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ドラゴンクエストIV・導かれし者たち

ジャンル

ロールプレイングゲーム

発売

平成2年(1990年)発売 エニックス

ハード

ファミコン、PS(リメイク)

哲坊の
個人的評価

★★★★★★★★8

サウンド

★★★★★★★★8

備考

売上げ本数/約300万本


 シリーズ第4作。前作から待つこと2年、ファミコン時代もすっかり末期の平成の世に突入。主人公はゲーム中盤まで登場せず、脇役キャラにスポットが当てられたオムニバス形式のシナリオが話題となった。

 

当初の発売予定日からの延期につぐ延期により、かなりイライラさせられたと記憶している。加えて当時はROMが品薄状態で初回出荷分が少なく、発売日の入手は困難を極めた。家電量販店での「ドラクエ行列」はこの頃がピークだったと思う。私も予約をしていたにも関わらず、いつもの玩具店では発売日に買うことができず、結局1週間遅れでやっと購入できた有様だった。

 元祖(ファミコン)版のパッケージ

この「IV」は、5章からなる作品である。

1章はライアンという王宮の戦士の物語
2章はおてんば王女、アリーナたち3人の物語
3章は商人トルネコ(後に「トルネコの大冒険」でブレイク)の物語
4章は踊り子のマーニャ、占師ミネアの物語
5章は勇者(主人公)とその仲間たちの物語…

という具合にそれぞれの章で異なる主人公を動かし、5章ではそれまで登場したキャラが集結。全員が力を合わせて危機に瀕した世界を救いに行く。主人公以外のキャラは名前が決まっていて変更はできない。

ストーリーも前作までとは直接のつながりがなく、全く新しいシナリオの「天空シリーズ」となった。そのためオープニングテーマの出だしが変わるなど、前3作とはイメージも一新された。空を飛ぶアイテムとしては気球が登場。ゴールドをコインに替えて遊ぶカジノもシリーズ初めて登場した。

オムニバス形式のストーリーは続きが気になり、ついつい引き込まれる。5章で、勇者がそれまでの主人公たちと出会い、仲間にしていくのは非常に楽しい。しかし、よく考えると、単にシナリオを追うだけの映画的なゲーム(今のファイナル・ファンタジーシリーズのよう)という印象もあり、賛否両論飛び交う作品でもある。

AIシステムによって仲間が自動的に戦闘するのも然り。私はAIは結構好きで、むしろ仲間たちが意志を持って戦うことを楽しむ余裕が持てた。振り返ってみれば、ファミコン最後のドラクエ作品にふさわしい出来ではあったと思う。のちにPS、さらにはDSでリメイク版も登場。こちらはクリア後に新たな章が登場するなど追加要素も満載で、新たにプレイする価値は充分にあるといえる。 (哲坊)

 

語る! 「ドラクエ4」

FEROYOU 殿

各章ごとのストーリーが中途半端であり、しかもそれらに容量を取られたせいか、最終章もストーリーが短めの中途半端なものなってしまったのが残念。この作品から登場したAIの機能は、現在に至ってもいまだに大して進化していない。
評価…★★★★★★★7

大根 殿

前作と全く繋がりが無いというのは、誤りです。4は6の次の話です。ちなみに、次回作・8は7と3の間の話となるはずです。尻尾の曲がったネコと海賊のお話です(転職はできる)。少し、確実性に欠けますが、ドラクエは12作目で完結します。
ドラクエは堀井雄二氏からの挑戦状です。この難解な物語を理解してみろと。物語はすべて繋がっています。しかし、世界がたくさんあるためややこしい。しかも大陸が激しく変動してる。
最後に皆さんが、全く気づいていないので教えてあげます。3の龍の女王が生んだ卵は6で孵る。これが4・5のマスタードラゴンの誕生なのです。
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

ほほう…信憑性は疑問ですが、なかなか興味深いお話ですな。8のストーリーとか、12作目で完結というのは、どこかで何かの形で、堀井氏が発言したことなのですか? やけに自信たっぷり言いきっておられますが、情報ソースは一体何でしょうか? 3の卵から孵ったのは、1の竜王ではないかという説もあって、自分もそう思っていましたが。

lee殿

FCとPS版をクリアしました。FCは当時としては斬新なAIが取り入れられており自分で操作できないもどかしさがランダムな感じでそれはそれで面白かった(クリフト!ボスにザキをつかうなよーぅ)
PS版はクリア後のサービスが嬉しすぎるなんせ○○○が仲間になるし○○○○&○○○○も強いし、忘れてはならないのは仲間達と会話できること、私的にDQはFFより感情移入がしにくかったのですが今回は違う。マーニャの自由奔放な性格やホイミンのかわいらしいセリフ、クリフトのアリーナLOVEな感じがつたわってきます。最終章でも(○○○○○城にいた)ホイミンを仲間にしたかったなー。どうやって人間になれたのか?これ謎。
PS版は○○○と共に本当の敵と戦えるというシチュエーションが嬉しくてたまりませんでした。
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

同感。ホイミンが5章までに一体どういう成長を遂げたのか、詳しく見てみたかったですなあ。仲間との会話システムは、ドラクエ・キャラゲー化の原因のように思います。3までの何もしゃべらないキャラも、自分は逆に感情移入できて好きだったので。
会話システムは、個人的に好きではありませんが、もちろんそれなりに使って、楽しんでおります。

大喬 殿

このゲームを初めて遊んだとき、何だかドラゴンクエストをプレイしているような感じがしなかったのは気のせいだったのでしょうか?
前作でシリーズがひと区切りつき、スタッフも心機一転して制作したせいかもしれません。そういう意味で、このゲームの評価が賛否両論真っ二つに分かれたのは、すごくよく分かります。オムニバス構成で展開する物語のつながり方が絶妙、キャラクターに始めて個性が出た、AIにする意味が理解できない、ストーリーが暗い・・・などなど、肯定派・否定派どちらも様々な意見があるようですが、つまるところドラクエらしくないのが良いのか、悪いのか・・・ということなのでしょう。ちなみに私はFC版をプレイしていた当初は否定派だったのですが、現在は賛成派になりました。3で出し尽くしたドラクエワールドの価値観を、よくぞここまで目新しく作り上げて継続させたものだと、今になると感心します。ただ、ドラクエらしくないということは、ドラクエシリーズとしてこの作品を発表する必要性があったのかどうか・・・。まぁ、考え始めたらキリがないので、純粋にゲームの楽しさだけ考えると、文句なしの名作です。(03.2.13)
評価…★★★★★★★★★9

上総 殿

世の中にはSFCが出回っているというのに、友達はドラクエ4のライアンの章で止まっていた(井戸が見つからず)。当時自分は小学生でドラクエ5をすでにクリアしており、5をあまりに溺愛していたので大して惹かれなかった。が、家政婦の娘からファミコンと2、3、4を貰ってやってみた所すっころんでしまった。はっきり言って3より愛着が湧いた。
自分が4に惹かれる所は、ドラクエ史上初の、ラスボスにもスポットを与えている点である。3までの勧善懲悪の世界とは異なり、●●●は何故変わり果ててしまったのか、勇者側や人間達が本当に「絶対的な正義」なのか、改めて考えさせられる作品だった。故にドラクエの中では異色に見られるのかもしれないが、自分は5、2の次に大好きな作品である。(03.3.4)
評価…★★★★★★★★★9

アクロス 殿

”めいれいさせろ”という作戦が増えたとの情報を得てPS版を中古で買った。久々にしてみたが、各章と区切られていた為、プレイした時間がとても短く感じた。とは言うものの、結構楽しめた。新たな武器や防具が追加されて、6章で●●●が仲間に加ったのはとても感動した。折角●●●というキャラを仲間にできたのだから、もう少し6章のイベントを増やしてほしかった。又攻撃系、守備系とキャラ毎に分担が決まっているから、パーティに個性があるドラクエはボス戦闘時、守備系のキャラを殺されたらとても建て直しが大変だというのを実感させられた。(03.5.6)
評価…★★★★★★★★8

サムライキッド 殿

ファミコン版、PS版共にクリアしましたが、今回はPS版のレビューとさせて頂きます。

まずは何といっても戦闘の音楽、特に通常戦と中ボス戦の音楽の格好良さです。通常戦の音楽は16分音符の連なるイントロが2小節から6小節になっており、キーも2つ下がっていますね。ちょっとした変化に過ぎないかもしれませんが、これによりファミコン版に比べて迫力が大きく増幅されたように感じます。主人公が「みんな、行くぞ!!」と声を掛けると仲間達が一斉に攻撃を仕掛ける、そんな様子が目に浮かぶようです。また、中ボス戦の音楽では、通常戦と同じモチーフを随所に用いていながら、通常戦とは正反対の重厚感溢れる音楽に仕上がっています。これはまさに見事としか言い様がありません。

次に、画面効果の格好良さです。前作ドラクエ7の戦闘中の画面効果は、やや平面的な印象を受けました(イオナズン、ムーンサルトなど)。しかしPS版ドラクエ4の戦闘中の画面効果は、視点をぐっと引いたり大きく揺らしたりといった工夫が凝らされておりますが、格好良い音楽との相性は抜群です!特に、イオナズン、ギガデイン、ジゴスパーク、ギガソードの画面効果が僕は好きです。

また、7に続いて今回も移民の街が登場しますが、今回は特別発展タイプの街を造りやすくなっていると思います。7のようにデータ同士で移民の交換をするよりも、今回くらいのほうが手軽で良いと思います。そう言えば、ここではファミコン版にはなかったアイテムを買ったり拾ったり出来ますね。キングキャッスルの地下室で手に入る奇跡の剣は、天空の剣をそっちのけにして主人公が最後まで愛用していました(笑)。

最後に、●●●が仲間になることについて。仲間達は●●●とは直接の利害関係はありませんが、最初は戸惑いました。しかし、彼と共に真の敵エビルプリーストを倒しに行く展開を迎えた時には、やっぱりこれで良かったのだと思えました。なぜなら、●●●は9人目の「導かれし者」だったのでは、と思ったからです。(03.12.28)
評価…★★★★★★★★★★10

koch 殿

ファミコン版しか、やってないです。結界解いて、「ラスボス明日倒しに行こう。」と思ってたら次の日冒険の書が消えてました・・・それから、プレイしてない・・・一章からやり直す気も起きない、小学生の時でした。(04.4.14)
評価…★★★★★★★7

哲坊

リメイクされたPS版はいかがでしょう(笑)。データが簡単に消えることも無いので、今なら懐かしい思い出も手伝って楽しくプレイできるのではないでしょうか。個人的にはお勧めです。(04.4.14)

ぷに 殿

いろいろと思い出はありますが、一番インパクトがあったのは5章頭。お弁当イベントなど平和そのものな村に最終章はどんな話になるんだろうなと心躍らせる自分。突如モンスターの襲撃。原因は自分の存在。村人たちが次々犠牲になり、ついには愛する人も自分のために自ら…。上ってみればそこはすでに廃墟。少し前までは平和な村であった面影はもはやなし。残されていた物といえば彼女が寝ていた場所に羽帽子が1つ。突然たった一人で投げ出され、仕方なく村を後にする。そこであのBGM「勇者の故郷」!反則ですよ!切なすぎるじゃないですか!でも好き。

考えてみるとピサロと勇者の境遇って似てるんですよね。どちらも最愛の人を失って運命に投げ出され…正反対の道を歩むことになった二人の対比がまた深い。あと先の見えない孤独な冒険を始めた勇者に、運命に導かれてきた仲間たちが次々集っていく流れはほんとうまいなぁと思います。

ところで、エビルプリースト=3のゾーマっていう設定はあまり知られてないのかしら? アレフガルドでロトに敗れたゾーマは最後の力を振り絞って別次元へと飛ぶ。そこでピサロと出会い、彼を利用してロトもいないこの世界を支配してやろうと…。一応公式設定。同じ体勢してるのは遊び心ですかね。

ちなみに2番目の投稿で大根さんがおっしゃっています龍の女王の子=マスタードラゴン説、残念ながら女王の子=竜王が正解です。龍の女王はロトに光の玉を与え、子を産み力尽きて死にます。その後成長した子は女王から光の玉を奪った(実際は託された)ロトのせいで親が死んだと思い込み、ロトによって光を取り戻したアレフガルドで形見である光の玉を人間から取り返し(人間にとっては奪いとられ)、アレフガルドを再び闇の世界とし竜王として君臨することになるわけです。こちらの方はうろ覚え。(04.5.8)
評価…★★★★★★★★★★10

哲坊

エビルプリースト=3のゾーマ、初耳です。公式設定というと、何かの本などで堀井氏が発言されたことなんでしょうか? それともエビルプリーストの台詞に、それを仄めかす言葉がありましたっけ。うーん、この手の情報は出所をハッキリ書いていただけると嬉しいのですが…。(04.5.8)

ドレアム 殿

シリーズの中でも3と争うくらい最高の作品だったと思います。また、今作の主人公が一番、勇者らしい勇者という感じがします。天空の血を引いてる所などなどが特にそう思わせるのでしょうね。1章から4章までの「導かれし者たち」を5章で勇者が仲間にしていく今回のシステムは個人的にはかなり好きです。一番仲間意識が芽生える作品であることは間違いないでしょう。ただ5章を除けば、4章以外物語としてはイマイチかな。特に一番最初のライアンの物語がかなり単純なストーリーで絵本レベル・・・

しかし、全体の構成としてはドラクエシリーズ最高級であることは間違いないと思います。ちなみに、このオムニバス形式は4が最初で最後になりましたが、これは正解だと思います。これは古いと言う意味ではありません。(むしろ今から考えても斬新)二番煎じになるからです。それに「導かれし者たち」というサブタイトルが示すようにオムニバス形式が非常に向いている作品だと思います。他の作品では真似できない4だけの個性といえるでしょう。よって10点。文句なしの殿堂入りです。(04.5.8)
評価…★★★★★★★★★★10

koch 殿

PS版始めました。仲間と話してるだけで楽しいです。なんか、それぞれの性格が解っていい。ブライが、毒吐きまくり。

ホイミンが人間になった理由は、「ドラゴンクエスト4知られざる伝説」によると、ホイミンはライアンとの旅の途中戦死しました。神がホイミンの生き様に感動して、「普通なら魔物に生まれた者は魔物に転生するのだが、人間にしてやる。キングレオの城にある、新しい死体にホイミンの魂を入れてやる」と神が言いました。 しかし、ホイミンは「あの体は、あの人のものだからダメです。それならば僕は、魔物のままでいい」と断りました。神は、「それでこそ人間になる資格がある。もし、わしの話に乗っていたら地獄行きだった。」と言ってホイミンに光を放ちました。そして目覚めたら ホイミンは、人間になりましたとさ。めでたし めでたし

多少違うが、こんな感じだったと思います。ドラクエの四コマのホイミンネタで、ライアンの同僚がベホイミスライム連れてる奴がいて、一緒にボス倒しに行こうとしたらスライムベホマズン連れた同僚がすでに倒してた(笑)。そんなネタがあったな(04.5.8)
評価…★★★★★★★★★9

哲坊

ホイミンの話、ありがとうございます。ドラクエ世界らしい温かい逸話ですな!(04.5.8)

子房 殿

初めまして。4は色々ありましたが好きな作品の一つです。しかし、クリフトは相変わらずですね。とある戦闘中。敵も少なくなったし「みんながんばれ」に変更したところ・・・クリフトはザキを唱えた!→呪文がはねかえされた!(マホカンタかかってたのがいた)→クリフトは死んでしまった!この後、クリフトは一生二軍になりました(笑)

あと、上記の四コマ。僕が好きなのはライアンが「そらとぶ靴」を手に入れた場面です。靴を履く際のセリフが、「そ〜りゃ〜!!!」で、「そらとぶ靴」を潰してしまったというのがオチ。 (04.6.7)
評価…★★★★★★★★★9

ふぉるてしも 殿

4章の戦闘は今だに耳から離れないほど、印象が強かった作品です。ゲーム自体もちゃんと面白いし。「勇者だけ名前が平仮名なのはヘンだよぉ」と嘆いたりもしましたが「いや!勇者は特別な存在だから、名前も特別なんだ!」と子供なりにムリヤリ納得とかしてました(笑)
命令できないのも、多くの方が言われるように、個性が出ていいと思います。でもできるようになったPS版もそれはそれで良いと思います。僕はFC版しかやってないんですけどね。

このレビューで語られる、DQ裏話がかなり気になります。例えば竜王の話。昔あった「ロトの紋章」という漫画では、女王の子が竜王という設定だったけど「この作品はフィクションなので、女王の子=竜王というのは、堀井氏が正式発表してる設定ではありません」(文章はウロ覚えですが)と仰られてますが、その後正式設定とされたという事なのでしょうか??または大根さんの語られたストーリーの結びつき…これに関しては全く初耳で、僕も詳しい話や情報の出所を知りたいです!(04.6.7)
評価…★★★★★★★7

ぷに 殿

こんにちは、以前投稿したぷにです。ゾーマ=エビルプリーストのエピソードはエニックス出版の「モンスター物語」という本で紹介されてます。ミステリードールがお金をたくさんもっているのは、実は自己防衛できる貯金箱として作られたからなど、この本ではいろんなモンスターの誕生やエピソードが語られていまして、姉妹本に「アイテム物語」、「モンスター物語」(白い表紙。上記のは紫の表紙。)もあります。白い方の「モンスター物語」には、スライムがいかにあんなに多種多様なバリエーションができたのかを語った壮大な話もあります。もう10年ほど昔の本ですが、機会があったら是非読んでみてください。おもしろいですよ♪(04.6.7)

哲坊

ぷに殿、ありがとうございます。「アイテム物語」、「モンスター物語」などの本、出ているのは知っていましたが、実はほとんど読んだことがありません(笑)。その本には、堀井氏も監修などの形で関わっているのかもしれませんな。まあ、エニックスが出版しているのだから、関わっているいないに関わらず公式ということになるのでしょうな…。納得です。(04.6.7)

もょもと殿

ゾーマ=エビルプリースト説についてですが、この話を打ち切ってしまう前に一言!3も4も大好きな作品ですが、この設定はいらない。サラダに入っているみかんのように好みは人それぞれですがそれが許せない人にとっては本当に必要のない、そんな設定です。何でそんな事になってしまうのか、と。確かに各シリーズが微妙に繋がっているのはおもしろいかもしれませんがなんでもかんでもあっちこっち繋げてしまうのはよくない。ぶち壊しです。逸話集みたいな感じなんでしょうが、その設定を考えた人は、申し訳ありませんが作家の才能はないですね。ゾーマは3のレビューでも語られているように勇者へのセリフからして威厳ある大魔王で、エビルプリーストのように例え帝王を操る陰の実力者だとしても、そんな姑息で人の下につくようなイメージではない。ミステリードールあたりの話ならいくらでもまったく構いませんが。最近3をして自分の中で3の評価が上がり、妙にゾーマにも思い入れができてしまいした。(04.8.1)

哲坊

ゾーマ=エビルプリースト説の不支持については同感です。原作者の堀井氏が自分で設定したのなら仕方ないですが、もし別の人が考えたものが「公式設定」として一人歩きしているようでは、何を信じたらいいんだかわからなくなりますな。所詮、ゲームの中の小さな設定とはいえ、夢を壊さないで欲しいものです。堀井氏のHPの掲示板で、本人に聞いてみましょうか(笑)。現在、掲示板はお休み中のようですが。(04.8.1)

クルクルぼうず 殿

最近プレステ版をプレイしました。リメイク版だからといってあれこれつけたそうとした結果、やたらいらない物が増えているという印象です。ファミコン版では語られなかったエピソードやキャラの性格などが演出や会話システムの中でいろいろ明らかになっていること自体は別にいいのですがその出来が(センスのせいなのか)なんとも中途半端な感じでファミコン版で一生懸命想像で補いながらプレイした者としては正直「この程度ならやらん方がよかったで」と思う点が少なくなかったです。中ボスの曲は良いと思いましたけど・・・

6章は存在自体が納得できませんでした。●●●が仲間というのは無理がありすぎです。主人公勇者のあの悲しみの旅立ちはいったい。全滅した山奥の村人や消えたサントハイム城の人の立場はいったい。別にロザリーが嫌いなわけじゃないですが例の花はなんで山奥の村でなく彼女のところに持っていかなきゃならないのかけっこう理解に苦しむところでした。それとあんな見るからに小物のオッサンをラスボスにして本当に話は盛り上がるのでしょうか。「●●●をハッピーにしてくれ」という客の声があったのかスタッフの個人的な思い入れなのかはわからないですがストーリーはちゃんと話としてしまるように作らんといけまへんえ!と思いました。エッグラとチキーラはデザインがちょっとおもしろい感じでよかったです。ドラクエ4は生まれてはじめてがんばってクリアしたゲームなだけになつかしいやらせつないやらです。 (04.8.1)
評価…★★★★★★6

月経仮面 殿

PSの4は子どもにも判り易くと修正したんでしょう。スタッフの努力はわかります。序章と6章。自分はいやですね。容量の少なく、修飾のないファミコン版の方が好きです。話さないキャラ達が、プレーヤーの心の中で自由に活躍していたわけですから。運命に翻弄されるデスピサロも。悲劇で終わるからこそいいのにね。感動したのは、4章のラスト、仇討ちが果たせず、失意のうちに船に乗って逃げる。5章のラスト、世界に平和をもたらした勇者が、仲間と別れ廃墟になった故郷に帰ってくる。動かず、話さない荒いドット絵を前に泣いたシーンです。(04.8.25)
評価…★★★★★★★★★★10

まぎー・ポップ 殿

僕はFC版しかやったことがないんですが、このゲームは始めてプレイしたドラクエなので一番思い入れが深いです。この作品からドラクエは厚みがでてきたと思います。それまで町の人は「ここはOOOの町だよ」ぐらいしか言わなかったのに、4からは人間味が出てきたと思います。とびらコマンドができたり、アイテムの数が増えたり、カジノができたり、イベントが増えたりと、ストーリーを1章から5章まで分けたりと、スタッフも意気込んでいたのでしょう。僕が子供のとき友達がみんなこの作品を嫌っていたけど、納得できます。子供にはちょっと話しが難しい。でもそんなストーリーも含めてやっぱり僕は好きです。ちなみにドラクエを、前期、中期、後期と分けると、1,2,3が前期で4,5が中期で6,7が後期だと思ってるんですが(7はやったことがない) (04.9.27)
評価…★★★★★★★★8

スダダス 殿

ホイミンが仲間になる1章。2章の武術大会勝ち抜き。あの「不思議のダンジョンシリーズ」の原点となった3章。衝撃的なラストを迎える4章。そして5章でのAI戦闘。FC版では馬鹿でしたねえ。FC派とPS派がいるってのも、すごいゲームならでは。ちなみに私はPS派です。ブライに「はなす」コマンド、トルネコに「みる」コマンドが、傑作です。この最弱2人を外さず、馬車が入れないダンジョンにすべて挑みました。

また、一部のキャラが少し強くなってます。ホイミンも防御力が上がったし、ブライはラリホーが使えるようになっただけで、2章の旅がかなり楽に。一番強い、最後に仲間になるあの男は、一人だけ7の世界に入っているのですから強くて当たり前ですね。ちなみにトルネコの弱さは相変わらずです。呪文、特技が少ないためか、作戦は「めいれいさせろ」が一番いいみたいです。(04.10.25)
評価…★★★★★★★★★★10

さすらいのYU-RIL 殿

わたしはFC版、PS版両方プレイしました。今までプレイしたRPGの中では一番好きですね。ストーリー自体は最近のRPGから比べれば相当簡単、謎解きの要素が少ないからだと思いますね。戦闘に関しては絶妙のバランス、レベルを相当上げたつもりでも次のところへ行くと結構苦戦したりするんですよね(初めてのザキとか・・・)。最後のデスピサロ、裏のエビルプリーストはドラクエの中でも屈指の強力なラスボスでしょう。初対戦ではなかなか勝てないのでは?ちなみにどちらも一人で倒すにはLVはもちろん運が必要です。ところで地域によってパーティー構成が違うって言うのは本当なんでしょうか?ちなみに北信越では勇・ライ・アリ・クリ(5章まで)が多いようですよ。(05.1.6)
評価…★★★★★★★★★★10

霜泉 殿

ボスに不満をもっています。ドラクエシリーズ1〜3では、ボスを倒したとき、心の底から、嬉しかったのですが、4は、拍子抜けでした。理由は2つです。メンバーが増えすぎて、全滅しにくくなった。ボス戦に、演出を加えてしまったことにより、戦いの終わりがみえやすくなった。1〜3までは、ボスに何度も、挑んでは負け、挑んでは負け、そして、いつ倒れるのかわからないのに、ひたすら攻撃し続けました。そして、その結果に訪れる、「○○○をたおした」の一行。この一行をみたとき、心の底から、ジーンとして、「やっと倒した」という、達成感を味わってきたものです。4には、それがなかった。残念でなりません。蛇足になりますが、それまでは、十分楽しみました。トルネコなど、後のゲームにつながるキャラクター達もでてきましたし。楽しかっただけに、ボス戦が悔やまれるところです。(05.1.6)
評価…★★★★★★★7

やきそば 殿

僕はFC版を何年か前に買いましたが、2章でつまり、友人に貸してクリアしてもらう、という大変情けない思い出があるゲームでした。なのでPS版をリベンジも込めてプレイさしてもらいました。第一印象「7っぽい・・・」。まあ当たり前ですが街や洞窟がとても7ナイズドされてて、なんだか狭く感じました。3Dってなんで狭く感じるんだろう。しかし会話システムはこれが一番面白かった!オカルト狂のミネア、カジノ狂のマーニャ、自虐キャラのトルネコ、暴れん坊将軍ブライ、まともなセリフの方が少ないクリフト・・・なんかもう頭がサンバパレードなキャラだらけでこっちとしても楽しかったです。ただ少し蛇足が多かった気がしました。イムルの夢とかピサロの変身シーンなんかファミコンのほうが全然よかったと思うんですが・・・個人的には。しかしエンディングで本気で感動したので9点。

追伸:ずいぶん前のことで解決済みだったら申し訳ないんですけど、モンスター物語にあったのは確か、エビルプリーストではなく大魔道のエピソードだったと思います。異次元から魔界に現れて暴れまくったけど結局ピサロにボコられてーみたいな話でした。そのときピサロが「どっかで魔王やってたん違うか」とか言ってました。(05.2.6)
評価…★★★★★★★★★9

ラフレシア足立 殿

1990年ですか、発売が。今から15年前の作品とは思えない完成度の高さ、ストーリーはもちろんのこと音楽がすばらしい。私のお気に入りは4章のフィールド(ジプシーの旅)と戦闘(ジプシーダンス)音楽です。特に戦闘はしばらく手を止めて聞き入ってしまいました。私はFC版をプレイするのは今回が生まれて初めてで、期待していたのですが、見事その期待にこたえてくれました。さすがドラゴンクエスト。各章に起承転結があり5章で一つにまとまる。特に5章はつかみからグイグイ引き込まれ気付けばドラゴンクエストの世界にどっぷりつかっていました。勇者への思い入れも強く心の中で「許さんぞOOOOO」と呟いていました。

さてその最後の「彼」ですが私には同情することが出来ず、「彼」との対戦中「シンシアの仇だ、思い知れ」と叫んでいました。PS版も持っていますし、クリアもしていますが「彼」が仲間になるおまけ(どうやってそのシナリオに進むのか知りませんが)があると聞いて再プレイしようか迷っています。不思議とPS版の記憶が頭に無いんですよね。何故だろ?

それから上のほうで論ぜられている「エビルプリースト=ゾーマ」の件ですが確かに「そそのかしたのは私だ」と言っていますが、(結界を破る戦いの時に冥土の土産に聞かせてもらった)バラモスあたりならいざ知らず(バラモスファンの方には失礼ですが)ゾーマがそんな姑息な手段を使うとはどうしても思えないし、思いたくもありません。余計な設定はゲームの世界観を逆に壊してしまうので要らないでしょう。とかく「ロト三部作」と比べられる本作品ですが、「天空シリーズ」の最初の作品としては十分合格点をあげられる作品だと思いますし、良く出来た話だと思いますよ私は。「ドラゴンクエスト」らしからぬと言う声も聞こえてきそうですが、空の上の龍の神様を探すと言う点では立派な「ドラゴン」「クエスト」ではないでしょうか。最後に重複しますが音楽は本当にすばらしく、この点は3と同等かそれ以上の評価をつけられるので10点満点です。 (05.4.28)
評価…★★★★★★★★★★10

店長 殿

名作中の名作だと思います。「めいれいさせろ!」がPSで追加されましたが、AIシステムはそれだけでも十分だったと思います。敵が単なる悪ではないところが、これまでのRPGとは違う点ではないでしょうか。ピサロがPSで仲間になったときは正直すごく嬉しかったです。未だにファミコン版にははまりっぱなしですね。 (05.4.28)
評価…★★★★★★★★★★10

ホイミン 殿

PS版やりました。リメイクされて嬉しかったなぁ。FC壊れてるからソフトがあってももうできなかったんで。総合的にいくと面白かったです。またキャラクターが1番たってる作品だと思います。トルネコ、アリーナなど人気キャラもいますしね。ピサロも敵ながら魅力的でしかも仲間になるし。4とライブ・ア・ライブの最初はそっくりですね。仲間キャラの生い立ちみたいなシナリオをプレイするみたいな所が。ただ仲間がそろってからは大好きなんですが自分は嫌いなシナリオもあります。それはトルネコ。金集めでひたすらタイマンの冒険はもうしたくないです。それ以外は文句のつけようないです。 (05.5.27)
評価…★★★★★★★★8

ニキータ 殿

前作3の出来のよさもあり評価のあまりよくない作品ですね。でも、不満点といばAIの部分だけだと思います。ちなみにこの作品、初プレイでは非常に難易度が高かったです。というのも、天空城から降り、洞窟を抜け、ほこらで回復とセーブ、結界を守る四匹の敵を倒す。という工程の中、セーブポイントに気が付かず、最後まで特攻をかけ、何回も返り討ちに合いました。いままで以上にストーリーを重視した作品で、文句無く面白い作品です。(05.9.4)
評価…★★★★★★★★8

いいじい 殿

プレイした当時は非常に楽しんだ覚えがあるのですが…4以降は詳しく覚えてないんです。ピサロ君が悲劇的なキャラでその辺に涙したような覚えがうっすらとありますね。(06.3.15)
評価…★★★★★★★★8

家事 殿

PS版をプレイしました。オムニバス形式ということですが、5章で各章の主人公達と出逢う度に感嘆の声をあげていました。ストーリーは短く物足りませんでしたが、長くしてだらだらとプレイするよりは幾分かマシです。斬新で楽しかったというのがありますが、移民の町は疲れます。同じ人ばかり出現するのは苛立ちます。簡単にできたら楽しくないかもしれませんが、1つ作ったらもうやる気が起こりません。違う町にした後に元の町に戻すのが大変です。 (06.3.15)
評価…★★★★★★★★8

桜田門 殿

ネタバレあり。

私もPS版の6章は許せない派です。悲劇だからこそ4のシナリオは素晴らしいと思います。初プレイ時(FC版を発売日に購入)エンディングで●●●●が●●●ときにはせっかくの悲劇に水をさしやがって、と本気で腹が立ちました。ところが5をプレイしていると、ミネアの子孫が「勇者はその後行方不明」とか言うではありませぬか。そうか、あれは幽霊さんだったのかぁと納得。すべてを失った挙句、戦いたくない敵と戦い何も得るところのない勝利をおさめ、そして人知れず消えていく勇者。うーんたまりません。PS版の5章のラストでは思う存分悲しい気分に浸れました。特にがっくりと膝を落とす場面は涙が出ましたね。DQシリーズでは一番好きなストーリーなんですが、前述の理由で−1点。(06.3.15)
評価…★★★★★★★★★9

アルス@殿

このゲームをプレイして思ったことはFFに近い感じ、特にオムニバス形式でみせるような感じの物語は他のシリーズになく、個性的で良かったです。戦闘デモは7よりなかなかいい感じでした。6以前のドラクエと変わったところは登場するキャラクターには個性があるところがよく印象に残った。六章の隠しダンジョンは長くなかなか手応えを感じた、隠しダンジョンの最後辺りではMPがそこを尽いたながらクリアしたのを今でも印象に残っています。隠しイベントは一番良かった。 (06.11.6)
評価…★★★★★★★7

カンダタこぶんD 殿

このゲームの初プレイは小学4年生の頃でした。攻略本は発売されていたのですが、資金不足のためノーヒントで物語を進めていました。…結果とんでもないバカプレイに。まず3章、銀の女神像…売らず。鉄のよろい、はがねのつるぎ…集めず。店の資金、トンネル開通費、その全てを戦闘で得たゴールドでまかなう。エンドールの兵士さんたちには、辛い思いをさせてしまいました…。ちなみにネネの愛妻弁当は、当然のように売っ払います。(無論ネネの店)「愛妻」なんて言ってられませんでした。

5章。…なんででしょうか、何でかわかりませんが、ボクのパーティーは、勇者、ライアン、トルネコ(!)、アリーナでした。ミネア、クリフトは車内で救急箱。ブライなんて、(タクシー)なんて呼んでました。ボス戦ではそりゃあもう、高レベルパーティーに腹いっぱい薬草食わせてましたよ。…こんなプレイしてても、ラストなどでは本当に感動しました。ピサロの最期の叫び(慟哭というのでしょうか…)。一人故郷に帰る主人公。大切な人、シンシアとの再会。訪れる仲間たち。思わず目が熱くなったものです…。なんだかんだで、ボクはWが一番好きです。本当に楽しませてもらいました…。あ、ちなみに初プレイ時、クリアには、約1年の歳月を要しました。07.1.22
評価…★★★★★★★★★★10

れおん 殿

1番最初にプレイしたドラクエで、私の中のシリーズ最高傑作です!当時はレベルの意味もロクに知らず、レベル1か2のままで敵から逃げまくってイムルまで行き、古井戸の場所がわからず従姉妹に進めてもらったのもいい思い出です。あそこで詰まった人、どれくらいいるんでしょう。章の一つ一つをクリアしていき、5章で8人の「導かれし者たち」が集うという構成は、ドラマ性があって実に良かったと思います。あと音楽もシリーズ中で一番印象に残っています。どの曲も場面に合っていて抜群にいいと思いますね。勇者の村が滅ぼされた直後にフィールド音楽を聴いた時には泣きそうになりましたよ。そしてクリアしたあとエンディングでまた涙が…いやあ、とにかく全ての要素で楽しませていただきました。07.1.22
評価…★★★★★★★★★★10

キタキタ

私の好きなソフトNO.1!! 小学校低学年の頃、4コマ劇場のきこりのおじさん、アホなクリフトに影響を受けてFC版をプレイしました。初めてちゃんとクリアできたゲームでもあります。(その前に5をプレイしていたのですがよくセーブデータが消えたためまともにクリアできませんでした…)

それまでのドラクエと違い、自分が主人公!というよりもアニメを見てる感じで、またキャラそれぞれに個性があってとても楽しかったです。5章の山奥の村崩壊、ほぼ導かれし者が揃って、バルザックへリベンジする場面を見た時子供ながらにウルッと来たのを覚えています。当時FC版AIには賛否両論分かれてましたが、私は常に「ガンガンいこうぜ」&総タコ殴りだったので特に問題はなかったですね。だいぶブームは過ぎましたが、未だに時間があればプレイしてます。09.2.19
評価…★★★★★★★★★★10

 

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