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三國志II

三国志2

ジャンル

歴史シミュレーションゲーム

発売

平成元年(1989年)コーエー

ハード

各種パソコン、MSX2、ファミコン、スーパーファミコン、プレイステーション(三國志リターンズとしてリメイク)、WIN、Mac

哲坊の
個人的評価

★★★★★★★★8

光栄(現・コーエー)の「三國志」シリーズ第2作目。前作から大幅にパワーアップして登場。「埋伏の毒」「二虎競食」「駆虎呑狼」など、様々な計略の要素が導入され、権謀渦巻く三国志らしい世界により近付いた。

登場武将数も、前作の255人から350人に増え、パラメータは知力、武力、魅力の3つに簡略化されたが、前作に無かったマスクデータとして相性、義理、野望が設定され、より武将の個性が表現されるようになった。

たとえば、呂布や魏延などは義理が低く、野望が高く設定されていたので、たとえ忠誠度が100でも戦場では毎ターンのように寝返った。こういう武将は一騎討ち要因として連れて行き、済んだらさっさと退却させてしまうのがセオリーであった。また、前作にもいえたことだが、楽進や李典、韓当など、地味な武将の能力評価が低かった。

戦場では、一斉攻撃や一騎討ち、伏兵なども導入され、より原作に近い雰囲気を、多様な角度で楽しめるようになった。

また、新君主を自分で作成して使えるようになったのもこの「II」からで、機種によっては配下武将を1人つけることができたが、初期バージョンでは君主1人から開始しなければならない。そのぶん必死で人材をかき集め、一から国をつくって行く楽しみも味わうことができた。

「貂蝉」による傾国の美女イベントが設定されたことでも有名。洛陽、長安を支配して民の忠誠度を低くするなど、一定の条件を満たすと、「貂蝉」というコマンドが登場する。これを実行すると、そのたびに貂蝉が服を脱いでいく(!)。攻略上のメリットは何もないうえ、しまいには配下武将に愛想を尽かされてしまう(忠誠度が軒並み激減)というお遊びイベントである。




また、敵国を攻め取ったときにランダムで入手できる戦利品(アイテム)には、おなじみの刀剣や書物に加え、大喬や芙蓉姫などの女性も含まれていて、武将に与えるとなぜか魅力が上がるという不思議な現象も起きた。

ゲームとしてはまだまだ発展途上ではあったが、とにかく新要素が満載で、メーカーの挑戦意欲が存分に感じられる作品。向谷実氏作曲の軽快なBGMは、三国志の世界に合っていないようでいて合っているような、ちょっと癖のある独特の斬新さが感じられた。

語る! 「三國志II」

lee殿

私の三国志の出会いを導いた作品。いとこがこのソフトを魅力以外ぱっとしない劉備でPLAYしていたので何故劉備でPLAYするのかと聞いたところ彼にマンガを読むように施されて今にいたる。金さえやれば裏切りまくりの呂布君が非常に印象的。攻撃コマンドの「シャキーン」という音が大好き。凝った作りではないがそれゆえに当時にしては完成度が高くむしろNO.1の出来だとおす人も多い。
評価★★★★★★★7

ペル 殿

私が高校2年の時に初プレイ。一騎討ちが熱かったですが友人数名集まっての引き抜き合戦は更に熱かったですね。呂布は1年で何回寝返りまくった事か・・・。
また、戦争で10国(洛陽)に攻め込むとお宝が手に入るため、皆が攻め入りボロボロとなっていました。劉備プレイに飽きた後の弱小4国(韓玄他)のプレイが最高の三国志プレイといえるでしょう。(03.1.11)
評価★★★★★★★★8

国司無情 殿

私めが初めて買った三国志ゲームなゆえ結構やりこんでました。劉備とかは捕えても登用できないので、戦争で兵力を僅かにしてから撤退して外交で降伏させるとか… 曹操プレイの際、バグのせいか袁紹の国の兵糧が天文学的に増え、官渡の戦い並の脅威を味わうとか、思い掛けない所で歴史をシミュレートさせて頂きました。

正史派としては能力値や(仮想モードじゃなくて正史モードが欲しかった)、洛陽と予州の人口が逆、曹操と呂布の勢力位置が逆、S2で袁術が揚州にいない等が不満で、ゲームシステムでは魅力・相性・引き抜き・軍師・荊州といった点に重要度が偏るのが難ですが、他のバランスはとれていて、COMも割と賢かったかな。
評価★★★★★★6

倭奴国王 殿

前作にひき続いて、このゲームも相当やりこみました。いや、前作以上にやりこんだと思います。つーか、今でも遊んでます(笑)。システム的にはまだまだ未完成かな?という気もしますが、シンプルかつ奥の深いHEX戦と、ゲームバランスのよさではこれが一番ですね。(03.12.4)
評価★★★★★★★★★★10

孟勲 殿

♪テケテケテケテケ テケテケテン(戦争中) ♪チャン チャン チャンチャラランラン(荊州?)音楽が秀逸で、この2曲はいまだに口ずさめます。川本喜八郎氏の三国志人形展でも、会場で流れてました(笑)。

私と三国志の初めての出会いだったので、思い入れが強く、ゲームとしても十分に楽しかったので10点付けたいのですが、既出の「地味武将の能力の低さ」と「諸葛亮を登用できれば勝ちシステム」は改良の余地があるかなぁ、と。パワーアップキット発売希望の意味を込めて、9.9点です!♪ピコッピコッピコッピコッ(計略成功) ♪ブリブリブリブリ(計略失敗) あ、これは音楽じゃなくて効果音だ(笑)。(03.12.4)
評価★★★★★★★★★9

禅 殿

とてもよいゲームだと思います。(私はFCでプレイしました)FCには貂蝉のイベントがないみたい?です。一部のマイナーな強い武将がこの時はまだ雑魚扱いになっていたのが悲しい。

一つ一つの城ごとに命令するのも最後のほうにはつらくなってきます。それにしても絵が綺麗でした。ここだけの話、実は戦利品はある場所を攻めるとかならず手に入るようです。(04.6.7)
評価★★★★★★★7

伯和 殿

あまりにやりすぎたのでSFCの接触が悪くなったので後に出た復刻版まで買ってしまい、今でも時々やっている。SFC版のレベル3では城の防御があまりに高くて、武力90台の武将5人がかりでも曹操を倒せないときがあった。

呂布は信用度を上げるための援軍で活躍してもらった。援軍だと寝返らないので。周瑜が孫権の配下でも、場合によっては謀反を起こすのはどうかと思う。曹丕も同じく、曹操を裏切るとは考えられない。馬謖も劉備を裏切ったなあ。典韋が長生きなのは良かった。孫堅で統一したひといるのかな。短命な武将を救えないのが悲しい。裏切りが多いけどゲームとしてはとても面白かったと思います。(04.9.27)
評価★★★★★★★★★9

日本海 殿

三国志シリーズで一番好きです!何度も洛陽に攻め込みアイテムを集めては能力オール100をつくってました、魅力が美女、知力が書物でしか上がらないので人数が限定されますが・・・。19国で人口をマックスにしたり、意味の無いようなこともやってました、12月に攻め込み30ターンを超えると寿命がきても死なないのを利用して400年くらいまでやってました、2000年を目指しましたが単調なのでギブです。

あと、スペシャルアイテムを初めてゲットした時は感動しました、呂布で曹操を攻めて10国を制覇したらキラキラ不思議な「ぎょくじ」がみつかり呂布の能力がオール100に!あれはうれしかったなー(05.1.6)
評価★★★★★★★★★9

ペドロ 殿

FC版を持ってます。数え切れないほどプレイしました。次第にプレイの仕方がゆがんで行き、シナリオ6で魏呉蜀それぞれの信用度を0に、敵対度を100にして乱世を楽しんだり、武将の最長寿記録に挑んだりしました。今後の目標は幻の武将、孫和と孫亮の顔を拝むことです(現在236年、まだまだ先です。)第1国のみ空白国にして、ひたすら時間を過ごすつもりでしたが、苦痛のあまり中断しています。セーブが1つしかできないので、もう一本ソフトを買って現在そちらで遊んでます。

それにしてもこの2は、演技をもとに作られているためか劉備陣営が反則的に強いです。知力より武力がものをいうので、自然と武将集めも武力の高い武将に偏りました。それと有名な武将とマイナーな武将の能力の差が激しかったです。楽進は一騎打ちで諸葛亮にまったく歯が立たないのが悔しかった。(05.1.6)
評価★★★★★★★★★★10

ホイミン 殿

もう滅茶苦茶はまりました。幼い頃に兄とやってたんですが恐らく我が家で1番流行ったゲーム。かなり単純で小学生でも余裕なぐらいです。あまり現実的ではなく武将によって戦力に差がつきまくります。

例えば弱小の曹豹と最強の呂布が同じ条件で戦うと曹豹はどえらい事になります。このゲームのおかげで三国志が大好きになりました。おかげで三国無双なども知ってる武将だらけで相当楽しめました。未経験の人に2をやれとはいいませんがシミュレーションの三国志はどれか1つでもやっておくべきだと思います。 (05.5.27)
評価★★★★★★★★★★10

山の狸 殿

このシリーズは、日本国内での三国志人気の高まりと共に、能力値の適正化が図られていったと思います。2では于禁なんて悲惨でしたから・・。このゲームの最大の特徴は攻撃側は5部隊しか出陣できないという縛り(PC88)があったことです。これのおかげで、中盤から後半にかけて圧倒的兵力による圧勝の連続というものがなくなり、最後まで緊張感のある戦闘が出来るようになりました。

攻略部隊(最強の武将5人)と打撃部隊(攻略部隊の次に強い武将5人)を編成し、打撃部隊で敵国の兵力を削り退却、攻略部隊でトドメを刺すという2段組の戦法を編み出して使ってました。この頃の光栄は新作発売→パワーアップキット発売というえげつない商法せず、作品一つ一つに渾身の想いがこめられていた気がします。(05.5.27)
評価★★★★★★★★★9

龍真 殿

三国志との出会いがこのゲーム(FC版)の説明書でした。説明書に軽い演技の小説のようなものが書いてあり、それを従兄弟の家で読んで三国志に興味を持ちました。勿論ゲームもプレイし、のめり込んでいくことに…。小5の時にこのゲームと出会い、SFCのスーパー三国志2、PSの三国志2、GBの三国志2など、FC以降に出た2は全て持っています。ただこのゲームに関していくつか言いたいことが…。

はじめての性格データの試みからくる穴かもしれませんが、極端すぎです。相性、野望、義理など。相性の悪い武将が配下だと、一月に10も忠誠が下がることがあったり(PS版で若干調整されていますが)、忠誠100でも裏切る武将(武将ファイルで義理が50以下あたりの武将?)が4割くらいいたり。

極めつけは駆虎の計。忠誠100の血縁武将でも反旗を翻す!孫策、馬超、曹丕など〜。他にも張飛、夏侯惇、周瑜なども…。ありえませんでした。野望の高い武将(武将ファイルで80以上)は軒並みこの計にかかるようで…。謀反をもう少し抑えてくれたら10点だったんですが。コンピュータはあんまり駆虎をしかけてこないので、そこまで神経質にならなくてもいいのですが、現に孫策、周瑜はやられました。 (05.5.28)
評価…★★★★★★★★8

ぽん 殿

昔のゲームながらも最も遊びやすい三国志ですね。自分は88版と98版とウィンドウズ版を遊びましたがすごくハマりました。最初は新君主でプレイしたので武将が自分しかおらず、国を攻めても退却されて国が全く手に入らずに四苦八苦してやっと登用出来た冷苞(笑)に凄く愛着がわいたのを覚えています(後に住民反乱で死亡したけど…笑)。

戦争中に突撃で兵士数が0になると一定の確率で首を刎ねられるなど戦争中にも死ぬ危険性があったので非常にスリリングでした。 (05.7.14)
評価…★★★★★★★7

哲坊

突撃や住民反乱で死亡というのは、1の要素だった気もしますが、2にも残っていましたっけ。いや、自分も記憶がおぼろげなので…(笑)。 (05.7.14)

アマゲーマー殿

このゲームのためにFCのRF出力をビデオ出力に変換するセレクタを買いました。(一万もした) コーエーの三国志はPS2の8までもっていますが、2が一番好きです。よく弟たちと対戦したものですが、戦争のバランスが絶妙だったと思います。どんなに武将の能力に差があっても火計が成功すればなんとかなるのです。(雨が降ると最悪)

どんなにへっぽこな武将でも長く家臣でいたのが、一騎打ちで首ちょん切られたり、引き抜かれたりすると本当に夢にでました。ホント何時間やっても飽きませんでしたね。将棋や囲碁に通じる普遍性があると思います。今はPS版をもってますが、弟たちが家を出たのでしばらくやってないんですよね。ひさしぶりにやろうかな。 (05.12.4)
評価★★★★★★★★★★10

こう 殿

SFC版、およびPS版の話ですけど、最初に3人の複数プレイを選んで、それぞれ袁紹、公孫讃、劉備でプレイして公孫讃で劉備に同盟申し込んで、袁紹は公孫讃を攻めて、劉備は援軍派遣して、袁紹はすぐ撤退して・・・を繰り返し劉備の信頼度を85以上にすると・・・おお、どんな武将も忠誠度が下がらないから、一度100まで上げちゃえば引き抜きの心配がないぞ。こりゃいいや〜って思ってたら戦場では裏切るのね、呂布君・・・。しゃーない。チミは後方委任国の太守を補佐してくれ(笑) 07.1.22
評価★★★★★★★★8

ひひる大木

呂布の存在感が最も発揮されているのが、2です。まず、一騎打ちでは確実に負けないし、ほとんど勝ちます。いろんな勢力と同盟を結んで、先月の戦ではこちらと共同しておきながら、次の月では逆に他勢力と共同で攻め込んでくるし。

とにかく武力の要素が他の要素(知力・魅力)より圧倒的に重要なので、初期の劉備とかは配下に強い武将(関張、趙雲)が多いため、なかなか倒せない。砦を全部占拠して逃げ場をなくしてから、一斉に火攻めするなど「リアル夷陵の戦い」は殺人的な戦法でした。10.11.13
評価★★★★★★★★★9



貴殿の投稿が、この頁を作ります。


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