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真・三國無双 ジャンル アクション 発売 2000年 ハード プレイステーション2
2000年のPS2発売に合わせ、コーエーが満を持して世に送り出したタクティカル・アクションシリーズ第1弾。対戦格闘だった初代「三國無双」(PS)から進化を遂げ、大ヒット作となった。 世間の評判通り、三国志の武将を操って戦場を駆けまわる爽快感。このゲームの魅力はそれに尽きる。コーエーには、かねてから「SLGで培ったノウハウを生かし、三国志を題材にしたアクションゲームを出したい」との計画があったそうだ。しかし、それを実現できるハードが、まだ世の中に無かった。そのためにPSでは対戦格闘ゲームを出すのみに留まり、PS2の登場によって一気に実現の運びとなったのである。 確かにハードの性能を最大限に生かしたゲームといえる。主人公に群がり寄るおびただしい敵の数。さらに、プレイヤーが直接見ることのできない画面外でも戦いが繰り広げられ、まさにひとつの「戦場」がそこに構築されている。まして、その舞台が「黄巾の乱」や「赤壁の戦い」といった「三国志」の世界だから、ファンとしては尚のめり込める。また、魏は青、蜀は緑、呉は赤というイメージカラーも、同社のSLG「三國志」の流れを汲んだもので、コーエーのゲームを昔からプレイしてきたユーザーは、そうした伝統的な匂いも感じ取ることだろう。 しかし、問題点もある。アクション面であるが、結局ボタンを連打して無双ゲージが溜まったら無双乱舞で敵を蹴散らすという繰り返しで、どうしても飽きがくる。1つのステージをクリアするのに時間がかかりすぎるのも問題。 さらに一番の問題は、やはりキャラクターやストーリー設定である。確かに関羽、趙雲、夏侯惇、孫堅、董卓などは原作のイメージにぴったりだと思う。とくに張遼などは同社のSLGのグラフィックからそのまま抜け出してきたようなキャラで格好いい(でも、声がショボイ)。 孫尚香や貂蝉などの女性キャラも戦うが、ムービーシーンだけで充分と思う。ゲームだから許されるが、第一女性キャラが戦場で無邪気に殺戮をしている図など考えただけで恐ろしいではないか。 ちなみに、「肉まんを拾って体力回復」などの要素は、本シリーズより8年も前にカプコンの「天地を喰らう2」で既に使われていたことも付け加えておきたい。(哲坊) |
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香香 殿 |
アクションゲームに不可欠である、敵をなぎ倒す爽快感は特筆に価する。 |
まくれ殿 |
こういうゲームを待っていた!有名武将に成りきって、敵兵を蹴散らす!! |
孟徳新書殿 |
ストレスのたまった現代社会に生きる人々にはこのゲームが必要でしょう!武将を自由自在に操り、並み居る敵をなぎ倒す。 |
魚 殿 |
私は、アクションゲームがむちゃくちゃ苦手ですっ。初代ストリートファイターでは、波動拳すら満足に出せず、たまにぽっ・・・っと成功すると狂喜乱舞していたものです。その私から言わせて頂くっ。『真・三國無双は素晴らしいっ!! 爽快だっ!!!』 |
美津樹 殿 |
吉川英治・横山光輝・光栄のシミューレーション・蒼天航路。何がきっかけで三国志に触れるかは人それぞれだと思うが本作で始めて三国志を知った人はある意味で幸運なのかもしれない。(笑)三国志に強い思い入れやこだわりが無ければとても良くできたアクションだと思いますよ。後々他のメーカーが似たようなモノを作った事も基本的なシステムの出来の良さを現わしていると思う。07.3.26 |