。一つ挙げるならば、遙かに炎上する洛陽が、BGMと相乗してとても印象的です。そのサウンドは、CDのライナーで作曲者が「音色が中国っぽくない」と書いていますが、ストリング系の音色は鼓弓のようにも聞こえ、十分に三國志アクションの力強さを引き出している名曲だと思います。虎牢関の曲が人気ですが、鉄門峡の緊張感、洛陽の華やかさ、螢陽城の激しさなど、どの曲も捨てがたいものがあります。

『ゲーメスト』のハイスコア集計欄での評価を借りますが、このゲームの魅力に、いつやってもピンチになってしまうところがあります。カプコンゲームによく出てくる「鬼のように強い雑魚」のおかげですが、少し気を抜くと一発逆転が待っている。けれども集中すればパーフェクトも取れる。その緊張感が飽きさせない秘訣なのでしょう。この「奥行き3ライン騎兵システム」は今のところこのゲームのオリジナルと言うことで、今後も思い出とともに高評価され続けるのではないでしょうか。06.4.23
評価…★★★★★★★★★★10

そもさん 殿

数ある三國志のゲームの中で、光栄のII,三國志大戦(2含む)、そして、この天地を喰らうIが文句なしと言えるでしょう。一見するとキャラゲーなのですが、このころのカプコンはキャラゲーなのにゲーム性が練られているという点が秀逸で、この作品も例外なく秀逸でした。一応4キャラ全て使いこなしましたがお気に入りは玄徳様。知力=体力という状態ですが、やはり知力が強力の方が最終面では強いです。

怒龍の剣を持って連打した流星剣の残像で矢とか雑魚敵が斃れていくって言うのは結構快感だったなぁ・・・音楽も皆さん書いていますが結構雰囲気出ていると思います。それだけに、続編のファイナルファイト的な要素があまりにも残念すぎます。確かに流星剣も真空剣も出せますが、あまりにもゲームが違いすぎる・・数年待ったのに・・・なので、カプコンジェネレーションで移植して欲しいですね。IIが出せるのならIも出せるはず。定価5800円でも買いますよ。 07.1.22
評価…★★★★★★★★★★10

こむぎこ 殿

ほんとに懐かしいですね、このゲーム。小学生の時にやりこんで、ついにクリアしたのを憶えてます。意外とラインを渡り歩けばなんとかなるんですよね。このゲームについては結構思い入れがあるんですが、その中でも特に二点。

@最終面でよく固まる(タイムオーバー確定)
A敵将が出てきて画面が止まる瞬間に真空剣を重ねると、止まっている間中ずっとダメージを与え続けることができる(できたのは一回だけの幻の一撃ですが・・・)
みなさんの投稿を読んでいて、当時の記憶がありありと浮かんできました。どこかで見かけたら絶対にお金を入れるゲームのひとつですね。 07.12.20
評価…★★★★★★★★★★10

eharin殿

このゲーム、私にとっては殿堂入りになります。高校生のときにはまりました。皆さんも書き込んでいますが、BGMも秀逸でこのころのアルフライラワライラ?は最高だったように思います。CPシステムのゲーム、ほとんど好きです。

ところでボス戦時、セリフに入る前にタメて、敵の後ろに回りこみ一騎打ちが始まると同時に真空剣を叩き込むのは皆さん知っている小技だとは思いますが、それの派生として、セリフに入ると同時(画面が止まると同時に)に真空剣を叩き込み、しゃべっている間に真空剣の残像で敵将にダメージを与え続けることができ(ジッ、ジッ、ジッ、な感じ)、しゃべっているうちに倒せてしまうという技はご存知ですか?ゲーメストかなんかで見ましたが、成功したことはありません・・・。07.12.19
評価…★★★★★★★★★★10

天地を喰らうシリーズファンに朗報!
2004年2月初旬発売の別冊宝島
僕たちの好きな三国志2 戦争編」に
「天地を喰らう1〜2」徹底レビュー掲載!


貴殿の投稿が、この頁を作ります。


この紹介文についてのご意見、またはこのゲームのレビューを
お聞かせください。追って、当頁に掲載させていただきます。


●このゲームを1〜10の数字で評価すると?
 ( )内の言葉は一応の目安ですので、補足があれば上に書いてください。

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