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三國志IV

三國志4

ジャンル

歴史シミュレーションゲーム

発売

平成6年(1994年)コーエー

ハード

各種パソコン、WIN、Mac、スーパーファミコン、プレイステーション、セガサターンほか

哲坊の
個人的評価

★★★★★★★7

三國志シリーズ第4弾。登場人物数が450人とさらにアップし、さらに武将の個性がクローズアップされ、性格に合った台詞を話すなどの新要素が追加された。関羽などの真面目な武将は寡黙だが、張飛は「よっしゃあ!」と叫ぶなどそれぞれ性格に合った台詞を吐いてくれる。

人物によって「外交」「情報」「計略」「火計」などの特性を備え、より個性が強く表現されるようになったが、逆にいえば、火計ひとつにしても特殊能力がないと実行できないという煩わしさもある。

戦闘では野戦と籠城戦が用意され、守備側がどちらで戦うかを選ぶことができる。城攻めでは発石車などの兵器も登場。攻撃側が城門を打ち破ると最終決戦へもつれ込む。

決戦方法の選択には「一騎討ち5番勝負」というものがあり、それを楽しみにわざと籠城戦にして遊んだものだが、武勇に縁がなさそうな、張昭などの文官も駆り出されたりして可哀相だった(笑)。 部隊の攻撃力は「武力」ではなく、「統率」によって左右されていたため、張飛や呂布などの武力馬鹿は、一騎討ちの時程度しか出番がなかったのが悲しい。

本作は1〜3に比べて評価が低くしているが、初めてプレーしたのがスーパーファミコンだったせいか、本体の性能の問題で、キーの反応や処理速度が非常に遅く、イライラさせられたことによる。

マップ画面は俯瞰になったりして綺麗だったが、全体的にパソコン版よりも描画が甘く、雰囲気が暗かった。あまりにもテンポが悪かったので、やり込んだ前作とは異なり、1回通してクリアしただけなので、もう一度やってみたいという思いはある。君主の規模によって変化する戦略画面のBGMや、野戦BGMなどの出来栄えは非常に良かった。音楽はとても印象に残っている。(哲坊)

語る!「三國志IV」

とし殿

スーファミ版とGBA版を続けて遊びました。はっきり言って、スーファミ版は各所に不具合があり、まともな出来でない事が分かりました。逆にGBA版はとても高速で動作し、各パラメータもきちんと動作している為、面白いです。

敵国に密偵を放った時に担当武将の政治力の値によって、入手できる情報に差が出た時には驚きました。又、兵科特性も相当強く作用します。戦争のCOM思考は賢くありませんが、逆にこの位が丁度良いバランスかもしれません。何時でも遊べる三国志としてオススメの一本です。(私は特に出張の時に重宝してます。^^)
評価★★★★★★★★8 GBA版

トリホー殿

SFCでやった三国志4ですが、自分は結構楽しめました。処理のスピード云々の問題はありますが、出来の良さで十分カバー出来ていると思います。

なにより内政の報告場面で担当武将達がなにやら言っている画面がありますよね、その中の兵士の会話が笑える笑える「今日の弓矢の練習みたろ、俺は弓矢の天才らしいぞ!」とか「戦争になったらどさくさにまぎれて逃げようぜ」等に爆笑してました。

またBGMも自分はかなり好きでいたね、自分の支配の領土数で曲が変わるのは世界征服の野心に燃えてるように楽しめる。新規武将は強すぎるが5以降の超人的強さに比べると造りがいがあった。だがそれにもまして今後光栄のお家芸となる極端な呉びいきがまだ4の段階では行われてはいないので素直に面白いと言える作品だと思う。
評価★★★★★★★★8

肯定袁術 殿

このころから袁術様の配下は袁胤、張勲、雷薄、紀霊の四人のみとなりシナリオ2では始めてすぐ張繍が部下になるもののきついの一言でした。住民もやたら反乱を繰り返し都市価値は下がる一方。「開発」や「治安」が悪くなって困るのはあんた達名もない民だろうと、突っ込みたかった。結論、このゲームは住民の機嫌取りゲームだ。(03.2.13)
評価★★2

周循 殿

私が始めてプレイした三国志(孔明伝は別)です。戦闘で全10人しか連れて行けず、大勢力になると強力武将もあまり戦闘に連れていけなくてショックでした。 それに、部隊が5部隊しか連れて行けず包み込んで押しつぶすということは序盤では難しい・・・ 徴兵しただけでかなり民忠下がるし・・・ 

今まで信長の野望しかコーエーをプレイしたことの無い私はきつくてきつくて・・・ COMは野戦にしないし。何のために戦場跡があると思うんだ!(初めて剣閣で野戦できたときは感激)でも結構良かった(訓練や内政をすると兵士や武将が愚痴を言ったりするところが)ので・・・・(03.3.4)
評価★★★★★★6

国司無情 殿

私にとっては、機種の関係で3がプレイできなかった恨みをこれではらそうとした作品です。韓浩とか出てこなくなったのは残念だけど、羊コなんかを使って陸抗たちと戦うなんてできて嬉しい。

特性のおかげで低能力武将も使い道が増え、「無策の軍師」も存在する所や、戦争時に頭の悪い猛将と力の弱い策士を同じ部隊に入れられたり、一度に複数の忠誠度を上げることができるのは良い。

民忠誠度がある程度ないと反乱が起こる(太守の魅力が低いと更に)や、辺境地が更に不利になっただけなような異民族襲撃(しかも放置すると手がつけられなくなる)というシステムは今一つ。城攻めは単調になりがち。一騎討ち5番勝負は面白いんですが、敵が(捕虜にしたい)文官タイプを出してくると一撃で殺してしまい、呆然としたことも…イベントは色々あるらしいが、条件が厳しいのか普通にプレイしててもみれないのは残念。1・2と比べると一歩進んで一歩退がった感じ。(03.7.26)
評価★★★★★5

とんとろ 殿

WIN、PSをプレイ。個人的には戦争が一番面白いのが4ではないかと思う。大きな兵力差を埋める手段も、計略や武将の能力以外に豊富にあり、それを考えるのが楽しい。ただ、それが三国志演義での武将の印象とゲームでのそれとの違いを広げているかも。

あと、兵力差をカバーする手段が豊富すぎて、初級・上級では相手がかわいそうになる時も。超級でのCOMの兵力増大のスピードや1ターンに2回戦争などは反則だが。COMは兵力で優勢でないと野戦にしないので、超級でやるまではほとんど野戦にならなかった。

難点は、PSはとにかくテンポが悪く、操作性も悪かったので評価は低い。WINも、画面の色数をわざわざ256色に下げなければ動作しないのはちょっと…(03.8.26)
評価★★★★★★★★★9

孟勲 殿

私の中で劇的な変化を遂げた4。今までだと武将を出陣させる際に「副将に丁奉を連れて行け!」と心の中で総大将に出していた命令(俺ルール)が、「副将システム」の導入により、実際に副将に丁奉をつける事ができるようになった。もちろん丁奉以外の武将も副将になれます。兵科による、部隊の攻撃力修正も大きかったので、韓玄(歩兵持ち)に活躍の場が出来ました。ありがとう。

冗談?はさておき、4では大軍に攻められても、武将配置と計略により、あきらめずに戦うことが出来ます。打撃を与えるだけでなく、勝利を得る事も。戦闘におけるそのバランスは絶妙です。民の御機嫌取りゲームとの声もありましたが、内政面では、その通りですね。施しだと民忠は80までしか上がらず、徴兵するとガタ落ち。その「名声システム」は5以降に引き継がれるんだけども、この時点では未完成だったんでしょうねぇ。 (03.12.4)
評価★★★★★★★7

某江夏太守 殿

現在再プレイをしておりますが、気軽にやるには最適の作品なのではないでしょうか。前作までと比べて最も嬉しかったのは、戦略/戦争の際に、都市や部隊に命令を出す順番を決められるようになったことです。委任が嫌いな私にとって、これは感涙モノでした。

あと、ぬるゲーマーの私にとっては、「埋伏の毒」と攻城兵器を駆使すれば、いとも簡単にクリア出来てしまうというのも魅力でした。また、「製造」や「埋伏」を禁止しても、孟勲殿のおっしゃるように、使える特殊能力を持った優秀な武将とプレイヤーの手腕さえあれば、かなりの兵力差でも覆すことが可能なので、戦争のやり応えは十分だと思います。孔明先生一人で戦局を覆すことが出来るのは、まさに「演義」の世界そのもの。ただ、金の少ない初期シナリオの序盤は非常に辛いです。

武将に支払う俸給額がやたら多くなった感があり、3よりも更に財政破綻しやすくなりました。おまけに、特殊能力がないと人事や密偵さえまともに出来ない為、人が集まらないと何も出来ない。でも人を集め過ぎると財政を圧迫する。といった、弱小軍閥時代の苦悩を味わえる(?)ゲームかもしれませんね(笑)。

音楽に関しては、シリーズでこの作品のものが一番好きですね。最も「中国」という雰囲気が出ていたと思います。どちらかというと、評価の高くない部類に入る作品だと思いますが、私は結構好きな作品です。SFC版の処理速度の遅さは地獄でしたね(笑)。PS、SSもとにかく重かった。ただ、PCと家庭用で、戦略画面の雰囲気ががらっと変わるゲームで、PS、SSの画面の雰囲気が好きでしたので、今はSSで遊んでいますが。(04.3.8)
評価★★★★★★★★8

太祖無帝 殿

三國志シリーズは2、3、4、5、7とプレイしましたが唯一クリアしたのはこれだけなので特に印象強いです。武将を捕虜にできるというシステムは3まではなかったのでよかったです。

今まで泣く泣く斬首してきた登用拒否武将を配下にできる可能性があるわけですから。内政もやる意味が大いにありましたし(最近の三国志は必要無いから)、戦争では落石が決まったところに落ちないなんてのもありますが、のめりこめました。4で1番印象に残ったのは武将達の顔でしょうか。8、9のようなビジュアル系(笑)のグラフィックからは考えられないほど暑苦しい顔してます。(04.3.8)
評価★★★★★★★★8

ぽん 殿

始めてプレイした三國志です。夏侯惇と夏侯淵が悪人面っぽかったので7をやるまで夏侯惇と夏侯淵は極悪人だと思い込んでいたのもこのシリーズのせいです(決め付け)。4の魅力といえば戦略画面の面白さでしょうか。

訓練をするにしても内政をするにしても戦略画面の城の中でえいやえいや!と仕事をしている所が見えるので非常にやりがいがあります。内政資金がなくなるとサボりだしたり^^; 他国に攻め込まれて訓練コマンドを実行していた武将を駆り出したら残された武将が「一人では寂しすぎるぞ」と寂しがったり。

それらを見るだけで面白いです。また、戦争では火計がシリーズ最強(1除く)を誇り、二万の部隊ですら数日で焼き殺してしまうので火計と天変、風変を使える諸葛亮が他の軍師に圧倒的な力の差を見せ付けていました。

後のシリーズにも登場した落雷が登場したのもこのシリーズ。最初はどの武将も使う事が出来ないけどゲームを進めているうちに突然覚え、しかもそれが何故か董卓や夏侯惇といった猛将が覚えることが多い(笑)。

攻城兵器が登場したのもこのシリーズで門をぶち破る衝車と石を飛ばす発石車が技術次第で作れるようになりました。ただ、衝車は門の下まで行かないと攻撃が出来ないので上から落石されて終了…というのが悲しかった。(04.3.17)
評価★★★★★★★7

魚屋 殿

最もはまった三国志です。最新のものに比べれば、全てシンプルなつくりですが、その分ゲームバランスも良く楽しめます。私は、winのpukで楽しんでいるのですが、やりこんでいる今は、水滸伝武将のみを全員そろえて、経験値をつませて全ての特殊能力をつけることを目指しています。

寿命はエディッターで延ばすものの、時間制限もあり、スリルがあります。海戦と関で戦い、内政の特殊能力は旅人からもらっています。17年目で全ての能力を身につけたのは4人です。一度お試しあれ!(04.10.25)
評価★★★★★★★★★9

日本海 殿

4はなぜか相手のターンを待っているのが辛かったゲームです。マルチプレイをすると友人が裏技で兵を増やし注意しても繰り替えすため、やる気をなくしていたことも印象が強いです。(05.1.6)
評価★★★★★★★7

ヨースケ殿

この時期から完全に光栄はグラフィックによる上書きとキャラゲーとしての新ネタを更新するだけのビジネスモデルにひきこもってしまった。4と同時期に出たのが信長の野望-覇王伝-だったが、この2つでもう光栄はSLGはもとより、ちゃんとしたゲームとして面白いものを作る気は無いなと自分に達観させてくれた。(05.12.4)
評価★★2

いくさ人 殿

4以降の三国志をやったことがないので必ずしも4の評価ではないかもしれませんが、都市ごとに「戦闘都市」「開拓都市」「人材都市」「徴兵都市」「訓練都市」と、かってにわけて、武将を振り分けていました。

「戦闘都市」で捕虜を獲得し、「人材都市」で説得、その際、獲得した武将の能力次第で各都市へ配置。「開拓都市」で金や武器を得、その金で「徴兵都市」で徴兵。その兵を「訓練都市」で四六時中訓練し倒し、その精鋭を「戦闘都市」へ送り込む。そんなラインを作って楽しんでました。特に人材都市名物(?)の「10人がかりで説得」や、「徴兵都市」の暴虐ぶりが個人的にヒットし今でもたまにやってニヤニヤしてます。07.1.22
評価★★★★★★★★8


貴殿の投稿が、この頁を作ります。


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●このゲームを1〜10の数字で評価すると?
 ( )内の言葉は一応の目安ですので、補足があれば上に書いてください。

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