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三國志V |
三國志5 |
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ジャンル 歴史シミュレーションゲーム 発売 平成7年(1995年)コーエー ハード 各種パソコン、WIN、Mac、 哲坊の ★★★★★★★★8 |
三國志シリーズ第5弾は、名声という概念が導入され、民衆の支持を得ることが攻略のポイントとなった。シナリオには「黄巾の乱」がシリーズ初登場。張角兄弟、華陀、于吉などの人物も武将として登場する。戦闘では、おそらく要望の強かったと思われる、魚鱗や鶴翼などの陣形や、部隊の「向き」の概念などが取り入れられた。 ただし、その陣形の効果や相性はかなり極端で、場合によってはあっという間に数千もの兵力が削られたりする。また、君主自らが防御の弱い陣形を用いて単独で突っ込んでくるなどCPUの思考ルーチンのまずさが目立つ。 また、援軍が戦場の端ではなく、真ん中にいきなり出現するのも不自然。領地の移動距離の概念が薄いのが原因だろう。 張角や諸葛亮のように「落雷」「仙術」「幻術」などの特殊能力を持った武将の登場は賛否両論あるが、ゲーム性を高めているので、個人的には良いと思う。 シリーズの中では、比較的バランスがとれており、楽しめる作品であることは確か。プレイステーション版は中国ドラマのハイライトを使った実写ムービー入り。そして、服部氏による音楽はシリーズでも屈指の名曲ぞろい。 とくに、魏・呉・蜀各勢力ごとの戦闘BGMは、臨場感抜群で、三国志の世界にひたれる。曹操や夏侯惇などが、あのテーマに乗って大軍で攻め込んで来たときなどは恐怖さえ感じるほどである。一聴の価値あり。(哲坊) |
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肯定袁術 殿 |
このゲームでは、略奪と徴兵でかなりの軍資金や兵を集めることができ董卓や袁術の暴政プレイでシリーズ中唯一大陸統一ができるものでした。配下に政治力の高い武将の少ない袁術でやっても解決策があったためかなり気に入り、パワーアップキットまで買ってしまいました。
(03.2.13) |
年寄りポッパー 殿 |
黄巾の乱では曹操や劉備などの超一級の人物が配下にできるので、手当たり次第に引抜をかけました。逆に君主に魅力的な人物があまりいないので、大抵新君主でのプレイでした。しかし同時に組み込まれた「妖術」「幻術」の要素はかなり疑問。張角や左慈が城に篭って「どろーん」と術をかますだけで、かなり知力の高い武将でも大混乱になるため、白兵戦の緊張感を台無しにされてムカついた覚えがあります。 個人的にはその他陣営の戦場のテーマが一番軽快でかっこいいと感じたのですが…そうそう、誰も同意してくれないんですが、私はセガサターン版で遊んだのですが、馬超の顔がココリコの田中に見えて仕方ありません。見えませんか?(03.8.26) |
堅 殿 |
上の評価にもありますが、僕は三国志5のBGMは5〜8の中では最高だと思っています。ご存知のとおり、PS版三国志5のサウンドモードのBGM7曲は音楽プレーヤーで再生できますよね。僕はMDにいれて自転車に乗りながら風をきって、三国の世の一武将になった気分で走ってます。それくらいイイんです。三国志5のBGMは!(03.8.26) |
赤グラハリー 殿 |
個人的にはとても面白いと思った。特にシナリオ1の「黄巾の乱」で張角の勢力が異常拡大して、呂布、張遼、甘寧等の名将たちがイカレ妖術師の下で戦ったりしているのにはかなりムカツイタ。 他にも劉備でプレイしたときなどは名声が上がりすぎて1ターンの行動数が増えすぎて「もうすることねぇよ!」なんてこともあった。これはとても笑えるゲームだった。(03.12.4) |
孟勲 殿 |
やはり5の焦点は名声システムと戦争になるんでしょうね。私、5は好きじゃないんです。新君主の私と相性が悪いからかも知れないですが、忠誠度97の趙雲が、曹操陣営に引き抜かれるなんて(使者は張遼)! 戦闘の陣形システムに疑問を感じていた私は、この時点で電源OFF。名曲揃いと評判の5の音楽は、何一つ覚えてません。(03.12.4) |
もょもと 殿 |
僕は5と6しかプレイしてませんが、5の方が断然、個人的な評価は高いです。とくに陣形や複数の都市から援軍、出陣ができた点がよかったです。要望を挙げるなら「補給線」の概念の導入です。 例えば攻撃側は戦争には僅かの兵糧しか持って行けず、残りは戦闘画面の端から本陣まで補給線が伸びていて、毎ターンごとに少しづつ補給される。補給線上に敵軍がいると補給がストップする。これにより守備側の「補給線を断つ」という戦術が実現できると思うのですが。 あとは都市単位のマップですが郡単位にして、京兆イン(長安郡)なら戦闘画面の各城に陳倉城、上圭城など名前がついていたらもっと雰囲気が出たかと思います。(04.8.1) |
日本海 殿 |
5は面白かったですね、しかしやっぱり妖術&幻術が強すぎて、仮想でプレイして公孫サンを使い袁紹に攻め込んだら4人も妖術&幻術をもっておりボロ負け。くやしかった。董卓で暴政を行い名声0のままクリアしましたが、行動数が少ないのではっきり言って面倒でした。(05.1.6) |
ダクシ 殿 |
5はシリーズ中一番好きです。このゲームは何といっても内政・戦争等全てにおいてテンポが良い為中だるみせず終始プレイできる所が良いです。特に領土が広がると面倒くさくなる内政が、一括でできるのは感動しました。天下統一へのテンションが最後まで下がらずにプレイできたのはこのゲームが自分は初めてです。 あと、名声システムは個人的にすごくよかったです。このシステムのおかげでどんな君主でも仁君、暴君になれたのは面白かったです。5を始めてやった時に選んだ君主は群雄割拠時の劉備でしたが、曹操がすぐに李カクを滅ぼし領土を広げるので曹操の兵力・財力が脅威になりすぎてしまい、それに対抗する為に心を鬼にしてやむなく徴兵、略奪を繰り返し…、以降それがクセになってしまい天下統一した時には名声ゼロという劉備らしからぬ終わり方になってしまいました。何か自分の力量を暗示してるみたいで少し落ち込んだのを今でも覚えてます。 それからは個人的に好きな君主である呂布で仁君を目指したりと時間をかけながら遊びましたが、さすがに開始早々孫策に攻められるカウントダウンが始まっている厳白虎(民心低い、兵力低い、配下は能力の低い弟のみ)では仁君になるのは無理でした(笑)。(05.7.14) |
龍真 殿 |
5は面白かったですね。戦争が短期決戦なのがいいですね。今まではちまちまとしか減らなかった兵士が、この作品はたとえ20000の軍勢でも、後方から突撃すれば一気に半減したり…。豪快さがよかったです。また、命令回数制というのも良かったと思います。今までは、武将がいるだけ命令できて、中盤くらいからダレてましたが、5はそういうことがない。またそういう点で、多人数プレイにも向いています。 問題は武将の忠誠と相性の極端さでしょうか。他の方も申されているように、忠誠90後半の武将が引き抜かれるなど日常茶飯事。100じゃないと安心できないという極端さ。ハンドブックなどによると、相性差3以内の武将の忠誠が90あれば引き抜きや索敵にかからないなど、このゲームで忠誠90はほぼ当たり前の数値なのに、このラインを敷くのはちょっと浅はかはでないでしょうか。相性差6の忠誠99の将が引き抜かれたときは、さすがに「マジかぃ」と思いましたが。 あとは管理人様も申されていますが、守備側の援軍がいきなり中央に布陣できるのもマイナスですね。あとは、CPUとプレイヤーの不公平さも、このゲームではかなり目立ちます。CPU同士は敵対100でも同盟結んだり、CPUはプレイヤーには同盟を結びにこなかったり、プレイヤーの国優先的に武将を引き抜いてきたり、CPUを全て敵に回しているような感じがしました。目立つマイナス要素はこんなとこですが、かなり長く遊んだ三国志ゲームになりました。
(05.7.14) |
美髭 殿 |
正直言って、シリーズ最高傑作だと思います。陣形は今まで中途半端な立場にあった武将(武力70クラス)に活きる場を与えたのではないでしょうか。それまで、武力90代をズラッと並べて戦争を仕掛けていたのですが、武力70クラスでも拾得している陣形によっては、彼らでも十分に戦えました。また、特殊能力で【落石】などを持っている武将は多少武力で劣っていても、援軍が駆けつけるまで、かなり持ち堪えてくれたりもしました。 私は何人かの友達と同時プレーをしていたのですが、所有国数が増えて、1国の武将の密度が落ちても、上段のような武将を互いに使いこなすことで、よりリアルな戦闘が繰り広げられました。さらに陣形においては、張飛のような猛将タイプは【鶴翼】などの陣形を拾得しにくい感があり、(逆に、知勇兼備の武将は突撃系の陣形を覚えにくかった)ここにもリアリティーを感じました。マイナス点は、ゲームの中盤以降に登場してきた武将は勇名値の少なさから、所有可能兵指数が少なく、なかなか戦闘で活躍しにくいなどの問題点はありましたが、それでもそう言った不満を十分に凌駕するだけの面白さがあった作品だと思います。(05.7.14) |
南蛮の王 殿 |
武将一人一人の個性がよく出ていると思いました。7、8のように簡単に能力が上昇しないので、武力100武将がゴロゴロ、知力100武将がゴロゴロ、というような飽和状態ができあがりにくいのもポイントでしょう。内政はとにかくシンプルですが、無駄なエフェクトで時間を割かれるよりはいいと思います。戦争はとにかく陣形の使い分けや配置、攻め方、守り方と奥が深い。「幻術」などのスキルはさすがに反則的ではありますが、もしパワーアップキットを持っているなら修正してしまうのも手です。 音楽に関しても相当高い水準だと思います。冬の群星、竜戦、雷龍撃砕、華龍進撃などなど。コンシューマー版は友人宅でプレイしましたが、エフェクトやシステム面で多少改良点があったように思えました。個人的にはWIN版が一番いいと思っております。7以降から入ってきたユーザーにとってはエフェクトのしょぼさ、あまりのシンプルさに低評価を下す人は多いかもしれませんが、私は4〜10とプレイした中で、5は一番完成度が高く、もう一度プレイしたい!と思わせる要素は最も強いと思っております。(05.7.14) |
ヴァルパライソ殿 |
命令回数に限度があるのと、内政が楽なとこが非常によかったです。戦争は、短期決戦型で他の作品と比べると移動力、一回の攻撃での兵士数の減少が半端じゃない! 陣形と特殊能力によっては武力の低い武将でも活躍できるとこがすばらしかったです。呉の文官筆頭の張昭にてこずった記憶があります。音楽も大好きです。PS版パワーアップキットでは、CDプレイヤーで再生できるのでしょうか?07.3.26 |
今典厩 殿 |
曹操の能力が圧倒的です。武力87は過剰だと最初から思ってました。この作品を機に各武将の能力値の見直しが始まったようです。張遼が無双にそのまま登場は・・・顔グラは5〜6から徐々に退化していくのはどういうことか・・・・陣形システムも消えてしまい、5の意義が失われかけていくのはさびしい限りです。 1年くらいで次が出る最近(しばらく出ていませんが)に比べ、非常に作りこんであるのがわかります。PSP移植は英断だと思います。07.12.19 |
無双天神 |
5の良さは、純粋にゲーム性が追求されている点にあります。もし三国志の世界観を味わいたいならば、5よりも6のほうがいいでしょう。まず、賛否両論ある幻術・妖術ですが、これはこれでありだと思います。確かに猛将達が武力の低い仙人達に翻弄されるというのは合点いかんのですが、プレイヤーが使えば強いこと強いこと(笑) 外道ではありますが、自分は遠慮なく利用していました。また軍師が兵二万を持てたり、政略や戦争における計略が効きやすかった点は良かったと思います。呉なんて反則でしたね、水計もあるもんでしたから。また、忠誠が99でも引き抜かれることがあるのはさすがに「勘弁してくれよ」でしたが、こちらもCPUほどとはいかないものの、結構成功したものでしたから、なかなか意義あるものではあったと思います。 戦場での計略は言わずもがな。呂布や張飛相手に伏兵が愉快過ぎるほどに効いてくれます。CPUは毎度インチキで強くなっている観があるのですが、5はプレイヤーがそれにある程度対抗出来たということで、稀有の例だったと思います。黄祖が援軍到着まで落石で頑張ってくれたのはいい思い出です。09.2.18 |
雲南大王 |
ただ今、暇に明かせてXP上で遊んでます。何度やってみても面白い、完成度の高いゲームです。自分はいつも新君主、雲南に拠点を置き、成都を奪って領土拡大のスタイル。 大体の事は他の評者さんが書いている通りですが、私の気になった点を一つ。敵君主の領土(補給線)を分断し、本国からの指令をぶった切ったにも関わらず、孤立領土に敵将が移動しているところ。バグですな。 まあ、不完全なところと言えばこれくらいかな。他にはPS版では敵国が攻め込んできた時にその国の内情(同盟国、保有武器など)が覗けたのもバグかもしれないが面白かった。音楽は最高レベルですね。発売当時、相当の意気込みで作り込んでるのが、この音楽からも分かります。09.2.18 |
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