タイトルINDEX
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ジャンル 歴史シミュレーションゲーム 発売 平成4年(1992年) ハード 各種パソコン 哲坊の ★★★★4 サウンド ★★★★★★★★★9 |
信長シリーズもすっかり軌道に乗り出し、それまではパソコン版が主体だったのが、このあたりから、SFC(スーパーファミコン)などの家庭用ゲーム機にも早々と登場するようになった。 「覇王伝」は、マップ画面がこれまでの国単位からはじめて城単位となった作品。家臣の心を掌握する論功行賞システムなど新要素も加わり、より戦国らしい要素をとり入れんとした意欲作ではある。 しかし、そのためか細部の作り込みが甘く、それらの要素はゲームにおいては面倒で、煩わしいだけだった印象が強い。 戦闘は、ユニットが合戦の布陣図によくある凸形で格好良かったが、全体的にイマイチ。とくに城攻めは、敵部隊ではなく、城そのものが攻撃のターゲットになっているため、ひたすら城に向かって突撃を繰り返し、耐久力を減らす作業が続くだけ。「戦争をしている」という実感が湧かず、面白さが分からなかった。 結局、マップの半分まで統一した所でやめてしまった。その後、プレイステーション版もやってみると、多少の改善はあったが、印象は変わらなかった。BGMは一般の戦略画面や城攻めをはじめ、相変わらず秀逸なものが多く、サントラも購入したほどなのだが…。しかし、SFC版の専用BGM(武田や毛利など)は、短いリピートばかりになり、前作のほうが良かった。(哲坊) |
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碧雲斎 殿 |
それがしがプレイしたのはPC版でしたのでグラフィックに関してはなかなか良かったです。システム面も大きく変わったところがありました。統一の単位が国から城へ移ったのは戦略面を大きく変化させましたね。その分合戦が多くなって手間が…(苦笑) 哲坊殿が仰せられる通り、凸型の部隊は格好良かったですね。ある程度強い武将に鉄砲をたくさん持たせると、いとも簡単に相手を撃破してしまうところが楽しかった(笑)。内政面はこれと言ったものはなかったですが、論功行賞はなかなか斬新でした。その分面倒くさかったと思いますけど。それがしはかなりハマッてしまったゲームの一つです。 |
茶筅 殿 |
あまり評価が高くない作品ですが,僕はかなり好きでした。忠誠を隠しパラメータにしたり、相性が重要になったりと,武将に個性が出ています。なんと言っても論功行賞が面白いです。「忠誠」が見えないために、「まさか懲罰ではありますまいな・・」とか「その場しのぎの論功には心動かされませんぞ」などと言われるとドキッとします。 野戦も、広大な感じがして好きです。将星録などの合戦はちと狭苦しいです。軍勢ユニットの形もかっこいいです。また訓練度が高くないと軍勢が弱いと言うシステムも良いと思いました。これによって、そこそこの凡将で名将を破ることが不可能でなくなりました。名作です。(03.12.28) |
岡部隆志 殿 |
内政面では城ごとに貫高の上限が設定され個別化を図っていましたが、商業も個別化して欲しかったですね。堺と松倉城が同じ値というのは納得できないです。それとひとりずつ命令をだすので十人以上の武将がいるとかなり面倒だったのを覚えています。 戦争面では野戦は広大なフィールドでいかにも戦争しているんだなという実感が湧いてきました。部隊の方向の概念も劣勢を戦術で覆す面白い要素で楽しめました。…が篭城戦は全くいただけませんね。ただひたすら城へむかって攻撃するだけで退屈この上なかったです。私は篭城戦では委任して他の用事をしていました。 お馬鹿さんなCOMの突撃により勝家と秀吉が討ち死にしたこともありました(TT)。この作品の売りである論功行賞は気に入っています、とにかくよく武将が喋るので飽きなかったですね。PCが無かったので仕事のあと急いでソフマップにSFC版を買いに走ったのが懐かしい思い出です。(04.8.25) |
ミンスク 殿 |
僕がシリーズでプレイしたのはこれと全国版のみなんですが、覇王伝はかなり気に入ってます。当時、友達とプレイして熱くなっていました。おそらく全シリーズに言えることかもしれないですが、CPU相手のプレイでは限界があって、他人とプレイすることで魅力が最大限に引き出されるような気がします。 友達同士でやった時も、凄まじい時間をかけてプレイしても結局最後までは行かなかったんですが、非プレイ時の余興さえあれば、快適にプレイできます。戦争、同盟、裏切り、引き抜き、様々な面でCPU相手とは違う発見があるはずです。ただ、確かに城の攻略や論功行賞は次第に面倒にはなっていきます。友人とやっていても、論功行賞は一大イベントでした(時間食うので)。 SFC版はかなり評価が落ちます。容量の関係上、様々な要素がカットされています。特に重要または有名ではない武将の顔グラフィックの手抜き感(使い回し)はひどいです。またバグもあり(城の防御度や恩賞など)、友人とプレイするときには禁じ手なども必要になってきます。また、セーブデータが一つしかないため、統一寸前のデータや本能寺の変をお膳立てしたデータなどを残しておくことが出来ません。 ただ、城の数も4割ほどカットされているので、クリアの時間は短縮されているのではないかと思います。PC版・SFC版いずれも、あまり余暇の少ない大人向きでは無いような気がします。大人同士でプレイするには時間や気持ちの面で難しいですし、CPU相手では前述のように退屈ですし…(04.10.25) |
ぽん 殿 |
SFCとWIN版をやりました。論功行賞システムは斬新で切腹を命じたり名前を一字与えたり他のシリーズにはない輝きがありました。しかしその反面SFC版では戦争がとにかく遅くてイライラした記憶があります。 なんせ部隊を選んだら3秒、移動範囲が出るのにまた約5秒、そして移動を実行するのに約10秒とやたらと時間がかかるので大部隊など連れてこようなら一つの戦闘で1時間ぐらいかかってしまい、少数精鋭でかかるしかありませんでした。このテンポの悪さはちょっとク○ゲーの域に入りかかっているんじゃないかと当時思ったものです。 何度かプレイした結果、兵士を二万連れた信長公(だけ)が城に向かって火縄銃を乱射し、城兵を一人残らず射殺して城を落とすというエキゾチックな戦法を編み出し、全国の半分の城を落としました。敵は城から一切出てこなかったのでそのまま銃撃戦を繰り返してハイ、おしまい。 ある城では1人しか兵士が残っていないのに武将が逃げず、1人の兵士が万を超す大軍に一斉射撃されて落城した時は哀れみすら感じました。その後WIN版に手を出したんですが今度は処理速度は改善されていても演出面がすごい手抜き(ウィンドウとメッセージばかり)になっていて萎えてしまいました。(05.1.6) |
旗本退屈男 殿 |
覇王伝の問題点、個人的には、天下統一に時間が、かかりすぎるのが、欠点です。特に城攻めが最たるものです。小田原、岐阜、七尾、春日山、など堅城に籠城されると、たまったものではありません。 また、このゲームには茶会がありません。茶器の存在価値がありません。おまけに、織田信長でプレーしても宣教師にであったことは一度もありません。でも論功功賞のスタイルは、好きです。 あとは、 征夷大将軍になるのに、ものすごくお金を朝廷に寄付しなければいけないところは、ほかのシリーズと異なってる点ですね。細かいところをいいますと、支城にまったくと言っても過言ではないほど、細かい命令が、出せないのも大問題ですね。おそらく、覇王伝が、ほかのシリーズとくらべて人気がないのは、こういった理由があるからでしょう。 まあ、個人的には、好きなんですけど。前作が、武将風雲録という名作で、比較的に合戦とかは、テンポのあるゲームですし、音楽性も非常に最高です。覇王伝も、悪くないですけどね。ただ、前作とくらべてみて、ゲーム自体の難易度はたいしたことはないです。
(05.1.6) |
木野誠 殿 |
1992年、平成4年時点でのPC-9801最速マシンと考えられるPC-9801FA2でプレイしたのですが.....遅い、たるい。一つの戦闘が終了するまで長いこと長いこと。しかも攻城戦は単なる耐久度削りパターン。論功行賞も最初は楽しいが、家臣団がでかくなると面倒くさいの極み。このゲームにこそ、軍団制が必要だと思いました。革新と蒼天録プレイしていないですが、プレイした信長の中では最低ランクだと感じました。
(06.4.23) |
boosite 殿 |
暗殺を有効に使って、楽しくプレイしています。敵武将が城に一人の場合、成功すると武将0人となり、開戦で武将と兵士を送り込めば無血開城です。パソコン版よりスーパーファミコン版の方が簡単な気がします。成功率は50回やって1回ぐらいです。 流言、内応、取り立てでなるべく城を落とし、どうしようもないときだけ、戦闘します。扇動は特に使いません。徳川プレイで残りは島津だけです。論功行賞も時間はかかりますが、結構楽しんでいます。戦闘を急がなければもっと楽しめると思います。07.12.20 |
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