ペラティ(SFC版はノルダ)の民家に隠れてマルスの訪れを待つ、アカネイアの上級弓兵(スナイパー)。「大陸一」の腕前を持つという設定で、最初から銀の弓を持っている。戦場に出せば、ドラゴンナイトなどの上級職をも一撃で落とせるほどの実力を誇る。
しかしながら、実際に使っていると、だんだんとその能力に疑問を持つことになる。武器レベル以外の成長率が非常に低く
(全弓兵の中でも最低クラスに)設定されているためだ。よって、まったく数値が伸びず、中盤から終盤に登場する敵のスナイパーに撃ち負けてしまうのである。必然的に、敵のHPを間接攻撃で削るサポート役としてしか活躍できない。弓兵としては、ゴードンやウルフのほうが育成しがいもあり、使っていて楽しいだろう。
2部では最強の弓・パルティアを持ち歩いている。同じ弓兵のゴードンが話すと、説得に折れて仲間になるが、私はそれまでひたすら地味だったゴードンがしゃべったのに驚いた(笑)。プレイヤーとしては、やっと仲間になった「アカネイアNo.1のスナイパー」の八面六臂の活躍を期待するところだが、成長率は1部と全然変わっていない(笑)ので、過度な期待はできない・・・。その肩書に見合った活躍をさせるには、彼にパルティアを持たせたまま、星のかけらも駆使して強くしてやるしかない。名前負けというか、世話のかかる奴であるが、それだけに愛されキャラなのかもしれない。活躍度=C
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