タイトルINDEX
真・三國無双2 ジャンル アクション 発売 2001年 ハード プレイステーション2 備考
「三国志」を題材にしたタクティカル・アクションシリーズ第2弾。「1」でやや物足りない感のあったステージ数やアイテムの少なさも改良されている。敵将がピンチになると体力をアッサリ回復する理不尽さも控え目にしてあるし、使用できる武将やイベント数、台詞なども増え、一層洗練された観がある。武器やアイテム集めも楽しいし、呂布や甘寧など一部の敵将が非常に手強くて倒しがいがある。ただ、アクション面でいえば弓兵が凶悪すぎて非常にストレスが溜まるのが難点か。 それ以外の部分では、関羽千里行など三国志ファンの心を微妙にくすぐるイベントも増えた。しかし、大喬・小喬はとくに酷い。完全なるロリキャラとでも言おうか、あれが出て来るとプレイしているほうが恥ずかしくなってくる。「敵将、討ちとっちゃった〜」などというナメた台詞を吐かれては、討ち取られた武将も浮かばれまい。 もっと個人的に細かい点を指摘すれば、劉備は原作通り二刀流にして欲しいし、典韋の武器も戟にして欲しい。ボイスも「聞きしにまさる豪傑よ」 「これほどの猛将がいたか」なんて、主君や同僚の武将に言われるので違和感を覚える。それと、呉将でプレイしていて、樊城の戦いで関羽を討ち取ったはずなのに、次の夷陵の戦いで関羽が出陣していたのはバグであろうか? 蜀編でも同じようなことがあった。関羽がまだ生きているのに、何故ムービーで劉備が怒っているのか不思議なのである(笑)。ゲームとしての完成度が高いだけに、こういうツメの甘さがとても気になる。もちろんプレイヤーの活躍次第で、本来死ぬ武将を救出できるイベントは歓迎すべきだが…。 確かにこのシリーズのおかげで、三国志に興味を持つ人が増えたことは喜ばしい限りだ。しかし、何事も第一印象は大切である。無双で三国志を知った人は「張コウ」と聞けば鉄のツメを付けたナルシスト、「孫策」と聞けばトンファー使いの優男を連想するであろう。 こうした「キャラクター」という視点から三国志を見る人が、この作品によってさらに急増してしまったことは事実であり罪の部分でもあると思う。ゲームとしての完成度は高いが。 |
|
|
香香 殿 |
前作の最も良い部分──ひたすらワラワラと沸く兵士を斬り捨てる爽快感──がより一層増している。キャラクターも41人と増え、しかも三国に所属する武将達は全員無双モードのシナリオが違うといった、キャラクター色の違いを打ち出し、キャラクターへの思い入れを深め易くしている。また、キャラクター別に能力限界値が設定され、それ以上の強化には装備アイテム(最大5個)と武器の付加能力で補正する必要がある。このアイテム集め自体も、かなり楽しい。 呂布の強さも増している上、今回はストーキング能力がついたのか(笑)、逃げても逃げても追いかけてくるのでスリル満点(爆笑)!無論、呂布はプレイヤーが使っても桁外れに強い。基本能力はみなトップクラス。唯一の欠点・技モーションの大きさも、ある程度鍛えるだけで気にならなくなるほど。ゲームとしての完成度は極めて高い。ただ、このゲームの宿命だろうが、アイテムや武将が一通り揃うと、プレイ内容がシンプルすぎるゆえ飽きは早いと思われる。特に、裏コマンドで武将やシナリオを出した人はもう飽きているのでは(笑)? #ちなみに、相方との協力プレイは、どちらがワリの悪い2P側をプレイするかで揉めるため、現在殆どやってません・・・。また、ハードでの弩・弓兵の連射能力とターゲティング能力は、もはやプレイヤーがいちいち弓矢で応戦できる限界を超えている。おまけに、弩兵隊一斉射撃で喰らうダメージは武将に斬られる以上に大きい。おまけに奴等は逃げ足も速いので、バラけられたら打つ手がない。足が遅かったり、弓兵を一掃できる技が無いキョチョ(ハードだと、「走って」近づく前に逃げられる)は実際かなり苦しい。 基本的に演義を知らなくてもプレイは楽しめるが、プレイ可能武将を増やす、フリーモードでのシナリオ増加や、Lv4(固有最強武器)武器を得るためには、演義の知識がないと非常に難しいという点は賛否両論あるだろう。一応、DBの「武将辞典」を読めばある程度わかるが・・。ゲームとはあまり関係ないが、声優がヘタでプレイすることが苦しい武将も実は多い。孫策・周瑜・徐晃は台詞が棒読み、もしくは演技がクサくてかなり耐えがたい。二喬はうるさすぎる。逆に上手いのは甄姫と張飛・太史慈を当てている声優。甄姫の死に台詞「あなた・・・、ご武運・・を・・・!」は絶品(笑)。 |
びいたん殿 |
現時点(2001年10月)で、PS2の中ではトップランクの面白さでしょう!男女どちらのユーザーでも楽しめること請け合いです。2では武将シナリオがそれぞれ個別になっていて、色々なキャラでプレイしたくなります。ハードでプレイしないと、最強武器が手に入らないっていうのが、武将によってかなりキツイシナリオもあるので辛い(笑)。また、エンディングもそれぞれクリアした武将によって内容が変化している点もポイント高いです。(二喬でクリアすると踊るのがあの人だったり・・・<笑>)武将のセリフも何パターンもあってコーエーのこだわりを感じさせます。呂布の性能が前作より格段に上昇しているので、呂布好きの男性諸君はとりあえず買って強さを実感すべき! |
微就労 殿 |
かなり売れたようで。内容が伴ってますからね。ただ大喬・小喬が戦ってたり(甄姫も)、張コウが妙にナルシストだったり(理由がわからん)、三国志に多少知識のある人には?な部分も多いですね。それから、孫尚香も戦場は出てないけど、最近の光栄の傾向から見ると先陣きって戦ってそうなかんじがします。マイナス面ばかり書いたけどそれでもやっぱりいい作品だとは思います。要するにもうちょっと渋いアレンジが欲しいってことで。 |
ぎやぼっくす殿 |
面白い。とにかく爽快!…ちょっと「弓兵」にはムカつきますが。現在進行形でやりこんでます。「呉」の武将は、殆ど全員、最強になってます(別に「呉」贔屓って訳じゃないんですけどね)。微就労さんの仰るように、大喬や小喬が戦っていたり、張コウがナルシーだったりするのは、確かに妙ですし、このゲームから「三国志」に入った人たちに明らかに「誤解」を植え付けてしまうようなキャラクターもいます。許チョとか、魏延とか…。 |
Mr.三国志殿 |
ストレス解消にとてもいいです。雑魚兵どもを何百人もブッ倒せるから。でも、あれは、どう考えても有り得ないと思います。999連コンボなんか特に。だけど、一人一人の武将がとてもリアルに描かれていて、呂布なんかもうサイコー。とてもおもしろいです。(02.9.9) |
水龍破 殿 |
このシリーズは爽快感が溢れ、微妙に戦略も必要なゲーム。最初そんな感じの印象を受けました。一通りやるとやる事が無くなってしまいますが、それまでが面白い作品です。武将数も多く、兵士も多い。長所が多く、短所は少ないのがいい所だと思います。自由度が高いので、自分の発想で面白さがどんどん増えるのもいいです。お勧めプレイ法として |
えねみぎ 殿 |
ありえないキャラが満載!!ビーム使う2人、川凍らせたり瞬間移動するザコボス、強すぎるリョフ、魅力的なキャラが一杯なのがいい感じです。女のガキ2人や、爪オカマやろうはしらけるけど・・・。キャラを鍛えれるというのにものすごくはまってしまい、ビームの2人は弱いとは分かっていても鍛えてしまいました。個人的に2P対戦が異様に盛り上がったように思えます。
(04.5.8) |
YO 殿 |
爽快感、グラフィック、サウンド、システムなど、どれをとっても平均以上の出来。特に爽快感は他のゲームと比べても群を抜いており、バタバタ敵をなぎ倒すのにいつの間にかハマっているのがこのシリーズの魅力だと多くの人が言ってるし自分もそう思います。猛将伝があればさらに面白くなり、上級者用に最強モード、第5武器の追加など、飽き足らない出来です。 このゲーム自体の評価は10点ですが、1つ残念な部分があります。それは、やはり哲坊氏がおっしゃってるように、このゲームの影響で三国志に興味を持ち、ゲームと三国志そのものとをごっちゃにしてる勘違い野郎がいることです。私の友達も、このゲームをやってましたが、史実の三国志でも大喬や貂蝉が戦場で戦っていたと思い込んでました。そこで、私は「このゲームの女キャラは殆ど武将の結婚相手だって。戦ってたわけじゃない。あと、実際の三国志の本だと曹ヒの嫁は甄姫じゃなくて甄婦人とか甄皇后になってるよ。」と、その友達に言ってやりました。哲坊氏のレビューの通りですが、ゲームの影響力も恐ろしいですね。(04.8.25) |
M.F.S. 殿 |
このゲームはもはや殿堂入りでもおかしくはないでしょう。私に言わせれば三国志のアクションゲームで「真・三国無双」シリーズを凌ぐものは何一つ無いと考えています。確かに他の方々がおっしゃるように司馬懿、張コウ、魏延、二喬のようないわゆる色物系、「実際はこういった武将じゃないでしょう」と思わされる武将もいますが、そんなことで「殿堂入り!」からズリ落ちるものとは露も考えていません。逆に「こういった設定も新鮮で面白みがある」と私は思います。 やはり三国志を舞台にしたアクションゲームであるから、「天地を喰らう2」のような蜀軍ばかりヒーローにして魏軍ばかり悪役にするような一方的な物の見方にとらわれず、魏や呉からの視点からも三国志を見ることができるというものでなければならないと私は思います。三国志のヒーローは1つだけではないのですから。さらに猛将伝になると他勢力の武将にも花を持たせている所もまた大変興味深いものです。面白いところは枚挙にいとまがありません。武将を育てるところ、最初は他の部隊と一緒に行動しつつ武将を成長させる。ある程度成長したら、今度は単身敵陣に乗り込んでいき大暴れするようなやり方が爽快感をあおります。また2からの要素ではありますが、ある条件を満たすとレアなアイテムや武器が手に入るところも魅力の一つなのです。 また、好みの問題でしょうけど「天地を喰らう2」に出てきたような刀剣だと敵兵が真っ二つになったり、トゲつきの鈍器だとこなごなになる(いくらなんでもこれはオーバーじゃないかな。単なる残虐性を見せびらかしているような気が)演出が無いのはやはり多くのプレーヤーに楽しんでもらう配慮だと思います。三国志のゲームならそういった演出もアリだという人もいるようですけど。正直、残虐性があったらこれほど多くのファンを集められるものではなかった気がします。三国志のアクションゲームは何かと聞かれたら、私なら「真・三国無双」シリーズ以外考えられないと、きっぱり答えるでしょう。(04.9.27) |
ぽん 殿 |
自分は今までポリゴンは人間味がないという理由でずっと敬遠してきましたが、このゲームに登場する武将を見て180度考えが変わり、ポリゴン擁護派になりました(笑)。その位衝撃を受けたゲームです。最初は適当にボタンを連打して戦死しまくってましたがその内色々と頭を使った戦法を練るようになり次第に難しいステージに挑戦するのが楽しくなりました。 また、普通に進めればイベントが発生して史実どおりに武将が死ぬステージもありますが、それを自分の活躍次第で防ぐことが出来るのが良かったです。落鳳破でホウ統を助けたい!孫堅をカイ良の罠から救ってやりたいなど色々とこだわりを持ってプレイすることが出来ます。また、武将は一度無双モードをクリアすると(ストーリーで)死ななくなるので例え岩に潰されようと何故か赤壁で復活している孫堅、夷陵の戦いで元気に戦う関羽、などおかしな現象が普通に起こるので自分はいつもフリーモードで楽しんでいます(笑)。(05.2.6) |
龍真 殿 |
友人宅でこのソフトをプレイし、衝撃を受けました。それまでPS2を買ってまでプレイしたいと思える作品がなかったのですが、無双2のためにPS2を買うに至りました。それまでSLGの三国志をプレイし、興味を持ち、小説、コミックなど、色々な面で三国志を見てきましたが、武将を操り、戦場を駆けるという感覚、すごいとしかいいようがありませんでした。 三国無双といえばPSの格ゲーが思い浮かび、やる前までは格ゲーだと思い込んでいました。技術の進化はすごいと痛感。一昔まで1:1の格闘ゲームだったものが、敵兵が群がり、それを一気に切り払う、そんなゲームになっていたのですから…。内容は4の方が進歩している分いいとは思いますが、わたしにPS2を買わせるまでに至ったこの作品は、迷わず殿堂入りとしたいと思います。(05.7.14) |
細眼竜 殿 |
中学時代、三国志にハマっていた時期に友達の勧めでやったゲームです。操作がシンプルでわかりやすく、武将の個性が(良くも悪くも)はっきりしていたので、三国志とは別の視点で楽しめました。様々なステージがあったり、一般武将も史実に(ある程度)則して登場するので、知識のおさらい的な面でも役立ったと思います。このゲームはキャラの外見や性格の好き嫌いで評価が分かれがちですが、私は色々なタイプの操作キャラがプレイできるアクションゲームとして考えているので、かなり好きです。 ただゲームのスケールが大きいだけに、頻繁な処理落ちや、アイテムや武器の補正値上限が無駄に大きいことなど、「粗さ」が目立ったとは思います。また些細なことですが、戦闘時の「我々も遅れるな」的なセリフの多さははっきり言ってウザいと思います。「猛将伝」のストーリーやオリジナルイベントはなかなか面白いと思いました。
06.11.6 |